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12.負けるもんか−正義のセ−(文庫改題:正義のセ4)

【作家歴】、ウメ子、恋する音楽小説、屋上のあるアパート、マチルデの肖像、スープ・オペラ、婚約のあとで、ギョットちゃんの冒険、うからはらから、正義のセ、正義のセ2、正義のセ3

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ときどき起きてうたた寝し、メダカの花嫁学校、男は語る、あんな作家こんな作家どんな作家、きりきりかんかん、どうにかこうにかワシントン、阿川佐和子のお見合い放浪記、おいしいおしゃべり、蛙の子は蛙の子

阿川佐和子著作のページ No.1


阿川佐和子のこの人に会いたい、無意識過剰、ああ言えばこう食う、旅の素、阿川佐和子のアハハのハ、いつもひとりで、ああ言えばこう(×嫁)行く、吉右衛門のパレット、
阿川佐和子のガハハのハ、佐和子流人生の磨き方

  阿川佐和子著作のページ No.2


いい歳旅立ち、もしかして愛だった、阿川佐和子のワハハのハ
、モテたい脳モテない脳太ったんでないのッ!?、トゲトゲの気持、オドオドの頃を過ぎても、けっこん・せんか、ピーコとサワコ、空耳アワワ

阿川佐和子著作のページ No.3


アガワとダンの幸せになるためのワイン修行−ゴージャスワイン編、アガワとダンの幸せになるためのワイン修行−カジュアルワイン編、男女(オスメス)の怪、阿川佐和子の会えば道づれ、グダグダの種、阿川佐和子の会えばなるほど、阿川佐和子の会えばドキドキ、この人に会いたい8、聞く力

阿川佐和子著作のページ No.4

 


                   

12.
「負けるもんか−正義のセ− ★☆
 (文庫改題:正義のセ4−負けっぱなしで終わるもんか!−)


負けるもんか

2015年06月
KADOKAWA刊

(1400円+税)

2017年09月
角川文庫化


2015/07/24


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女性検事=竹村凜々子の成長を描くお仕事小説正義のセ第4冊目。

今回の凜々子の赴任先は兵庫県尼崎支部、そして筆頭検事という位置付です。
さっそく飛び込んできたのは、中年主婦が夫を錫製のジョッキで頭を殴り死なせてしまった事件。果たして事故か殺人か。
それに続くのは、大学の教務課女性職員が某教授の研究室から転落死した事件。自殺か他殺か。そして何か隠された事情があるのか。
2番目の事件を担当する中で、凜々子は検事としての成長度を問われることにもなります。
事件の真相を追求するという点ではサスペンス小説に共通する展開がありますが、そういった印象を殆ど感じないのは、本書の本質がやはり“お仕事小説”だからでしょう。

初めて関西に赴任した凜々子が感じる違和感は、関西に転勤した関東人が共通して抱く感覚ではないかと思います。
それでも良き仕事仲間※を得て、拙いながら関西弁をも操るようになった凜々子には、素直に良かったねと言いたい。
(※立会事務官の
榎戸治、 110番担当の婦人警官=三上虎子、兵庫県警刑事に青井文彦といった面々)

1.アマの虎/2.アインシュタインとネズミ男/3.凛々子、北へ!

   

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