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●「裁判員法廷」● ★ |
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2010年05月 2008/03/15
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2009年からいよいよ始まる裁判員制度。本書はその裁判員制度を先取りした法廷ミステリ。 法廷での検事と弁護士の丁々発止のやり取りを描いた「審理」、有罪か無罪かの意見が分かれ裁判官3人+裁判員6人が評議を尽くす「評議」、被告人が有罪を主張し弁護士が無罪を主張して裁判員が困惑するという「自白」という、3つの事件、3つの事件パターンという3章構成。 法廷を構成する裁判官は、藤巻脩吾裁判長に、40代女性の玉村君枝、若手でお調子者のきらいある青井涼太という陪席裁判官。 プロローグにかわるメッセージ/審理/評議/自白/あとがき−あるいは好事家のためのノート |