綿矢りさ作品のページNo.1


1984年京都府京都市生、京都市立紫野高校、早稲田大学教育学部卒。本名:山田梨沙。2001年高校3年生の時「インストール」にて第38回文藝賞を受賞し作家デビュー。早稲田大学在学中の04年「蹴りたい背中」にて 第130回芥川賞、12年「かわいそうだね?」にて大江健三郎賞、20年「生のみ生のままで」にて第26回島清恋愛文学賞を受賞。
※文藝賞は、堀田あけみ以来20年ぶりの史上最年少17歳。芥川賞は、丸山健二以来37年ぶりの史上最年少19歳での受賞。


1.インストール

2.蹴りたい背中

3.夢を与える

4.勝手にふるえてろ

5.かわいそうだね?

6.ひらいて

7.しょうがの味は熱い

8.憤死

9.大地のゲーム

10.ウォーク・イン・クローゼット


手のひらの京、私をくいとめて、意識のリボン、生のみ生のままで、オーラの発表会、あのころなにしてた?

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1.

●「インストール」● ★★     文藝賞


インストール画像

2001年11月
河出書房新社
(1000円+税)

2005年10月
河出文庫化



2002/04/21

本書は、最年少での文藝賞受賞として、話題になった作品。
一応読んでおこうか、くらいの気持ちで読んだのですが、読んだ甲斐はあった、というのが正直な感想です。

最初、文章の綴り方が気になったものの、主ストーリィが展開し始めると、そんなことは少しも気になりません。
受験勉強に嫌気がさし不登校を始めた女子高生が、同じマンションに住む小学生と知り合い、コンピュータを使って2人で風俗チャットのバイトを始める、というのが本書ストーリィ。
主人公である女子高生が抱えた閉塞感、チャットなどは、如何にも現代ならではのこと。しかし、そんな閉塞感を直截に書かれてしまうのは、ちょっと辛い。
結局、両方の親に見透かされていたことを知り、元の生活に戻ることを決める。その復元力には若々しい健全さが感じられ、印象は爽やかです。
なお、パソコン操作が巧みで、風俗チャットさえも平然とこなしてしまう小学生というのは、非現実的としか思えませんが、役にちゃんとはまっているところが面白い。
堀田あけみ「1980アイコ十六歳
と比べると、時代の違い故変わったところもありますが、主人公像の新鮮さという点では、共通するものを感じます。

※インターネットを題材にしたストーリィでは、相手方となる男性は子供になりがちなのでしょうか。永嶋恵美「せん−さくを思い浮かべます。

    

2.

●「蹴りたい背中」● ★☆     芥川賞


蹴りたい背中画像

2003年08月
河出書房新社

(1000円+税)

2007年04月
河出文庫化


2003/10/12

文藝賞受賞後の第一作。
本書は、高校に入って早々、クラスから浮き上がってしまっている女の子、“ハツ”を描く作品。
クラスの女の子たちのおしゃべり、仲間意識が嘘っぽく感じられて仕方がない。その為、仲間に入れず、疎外感がますます強まっているというのが、ハツ(長谷川)の現状。
そんなハツがクラスの中で見出したのが、同じく余り者になっている男子生徒“にな川”。しかし、彼が浮き上がっているのは、人気ファッションモデルのオリチャンにすっかり没頭している所為。余り者の共通意識と奇妙なもの見たさから、ハツはにな川に惹かれていきます。

それなりに自分の趣味に没頭しているにな川、同級生たちと協調しながらかつハツとも訣別することない親友の絹代。その2人の中間にあって、ハツの望むものははっきりしていない。そんな閉塞感、苛立ちが、ハツから感じられます。
イヤなものはイヤだ、でも何を望んでいるのか言い表せない、そんな感情は高校生故のものでしょう。その意味で、本ストーリィは著者ならではのものですが、ハツの自問が多い分、前作のような清新さは感じられません。

     

3.

●「夢を与える」● ★★


夢を与える画像

2007年02月
河出書房新社
(1300円+税)



2007/05/25



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本書刊行当時どうしようかと迷いつつ読むのを見送ることにしたのですが、それなのに今回読んだのは、予想した以上に話題作となったこと、図書館では予約多数だったもののたまたま他所で借りる機会が得られたから。

読み始めてからようやく、どうして見送ろうと思ったのかその理由に気づきました。その理由は、芸能界絡みのストーリィは好きじゃない、という単純な理由です。
アイドル性を見い出されて芸能界に足を踏み入れた少女が行き着く先は、結局業界関係者にいいように利用され、自分を消耗し傷ついて終わってしまうという結末になりがちだから。
ずっと以前に、やはりこうしてアイドルとなった女の子を主人公とした小説を読んだことがあります。それは、小林信彦「極東セレナーデ」
その主人公は、いわゆる可愛い子ちゃんタイプではなく、物珍しい知的アイドルとして売り出された女の子。結局は事務所側に都合よく利用されただけで業界から抹殺されてしまうところまで追い込まれるのですが、彼女と彼女と気持ちを通じた仲間たちがリベンジを約束したところで終わるストーリィだったと思います。
好きな作品ではあったものの、こうした芸能界絡みの小説はもう読みたくないと思ったのも事実。そんな理由をすっかり忘れていました。

本書ストーリィは、日仏混血の父親と日本人の母との間に生まれた夕子がチーズ会社の半永久的なCM出演を契約したことでブレイクし、アイドルタレントの道を昇っていくストーリィ。
この夕子の入り込んでしまった隘路が人気アイドル皆に共通する実情とは思いませんが、何も知らない子供の頃に芸能界に入っていつも周囲は大人ばかり、同世代の子供たちと気持ちを通わせることができないまま思春期を迎えることになる境遇では、夕子のような深い傷を負う結末は十分ありうることではないかと思います。

私としては読みたいとは思えない類のストーリィですが、ストーリィの中にどっぷり引き込まれたことは事実。3作目にしてこれだけ読み応えある長篇にして、夕子という少女の内面を18年間にわたり深く抉った作品を書いた綿矢さんの才能は、凄いものだと思います。
「夢を与える」という題名は、夕子がインタビューの際に繰り返し使うことになる言葉です。しかし、それが事実ではなく虚構に過ぎないと判った時、なんと恐ろしい言葉かと思うのです。
読み終えたすぐ後から、「夢を与える」という本書題名が読み手の心に重たくのしかかってくるようです。 

     

4.

●「勝手にふるえてろ」● ★★


勝手にふるえてろ画像

2010年08月
文芸春秋刊
(1143円+税)

2012年08月
文春文庫化


2010/09/12


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主人公は26歳の平凡なOL、江藤良香
今まで男性との恋愛経験なく高齢処女の主人公が、中学時代の片想い相手と、交際を申し込んできた会社の同僚との間で心揺れる様子を描いたストーリィ。
男性経験がない所為か、極端な形にブレる主人公の行動ぶりがユニークで面白い。

恋人なら○大生、結婚するなら○大生とは、私が若い頃よく聞いた言葉。
最初は、今さらそんな古いパターンでのストーリィ展開かと思ったのですが、どうやらそんな単純な話ではないようです。
好かれていなくてもあくまで好きな相手を追い求めるか、好みではないものの告ってきた安全パイを選択するか、結婚適齢期のOLとしては究極の選択課題なのかも。
名前を呼ばず、片想い相手を“イチ”、告ってきた同僚を“二”と呼ぶセンスも端的で楽しい。

前半・中盤とありきたりに進むものの、終盤で急展開。
そう来るかぁ!と思わず叫んだ気がするのですが、その展開がストンとツボにはまった感じ。それが痛快です。
綿矢さんの初々しく、若々しい文章も久々に味わえて快感。

※なお、経理課の女性ならこう、とパターン付けるのも、男性の勝手な思い込みでしょうね。

          

5.

●「かわいそうだね?」● ★★☆       大江健三郎賞


かわいそうだね?画像

2011年10月
文芸春秋刊
(1300円+税)

2013年12月
文春文庫化



2011/11/16



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恋人、親友との関係の中で何故か耐える立場に立たされてしまった主人公。でもこれって理不尽じゃない? 仕方ない?
自分にとって酷な状況にもかかわらず、何故か自分を納得させてしまおうとするところが素直と云うべきか、人が好いというべきか、とにかくコミカル。
そんな女子ものストーリィ、2篇です。
 
表題作の
「かわいそうだね?」
恋人の
隆大、元恋人のアキヨが就職活動中で住む家がなくて困っている、ついてはその間自分の部屋に居候させてやりたいと言い出し、現恋人の樹理恵は仰天。
自分が今愛しているのは樹理恵だけ、アキヨとヨリが戻るなんて有り得ないと隆大は断言するが、そんなことってあり? 米国育ちの隆大にとっては自然なことなのか、隆大のことを信用できない自分が悪いのかと、樹理恵は混乱します。
「かわいそう」という言葉は、樹理恵がアキヨに対して思う言葉であると同時に、後輩女性から樹理恵が言われる言葉。「かわいそう」という言葉の使い方が絶妙です。
本篇では最後の場面がとにかく痛快、スキッとします。やはり人間はこうなってこそ、喜びもあるというものです。

もう一篇の
「亜美ちゃんは美人」も、表題作に負けず劣らず上手さの光る作品。
主人公の
さかきちゃん、美人の部類に入る方だというのに、超美人の亜美ちゃんが親友としていつも傍にいるため、割りを喰うことばかり。
ところが大学を卒業して2年後、新しい恋人に会って欲しいと亜美ちゃんから頼まれ、その彼氏に会ったさかきちゃん、唖然。何で・・・・。
女子2人の複雑で微妙な友人関係を描いて、こちらもお見事。

コミカル、でもちょっと・・・。でも最後にスカッと解き放たれたような痛快感、爽快感がコミカルな味わいと溶け合って、読み甲斐のある作品に仕上がっています。
綿矢りささん、やはり上手い!

かわいそうだね?/亜美ちゃんは美人

         

6.

●「ひらいて」● ★★☆


ひらいて画像

2012年07月
新潮社刊
(1200円+税)

2015年02月
新潮文庫化



2012/08/19



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他人をなぎ倒してまでという、女子高生の抑えられない衝動的な恋の行方を描いた恋愛小説。
高校生から始まって大人の世界へと進んできた綿矢さん、今更何で高校生?と思ったのですが、後先考えず盲目的に恋に突っ走るところは、やはり高校生に相応しいのでしょう。

主人公は勝気な性格の女子高生=
木村愛。その愛が恋した相手は、風変わりな名前をもった同級生=西村たとえ。しかし、そのたとえには、既に中学時代から付き合っていた相手=美雪がいた。
他クラスにいるその美雪は、免疫性疾患から糖尿病を患い一日3回インシュリン注射が欠かせない。何でもないことだと伝えようとしたことがかえって同級生たちの反感を呼び、ずっと孤立している女生徒。
たとえのことがあって、意図的に美雪に接近した愛ですが、そのことから思わぬ事態が生じて・・・・。
その予想外の出来事は、読み手だけでなく、愛自身も思いもしなかったことというのが、自己抑制の効かない高校生らしく、面白いところ。
愛の暴走的な行動は美雪とたとえの2人も巻き込んで・・・・というストーリィ。

しかし、愛の暴走的な行動が美雪とたとえのプラス面を引き出したといえる結果は、本ストーリィへの充足感を生んでいます。
当初は高校生のありきたりな三角関係を描いたストーリィという印象でしたが、終盤に至っては圧倒される思いでした。
本作品からは、どんな過程を経ようと、自分の心を開いて見せることは大切なこと、という作者のメッセージを感じます。
なお、本作品では登場人物の目の表情について幾度か言及されているところが見逃せません。まず目から感情は表れるものですから。
高校生の恋愛ストーリィという題材を超えて、お見事! お薦めです

               

7.

「しょうがの味は熱い」 ★★☆


しょうがの味は熱い画像

2012年12月
文芸春秋刊
(1200円+税)

2015年05月
文春文庫化



2013/01/08



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同棲関係にある若い男女2人の、思いのズレを描いた中篇2作。
主人公は、アルバイト勤めの
小林奈世と、会社員で営業職の田畑絃
「しょうがの味は熱い」は同棲して半年という時期。
最初の熱気が冷めてみれば2人の性格および考えていることは大きくズレていて、相手に物足りなさを感じ、あるいは持て余しているという風。
ひとつベッドに寝ながら、というシチュエーションにて、2人各々のまるで真逆と言えるような思いを語らせているところが、実に上手い。
「自然に、とてもスムーズに」は、上記2人の3年後。未だ同棲という関係が続いていて、奈世としては結婚に向けてシビレが切れかかっているという状況を描いています。

同棲と結婚はどう違うのか。同棲を結婚に至る前段階と女性側は考えていたようですが、どうも男性側の考えは違ったようです。同棲は同居であってイコール結婚ではない、と。
結婚する気があるなら最初から結婚すればよい訳で、そうではないから“同棲”なのではないか、そこに根本的な問題がある筈と考えるのは私の世代だからでしょうか。一口に同棲といってもそこは色々でしょうけれど。
そもそもお互いの考えを明確にしないまま始めた同棲のようですし、また最初の時点でそれを明確にしようとしたら同棲には至らなかったのではないか、という未成熟なところが2人にはあります。
だから難しい、と言ってはそれでお終いですが、その辺りの微妙な綾を繊細かつ詳細に描き出しているところがお見事。

女も男も、お互いに大変だなぁ・・・・。もっとも同棲のみならず、結婚についても同じことが言えると思いますが。

しょうがの味は熱い/自然に、とてもスムーズに

                

8.

「憤 死」 ★★☆


憤死画像

2013年02月
河出書房新社
(1200円+税)

2015年03月
河出文庫化



2013/04/01



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綿矢さん初の短編集。
冒頭の
「おとな」はスッと読者の気持ちを惹きつけるオードブルのような篇。
「トイレの懺悔室」「人生ゲーム」は、主人公が男の子時代から始まる男性、という処が綿矢作品としては珍しい。

「トイレの懺悔室」は田舎での子供時代、近所の“親父”との関わりを描いた篇。てっきり地蔵盆における数珠回しという風習にまつわる思い出話かと思ったのですが、結末はなんとまぁ。あの綿矢さんがこんな持ってき方をするのかと驚きでした。

「憤死」は、小中学校時代の同級生が自殺未遂をして入院していると聞いた主人公が見舞いに訪れるというストーリィ。
決して仲が良かった訳ではなく、むしろ反感を抱くことも多かった間柄なのですが、本ストーリィの展開には主人公ならずとも思わず愉快になってしまう気持ちを禁じ得ません。“憤死”という言葉の面白さが判るのはその後になってから。

「人生ゲーム」は一時期に流行ったボードゲームを題材にしたストーリィなのですが、何とまぁ、そして然も有りなん。
 
上記3篇とも、冒頭の印象からは全く意表をつくストーリィ展開のうえに、その持って行き方が実に巧妙かつ上手い! まるで鮮やかなマジックを見るかのようです。その意味ではストーリィ・マジックと言って良いくらいかもしれません。
3篇とも全く異なる趣向、僅か一冊の中で3通りもの異なる趣向の、これ程質の高いストーリィを楽しめるなんて、何と贅沢なことでしょうか。
綿矢さんの上手さが極め付けに光る短編集、お薦めです。

おとな/トイレの懺悔室/憤死/人生ゲーム

                     

9.

「大地のゲーム」 ★★


大地のゲーム画像

2013年07月
新潮社刊
(1300円+税)

2016年01月
新潮文庫化



2013/08/21



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綿矢作品としては予想外の近未来小説。舞台となる場所は定かではないが、少なくとも日本国内らしい。
夏のある日に大震災が発生し、その傷がまだ癒えていない時期。しかも1年以内に再度大震災が起きことが予想されている、という状況が本ストーリィの舞台背景。
本作品は、そうした状況の中で震災後大学キャンパス内に留まった学生たちの姿をが描き出します。

リーダーとなる学生が出現し、そのアジテーターに応じる学生たち。その姿はかつての学生運動を彷彿させます。
と言っても私自身、学生運動がほぼ沈静化した時期に大学生となった身ですから当時の空気を体験として知っている訳ではありませんが、こんな風なものだったのではないかと感じられます。
大学構内という一般社会からちょっと切り離された場所だからこそ、家族への責任がなく自分一人のことだけを考えていればいい身分だからこそ、こうした空気が広がり易いのだろうと思います。
だからといって全員が同調している訳ではないのですが、同調しない者は黙っている他ない。批判する様な空気を纏えば、マリのように皆から追い回されかねなかったのでしょうか。
そんな雰囲気が醸し出される、閉鎖された大学生社会を描き出すことを主眼とした作品のように感じます。

カリカチュアするように、主要な登場人物は
マリを除き、「私」「リーダー」「私の男」とう名称で呼ばれます。
ストーリィに少々戸惑いを覚えるものの、ストーリィ運びは流石に上手い!

     

10.
「ウォーク・イン・クローゼット」 ★★


ウォーク・イン・クローゼット

2015年10月
講談社刊

(1400円+税)

2017年10月
講談社文庫化



2015/11/10



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友情と男女関係を、コミカルかつ対照的に、そしてリアルに描き出した中編2作。

「いなか、の、すとーかー」は、コミカルで悩ましい篇。
故郷に戻り陶芸家になって3年の
石居は、TV取材を受けたことから一気に注目度アップ。その成果か、砂原美塑乃という女性ストーカーに付きまとわれるようになって困惑。
悪友の
すうすけ、幼馴染で4歳年下の果穂に相談しながら事態収拾に頭を悩ませるのですが、思いもしなかった事態が・・・。
悪いのは石居なのか、女性の方なのか。正解がある訳ではないところが何とも悩ましいところ。

「ウォーク・イン・クローゼット」は、28歳のOLである早希を軸に、幼馴染でランジェリーモデルから今や人気タレントになっただりあ、フラレて今は男友達という位置にあるユーヤという3人の友情とそれぞれの男女関係を、皮肉っぽくコミカルに描いた篇。

すぅーっと、面白く読んでしまう2篇ですが、共通する点を見い出そうとすれば、次の様なことか。
取り澄ましてお互いに駆け引きしあっている男女関係より、素のままでいられる友達関係の方が重要なのではないか。
洗濯が趣味という早希を始め、だりあ、ユーヤも、自分の喜びを中々恋人に理解して貰えないようですから。
他人の望みに合わせて生きるのか、それとも自分の楽しみを大切にするのか。いやはや、人生とは中々難しいものです。

いなか、の、すとーかー/ウォーク・イン・クローゼット

   

綿矢りさ作品のページ No.2

   


   

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