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「にんにく雑学」

ニンニク(蒜、大蒜、葫、学名: Allium sativum)ネギ科の多年草.球根を香辛料として用います。また生薬としてもしられています。生薬名は大蒜(たいさん)。英語では、ガーリック( garlic)。語源は困難を耐え忍ぶという意味の仏教用語の「忍辱」ということです。
「にんにくの性質と効能」
生薬として効能は、脾臓・胃・肺に作用するいわれ、体を温め、血のめぐりの改善、健胃、体力増強、滋養強壮に薬効ありとされています。悪性の腫れ物、腹痛、嘔吐、下痢、咳止め、食欲不振、解毒、駆虫などに効能があるといわれてきました。 現代の中国医学でも、コレステロール値降下、動脈硬化予防作用、抗癌・抗腫瘤作用、さらに、癌細胞の成長抑制、免疫力向上に効果ありとされています。
注意事項としては、生のニンニクの食べ過ぎは、貧血、視力の低下、胃腸に悪影響をあたえます。
また、ひらたくいって、風邪にかかりにくくなる、非常に元気になりスタミナもつく、など体力増強にいいと、一般にいわれています
サプリメントとして、また食用として、強壮、健康増進、抵抗力増強などの効力を求めて、摂取する人々が増えているわけです。

「スコルジニンとアリシン」 にんにくの栄養成分としてスコルジニンとアリシンがあります。スコルジニンは、体内の栄養素を燃焼させてエネルギーに変え、ビタミンB1の効力を高めます。また、アリシンはもともとアミノ酸の一種のアリインという物質で、このアリインが「にんにく」特有の臭いのもととなります。アリシンは、胃腸の働きを良くし、風邪(かぜ)の予防、老化防止にも効果があるといわれています。 その他の成分:オリゴ糖・フラクトオリゴ糖・カリウム・ビタミンB6など。

「にんにくの匂い」 ニンニク臭は、アリインという元は無臭の化合物がふくまれ、また別の細胞にアリナーゼという酵素があります。ニンニクを切ると細胞外に出たアリナーゼとアリインは反応しあい、アリナーゼの作用によりアリインは「アリシン」に変化します。このアリシンがニンニク臭のもととなります。
一面では、食材としてこの香りが料理を引き立てます。にんにくの料理への利用法は、多くのレシピが、本やインタネットでも紹介されていますからご参照ください。
ニンニクの臭いを減らす食べ方としては、アリシンが空気に触れて酸化する時に臭いが発生するので、ホイル焼きにしたり、揚げニンニク、蒸しニンニクなど、また電子レンジで薄皮ごと加熱するのも有効です。
にんにくを食べた後の口臭対策としては、 緑茶、紅茶、ウーロン茶、ハーブティー、コーヒー、牛乳を飲むといいといわれてきました。また、口臭除去剤も市販されています。
よく知られている栄養食品では、「にんにく卵黄」や「黒にんにく」があります。 いずれも強壮・健康増進に効果のあるサプリメントです。また、にんにく特有の臭いがなく 、たべやすい健康食品といえます。
   



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