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●「まことの人々」● ★★ |
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2011/10/11
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主人公の彼女、大学の演劇サークル部員。 風変わり、という印象をまず受ける作品です。 不気味な気分が高まっていく中で劇中劇「まことの人々」に突入するのですが(主人公は観客の一人)、舞台上にあるエドモン軍曹の迫力が凄い! まさに鬼気迫るというか、圧倒され尽くすというか、壮絶のひと言に尽きます。 落ち着いてから振り返ると、短い登場場面にもかかわらずシェイクスピア「リチャード三世」にも劣らないリアル感、存在感を示していたと判るのですが、それだけでも大したもの。 |