負圧測定


投入直前。500mHgくらい。


オイルに投入。約470mHg程まで下がってしまった。写真では490mHgくらいに見えるが、実際の針の振幅の中心で見ると470mHgくらいだった。負圧が下がるという事はISCが開いているという事で、ISC測定の結果とも一致している。負圧が下がるという事は、下がってしまったアイドルを上げる為にECUがISCを開いて吸入空気量を増やしている状態だ。

このあとで燃料にも投入した結果、負圧は元の500mHgまで戻った。これもISC測定の結果と一致している。オイルに入れた分って全ての測定結果で悪い方向に行っている様な気がするんだけど。ひょっとして燃料に入れただけの方が良い結果が出るのでは?

ISC、負圧、噴射時間、全ての測定結果が一致している。つまり、オイルに入れた直後は燃費が悪化する方向の結果なのだ。ISCは開き、噴射時間は延び、負圧が下がる。全ての測定結果で同一の傾向が出たという事で、測定誤差である可能性は低い。その後に燃料に入れた結果は、すべてが元に戻る傾向となった。オイルに入れずに燃料だけに入れたのなら、投入前よりも低燃費化する傾向になったのではないだろうか?オイルに入れちまったモノは取り出せないので、燃料のみに投入した場合の測定が出来ないのが惜しまれる。

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