[目次][実行条件]
WhatsNewMakerの使い方(基礎編)
新規に“What's New?”ページを作る場合:
- "whatsnew.html"というファイルへのリンクをホームページのどこかに作って下さい。
- ホームページフォルダをWhatsNewMakerにドラッグ&ドロップすると、ホームページフォルダ内に"whatsnew.html"というファイルができます。
既存の“What's New?”ページを利用する場合:
- 既存の“What's New?”ページの中のWhatsNewMakerの出力を埋め込みたい場所に<whatsnew></whatsnew>という2つのタグを書き加えて下さい。タグの間には何も入れないで下さい。
- 既存の“What's New?”ページのファイル名を"whatsnew.html"に変更して下さい。他のページにある“What's New?”ページへのリンクもこれに合わせて変更して下さい(すみません…)。
- ホームページフォルダをWhatsNewMakerにドラッグ&ドロップすると、WhatsNewMakerの出力が"whatsnew.html"に埋め込まれます。
“What's New?”ページの更新:
- ホームページフォルダをWhatsNewMakerにドラッグ&ドロップすると、"whatsnew.html"が更新されます。
WhatsNewMakerで"whatsnew.html"を新規作成・更新した後は、ローカル環境でテストしてリンク等に異常がないのを確認してからアップロードして下さい。
WhatsNewMakerの使い方(中級編)
新規に作った“What's New?”ページのソースは以下のようになります(既存ページを使った場合は<whatsnew></whatsnew>の二つのタグの間だけが変更されます)。
---beginning of file---
<html>
<head>
<title>What's New?</title>
</head>
<body>
<whatsnew>
<wnm max = 20>
<wnm date = 14>
<wnm ext = "*">
The following is recently modified files in the last 14 days. <br>
Maximum 20 files.<br>
<br>
<pre><a HREF="usage.html">usage.html</a> 1996年 5月 31日 金曜日 9:53:44 PM
<a HREF="quiz.html">quiz.html</a> 1996年 5月 31日 金曜日 9:36:13 PM
<a HREF="readme.html">readme.html</a> 1996年 5月 31日 金曜日 9:30:07 PM
<a HREF="abstract.txt">abstract.txt</a> 1996年 5月 30日 木曜日 11:36:15 PM
</pre>
</whatsnew>
</body>
</html>
---end of file---
この"whatsnew.html"をあなたのホームページのデザインコンセプトに合わせて自由にアレンジして下さい。ただしアレンジの際にいくつかの注意点があります。
- <whatsnew>と</whatsnew>の2つのタグは削除しないでください。
- <whatsnew>タグと</whatsnew>タグに挟まれた部分はWhatsNewMakerにフォルダがドラッグ&ドロップされるたびに更新されます。この部分に何かを書き加えても更新後には無くなってしまいますので、アレンジは<whatsnew>タグより前の部分か</whatsnew>タグより後の部分に行って下さい。
WhatsNewMakerの使い方(上級編)
WhatsNewMakerの出力の中の<wnm>タグはファイルをリストアップする際のフィルタを設定するオリジナルタグです。フィルタの条件をカスタマイズしたい場合は<wnm>タグの属性(max, date, ext)を変更してください。なおWhatsNewMakerが生成・解釈するオリジナルタグは以下の通りです。
- <whatsnew>
- WhatsNewMakerの出力埋め込みの開始場所。省略不可。
- <wnm> max属性
- リストアップされるファイルの最大数(整数)。省略時のデフォルトは20。
- <wnm> date属性
- 最近何日間に更新されたファイルをリストアップするかという日数(実数)。省略時のデフォルトは14。
- <wnm> ext属性
- リストアップするファイルの拡張子(文字列)。複数設定も可。"*"が設定された場合は拡張子による制限を設けない。省略時のデフォルトは"*"。
- </whatsnew>
- WhatsNewMakerの出力埋め込みの終了場所。省略不可。
例えば、
<whatsnew>
<wnm max = 30>
<wnm date = 7>
<wnm ext = "htm">
<wnm ext = "html">
</whatsnew>
と書けば、拡張子が"htm"または"html"で最近7日間に更新されたファイルが新しい順に最大30個までリストアップされます。
オリジナルタグに関する補足:
- <wnm>タグは<whatsnew>タグと</whatsnew>タグの間になければなりません。
- 一つの<wnm>タグ中では一つの属性設定しかできません。
- <wnm>タグを書く順番は自由です。
- 拡張子と更新日付の条件を満たすファイルがホームページフォルダ内に多数あっても最大数を超えてリストアップされることはありません。
- タグの名前やext属性の拡張子設定では大文字と小文字の違いが無視されます。
- date属性の数値は小数点が付いても構いません。0.5は12時間に相当します。
- 一般的にWWWブラウザ等のHTMLを解釈するアプリケーションは未知のタグを無視します。WhatsNewMakerのオリジナルタグはこの性質を利用しているため、WhatsNewMakerオリジナルタグに何か別の機能を定義しているアプリケーションや未知のタグを無視しないアプリケーションに"whatsnew.html"を読み込ませると不都合が起きる可能性があります。
その他の補足:
- "whatsnew.html"は自動的に“What's New?”のリストから除外されます。
- 日時の出力方法を変更するにはコントロールパネル"日付 & 時刻"で日時の書式を変更してください。
- WhatsNewMakerにおける時間の基準はMacの内蔵時計です。日付・時刻は正確に合わせといてくださいね(笑)
以上でWhatsNewMakerの使い方の説明を終わります。さっそく使ってみてください!
[目次][実行条件]
WhatsNewMaker1.0
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06/01/96