よくある台詞集
The Force is strong with...:フォースが〜のもとで強い/〜はフォースが強い |
別掲のthe Force is with...とよく似た表現ですが、こちらにはstrongという語が入っています。フォースは宇宙中に充満し、流動するエネルギーということですので、誰か個人の物ということはありません。その人個人のフォースが強いというのではなく、その人個人のまわりではフォースの勢いが強いということでしょうか。
- (4) ベイダー:ルークのXウィングを相手にして
VADER: The Force is strong with this one!
(こいつはフォースが強い!)
- (5) 皇帝:ベイダーとの通信で
EMPEROR: The Force is strong with him. The son of Skywalker must not become a Jedi.
(あやつはフォースが強い。スカイウォーカーの息子をジェダイにしてはならん。)
- (6) ヨーダ:ヨーダが死ぬわけないと言うルークに
YODA: Strong am I with the Force... but not that strong! Twilight is upon me and soon night must fall. That is the way of things ... the way of the Force.
(フォースがあるからわしは強いか...そんなことはない! もうわしは夕暮れにおる。すぐに夜がせまって来る。それが物事の道というもんじゃ...フォースの道じゃよ。)
このヨーダの台詞は他とはちょっと違いますが、似ているので載せました。ヨーダの話し方は独特で、通常の語順とは違っています。これによって、ある種古めかしい、仙人のような雰囲気を出しているのでしょう。この台詞を正しい語順になおすと、I am strong with the Forceとなります。ここでは、フォースの強さを言うのではなく、ヨーダ自身の強さについて話しているので、このような文になっています。
- (6) ベン:ルークに父親のことを語って
BEN: When I first knew him, your father was already a great pilot. But I was amazed how strongly the Force was with him. I took it upon myself to train him as a Jedi. I thought that I could instruct him just as well as Yoda. I was wrong.
(初めて会った時、君の父さんはすでに偉大なパイロットだったよ。だが私が驚いたのは、彼のフォースの強さだった。私は思い切って、彼をジェダイとして訓練した。ヨーダのようにうまく指導できると考えていたのだ。だが間違っていた。)
構文的には別掲のthe Force is with... に副詞stronglyが付いた形ですが、意味の上からここに分類しました。ベンは、ルークの父親は会った時から優れたパイロットだと言います。「ファントム・メナス」ではアナキンは子供ながら、ポッドレーサーを操り、戦闘機で戦艦を撃沈させるなど、ずば抜けたパイロットの腕を見せます。
- (6) ルーク:レイアが妹であることを打ち明けて
LUKE: You're wrong, Leia. You have that power too. In time you'll learn to use it as I have. The Force is strong in my family. My father has it...I have it...and...my sister has it.
(そんなことはないよ、レイア。君にもその力があるんだ。いつか君も僕みたいに使い方を学ぶといい。僕の家系はフォースが強い。父も...僕も...それに...妹も。)
- (1) クワイ=ガン:旅立つ決意をするアナキンに
QUI-GON: You are strong with the Force, but you may not be accepted by the Council.
(お前はフォースのおかげで強いが、評議会が受け入れるとは限らん。)
これは前述のヨーダの台詞と同じで、人物の方に焦点が当った表現です。
- (1) キ=アディ:アナキンのテスト報告で
KI-ADI: The Force is strong with him.(この子はフォースが強い。)
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Ver.1 1999.12.12
フォースのともにあらんことを
ベン・アンティリーズ