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「中国は2020年で終わる-変見自在-」 ★★ | |
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「週刊新潮」連載中の超辛口名物コラム、第14弾とのこと。 著者の著述を読むのは本作が初めてなので、その内容は全く知りませんでしたが、実際に相当辛口、というよりむしろ辛辣、という方が相応しいくらいです。 特に朝日新聞の記事、報道姿勢に対して。 見方を変えるとこんなにも意見は違うものか、とまず驚きます。 まぁ新聞の記事をそのまま鵜呑みにするつもりは元々ありませんが、どんな記事にしろよく考えて読まなくてはいけないな、と改めて感じる次第です。 題名から、今年の中国の動向について論じたものと思い込んでしまったのですが、内容はかなり幅広い。 日清、日露戦争から太平洋戦争まで、また中国だけに限らず欧米からアジア・中東までと、地域・時間とも幅広く論じています。 もっとも共通する軸があり、それに沿ったものですが。 米国、中国、韓国について語っている部分は、とくに関心を持って読んだところです。 ※本書収録のコラムは「週刊新潮」2018年8月から19年8月まで。 はじめに/1.今日も朝日にウソが載る/2.世界に蔓延るデタラメの数々/3.非道国家はますます健在/4.歴史を知れば全てが分かる/5.困った隣人とどう向き合っていくか |