66若林の一里塚
浜松市森田町・東若林町・増楽町・高塚町
(下にウォーキングMAP)
ふらっと旧東海道
morita69s.jpg/森田町 wakabayasi65s.jpg/八丁畷・鎧橋
浜松宿を南下すると,まもなく
東海道本線と新幹線のガードをくぐる。


写真は鎧橋。平安時代末期,
比叡山の僧兵がこの地方の鴨江寺を攻め
た際,鴨江寺側の軍兵は,この辺一帯の
水田に水を張り,よろいを着て,この橋を
守ったという。
wakabayasi63s.jpg/若林一里塚
若林の一里塚跡
説明板には「ここは江戸より66里
昔は土手のある松並木が続いて(八丁畷)
榎は街道を行く旅人の道標(みちしるべ)
でした。」とある。

東若林町の交差点から
浜松宿(北東)方向を見る。
若林の一里塚跡は,
右手のガソリンスタンドの脇にある。
二つ御堂
futatumidou155s.jpg/二つ御堂・北堂 futatumidou148.jpg/二つ御堂・南堂
東若林町に国道をはさんで,二つのお堂がある。
北堂は,1125年頃,
奥州藤原秀衡のおめかけさんが,
秀衡が京都で死んだとの誤報を聞いて,
この地に建てたものである。
現在のお堂は,昭和30年に改築したもので
阿弥陀如来他がまつられている。
南堂は,病気が治って平泉に帰る途中,
北堂建立の話を聞いた秀衡が,
感謝のために建てたものである。
現在の建物は,昭和12年に新築したもので,
明治天皇の立ち寄り地の碑もある。

wakabayasi-suwajinja54s.jpg/諏訪神社 wakabayasi139.jpg/若林の松並木
浜松市と可美村が合併した記念碑
平成3年に合併した。
諏訪神社の東側にある。

右側の標柱には,みたらし池とある。
若林町付近の松並木
立派な松が残っている。
takatuka44.jpg/熊野神社・高札 takatuka135.jpg/堀江領境界石
国道257号沿いにある熊野神社。
高札場跡の標柱がある。

この付近は,
近年まで浜名郡高塚村だったところで
まわりを浜松市に囲まれた珍しい村であった。
堀江領境界石
ここより西の旧高塚村は堀江領。
東の旧増楽村は浜松藩領。

浜松藩領界石は,見つからなかった。
若林一里塚ウォーキングMAP
wakabayasi-map.gif★1回目の取材(13,1,6)
  自動車による取材

★2回目のルート(13,7,29)
 舞阪駅から篠原・若林一里塚
  を経て,梅屋本陣まで歩いた。
  約10km,2時間40分

◎紫色のルートは歩いたところ
 篠原一里塚からガードまで
    
(約4km,徒歩1時間20分)

※若林一里塚より東のmapは,
  浜松宿のページへ