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母と娘の入れ替わりという、ファンタジック・コメディ。ディズニー作品らしく、コミカルな中にもハートフルな仕上がりになっています。
1978年ジュディ・フォスター主演「フリーキー・フライディ」のリメンク版とのこと。
母親のテス・コールマンは謹厳な精神科医。一方の娘アンナは年中反省室行きの問題児で、ロック・バンドに夢中な現代的高校生。２人はいつも意見が合わず、ぶつかりあってばかり。
そんな２人が中華料理店でクッキーを食べたところ、なんとお互いの身体と中身が入れ替わってしまったからさぁ大変。しかも、明日は母親テスとライアンの結婚式。
お互いの気持ちが理解できず喧嘩ばかりしているのなら、一度入れ替わってみればお互いの状況・気持ちがよく判るのでは？ というストーリィ。
ドタバタ部分も充分楽しめますが、最後はお互いの家族愛を理解しあってのハッピーエンドということろが、いかにもディズニーらしい。
本作品はそんなストーリィ自体より、母と娘の入れ替わりという主役２人の演技ぶりが見処。
何と言っても、外見は母親なれど中身は娘という役を演じるジェイミー・リー・カーティスの芸達者ぶりが見応えあります。このジェイミー・リー・カーティスという人は、トニー・カーティスとジャネット・リーの娘さん。
一方、外見は娘なれど中身は母親という役を演じるリンゼイ・ローハンも、若いながら見応えのある演技ぶり。「ファミリー・ゲーム」で一人二役の双子を演じていましたが、これからの活躍が楽しみです。
2004.11.20
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