「音楽の父」バッハのプレリュードです。
…それでは「音楽の母」はいったい誰なんだろう?
心当たりのある方はメール下さい。

みなさん良くご存じのピアノの教則本「ソナチネ」に収録されています。

たぶん一度か二度は耳にしたことがあると思います。
「TOYOTA」のCMでも使われていますね(笑)

演奏者は私ではなく、今年(98年)の8月に11歳になる、わが娘です。
嫌がる娘を強引にMIDIキーボードの前に座らせ、無理矢理弾かせました(笑)
ピアノでは何となく面白くないので、皇室アルバム風(?)に音色をハープに変えてみました。

娘が聞いたピアノの先生の話によると、バッハの楽譜にはフォルテとかクレッセンドとかそういう強弱を表す記号や、演奏する早さを指定する記号がまったく書き込まれていなかったそうです。
というのはバッハはその日の気分や、会場や、聴衆に合わせて自由に演奏したからです。
今で言えば、例えばジャズピアニストのキースジャレットのような、あんな感じでやってたんですね。
速度記号や強弱記号は、あとからいろんな人の解釈で書き加えられたそうです。
…案外、意外な話ですよね。

もっともビートルズもクラシックと呼ばれ、YMOも過去のものとなった今、私にとっては、すべてがクラシックです(笑)

しかし考えようによっては、たった今発表されたばかりのピカピカの「ぶらんど・にゅー・ナンバー」は、次の瞬間、例外なくすべてクラシックに向かって歩み出したとも言えます。

…そこんとこ、今の若い人、わかってるのかなぁ、なんて思う翁のひとりごとであった。

ゴホッ、ゴホッ!…(←咳こむ音)

完 (演奏時間2分59秒)


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