William Shakespeare お薦めページ

 

シェイクスピアについては、坪内逍遥以来多くの訳者がいますが、私自身は小田島雄志訳に こだわって読んできましたので、ここでは小田島訳をベースにご紹介します。

 

おっと、その前にシェイクスピアを楽しむための恰好の案内書をご紹介します。

小田島雄志 「小田島雄志のシェイクスピア遊学」 (白水社)

中野好夫  「シェイクスピアの面白さ」    (新潮選書)

 


 

  A.シェイクスピアをテーマ別に読んでみましょう

恋愛における女性の変貌ぶり

ロミオとジュリエット

「むこうは東、とすればジュリエットは太陽」

恋愛は思い込みから始まる(ナツカシクモアル)

トロイラスとクレシダ

「あれはクレシダであって、クレシダではない!」

恋を乗り換えられた男の嘆き(ムダなこと!)

アントニーとクレオパトラ

「どのくらいと言えるような愛は卑しい愛に過ぎぬ」

熟女の代償は高い(ローマ帝国ダッタトハ!)

 

恋愛における手練手管

男性優位型

じゃじゃ馬ならし

 

女性優位型

お気に召すまま

恋の骨折り損

どっちもどっち型

から騒ぎ

 

奉 仕 型

十二夜

終わりよければすべてよし

人 妻 型

ウィンザーの陽気な女房たち

 

 

イギリスの歴史 (139?〜1485)

バラ戦争の起因

リチャード二世

 

 

−中間期−

ヘンリー四世・第一部

同・第二部

 

百年戦争(第二次)

ヘンリー五世

 

 

百年/バラ戦争

ヘンリー六世・第一部

同・第二部

同・第三部

バラ戦争の終結

リチャード三世

 

 

 

4大悲劇

ハムレット

オセロ

リア王

マクベス

※「ロミオとジュリエット」は4大悲劇に 含まれていません

 

  B.他の文学作品等と比較してみましょう

シェイクスピア喜劇全般

モリエール喜劇全般

勧善懲悪と現実寛容

「ハムレット」

「ドン・キホーテ」

優柔不断と猪突猛進

「ヘンリー四世・第一部」

アルト・ハイデルベルク

どちらも王子の青春ドラマだが、男性的主人公と女性的主人公

「お気に召すまま」

「ロビン・フッドの冒険」

アーデンの森で恋愛ごっこと
シャーウッドの森で戦争ごっこ。どちらも反政府活動だった!

「間違いの喜劇」

ふたりのロッテ

2組と1組の双生児騒動。当然2組の方が混乱は大きい

「終わりよければすべてよし」

「カンタベリー物語」

カンタベリーの中に同じような話があったような...

シェイクスピア劇

日本の歌舞伎

「女優は当時いなかった」と、「女優は今もいない」

 

  C. シェイクスピア全戯曲リスト

 

  D. シェイクスピアに関するエッセイ・評論、そして小説

   

  E.語りなおしシェイクスピア(集英社)

         


 

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