2001年筑波決戦

決戦を翌日に控えた24日の朝、直前情報でお伝えしたようにブレーキとラブルを抱えた友人Tが急遽ブレーキ整備をやっていた。これが終るまで長岡勢は出発できない。3連休の最終日に東京方面へ向かうわけで、強烈な渋滞が予測される。さっさと出発したいんだけど...(^^;


ブレーキを直したり、いきなりバルタイを変更したりしてる友人T号。

なんとか修理を完了し、出発したのは昼を回った頃だった。友人Tと私は下道をトロトロと走っていたのだが、国道を40Km/hで走るサンデードライバに阻まれてマジでトロトロ。ギャップで跳ねまくる友人Tがキレて高速道路に乗ってしまった。その後、某SAでホーリー氏と合流し、更に群馬側でF氏が待つSAへ向かって走り続ける。上信越道路と合流したところで一気に大渋滞となり、更にその先では事故渋滞も有るらしい。F氏と合流した我々はさっさと高速を降りてマニアックな下道を走って筑波サーキットを目指した。いつものホテルに到着したのは19時を過ぎた頃だったろうか。例年なら23時30分頃に到着して朝まで飲んで二日酔いでサーキット入りするハメになるのだが、学習した我々は素晴らしく早い時間から飲み始める。飲んで盛り上がってるところにABIT氏もやってきて更に盛り上がる。いつものように飲み進み、気が付いたら午前1時を回っていた。微妙に飲み過ぎたような気もしつつ、1時過ぎに寝たのだった。

そして翌朝、2回の派手な地震に揺らされて予定より早く目が覚めた。あきらかに二日酔いのような気が...って全然学習してねぇじゃん(^^;; そんな揺れる頭と胃の不調を感じながらもサーキット入りする我々だった...


ところで、今回のFire号の筑波対策だが、簡単に言えば足とタイヤをまともなモノに交換しただけだ。それだけではあまりにも当たり前で面白くないわけで、なんか姑息な手段を使わないとギャグにならん。いや、別にギャグにする必要はないんだけど(^^;。そんなわけで作ってみたのが↓コレだ。

(馬鹿...)
GTウィングなんか目じゃないぜ(笑)。やはり筑波は空力だ。ステーは4mmのアルミ板を切り出して手加工、羽根の部分は軽井沢で買ったジャンク品を使用、もらったトランクリッドに缶スプレー塗装の力作。総制作費で9000円を投資した逸品である。


うーん...すごく恥ずかしい(^^;;;。これで筑波まで自走するのか? マジで恥ずかしいぞ。高速道路で脱落しないかな? ウイリーしないかな? ストレートエンドの最高速は落ちるのかな? 不安はいっぱいだ。とりあえずパドックで受けを取る為にこの羽根については黙っておく事にした(^^;。


そして快晴の筑波サーキットパドック。私が登場した瞬間にあちこちで笑い声が...。「レギュレーション違反ですので出走できません」とタナボタ氏は言う(笑)。ま、半分ギャグで作ったんだから良いじゃん。


ホーリー号と友人T号、それにFire号の羽根(笑)。

以下、走行中の写真はF氏が撮影したモノ、車載カメラ映像はFire号の車載カメラの映像をテレビに映してデジカメキャプチャーしたモノ。

直前情報で紹介したキャラは以下だ。


Fire号。NA6CEでB6ファインチューン仕様でカムは256度。


友人T号。NA8CにNB8のエンジンを載せて0.5mmオーバサイズピストンのファインチューン仕様。


ホーリー号。NA8Cでノーマルエンジンながらも、要るモンまで外した超軽量仕様。幌を外して超軽量カーボンハードトップ。

ここまでは長岡勢。以下は関東連合。


タナボタ号。NA6CEのB6をボアップして1720cc仕様で264度カム。


てっしー号。NB8Cにノーマルエンジン。


ABIT号。NB8Cの1928cc仕様に264度カム。ダイノで185馬力、ボッシュなら200馬力オーバーか?


大市民号。NB8CにホンモノのGTウィング付き。NB2ピストン+面研+264度カム。

直前情報で紹介したこの6台が果たしてどんな結果になるのか????

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