☆小説・物語
ドルイドの歌
■著:O.R.メリング(1983) ■訳:井辻朱美
■刊:講談社 ■初版:1997年1月29日
■定価:1500円(税別)■ISBN:4-06-208473-2
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2000年8月2x日記/読書終了日:2000年8月22日ころ
歌う石
■著:O.R.メリング(1986) ■訳:井辻朱美
■刊:講談社 ■初版:1995年12月15日
■定価:1600円(税別)■ISBN:4-06-207933-X
古代アイルランド(トゥアハ・デ・ダナーン族の神話の時代)を舞台とするファンタジー。
古代に召還された現代の少女が、アイルランドに散った4つの宝を求め冒険する。ドルイドや魔法も登場。
全体的に夢見心地なかんじ。
ハッキリと書かれているわけではないが、ニューグレンジ古墳やダン・エンガス砦など、
現在も遺跡として残っている実在のスポットらしい場所も登場し、想像力をかきたてられる。
2000年8月12日記/読書終了日:2000年7月ころ
妖精王の月
■著:O.R.メリング(1989) ■訳:井辻朱美
■刊:講談社 ■初版:1995年2月20日
■定価:1500円(税別)■ISBN:4-06-207463-X
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2000年8月2x日記/読書終了日:2000年8月15日ころ
牧羊犬シェップ、がんばる。
■著:マージョリー・クォートン+シェップ ■訳:務台夏子
■刊:東京創元社 ■初版:1996年5月25日
■定価:1600円(税込み)■ISBN:4-488-01369-4
「アイルランド」と聞いて想像する動物といえば・・・おそらく羊が一般的な回答だとは思うが、訪れてみると「犬」もかなり目立ってた。
この本は、シェップという名の牧羊犬による手記という形式で書かれている。
とあるアイルランド農家のちょっとした事件(といっても日常の範囲内)の連続が、犬のちょっと皮肉っぽい視点で綴られている。
いや、皮肉っぽいというよりも、犬が正直に思ったことを書いてるだけなのだが、それがおかしい。
物語としての目立ったヤマやオチはないが、そこにアイルランドの日常っぽさを感じる。
2000年8月12日記/読んだ日:2000年8月上旬