仮組

# 死ぬほど重かったので3分割にしました

2月27日

ヘッドとブロックを仮組してバルブとピストンの隙間を調べる。面研が1.5mmに達しているので、バルブとピストンの距離が1.5mm狭くなっている。更にハイリフトカムによりバルブリフト量が増えてるのでその分バルブとピストンの隙間は狭くなる。ファミリアのピストンのバルブリセスはロドスタのピストンより0.5mmほど幅が狭い。というわけで、三角関数で計算してバルブリセスを外側に1mmちょい広げたわけだが、その計算と加工が正しいかどうかの確認を物理的にやるわけ。


タイミングベルトテンショナを付けなければならないのでウォータポンプを取り付ける。もちろんこれは新品。最悪の場合、もう一度バラす事になるのでオイルポンプやオイルパンはまだ付けてない。


出ました油粘土。175円だった。こんなモン買ったのは何年ブリなんだろう? それもやけに可愛いパッケージじゃん。本屋さんの文房具コーナで見つけて、これ1個だけ持ってレジに行ったんだけど、ちょっと恥ずかしかったぞ(^^;


その粘土をおもむろにピストンの上に載せる。ガスケットは古いモノを綺麗にして使う。


ついにヘッドが載った。でもこれは仮組だからどうせまたバラすんだけど。それでもエンジンらしいカタチになった事が妙に嬉しい。3ヶ月前からいじってるんだもんなぁ。


洗浄したヘッドボルトにオイルを塗ってたら、お気に入りのUSAGオイラーがブッ壊れた。中でピストンが外れたのだ。ナナメになったピストンからスプリングがびよぉぉぉ〜んと飛び出している。実にイタリアンでお洒落な壊れ方である。イタリア製品たるモノはやはりこうでなくてはイカン。いつブッ飛ぶか解からない緊張感がたまらない(笑)。もちろん簡単に直ったけど。

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