相州村岡七福神巡拝の案内

平成20年2月24日巡拝

 平成20年2月24日にできたてほやほやの相州村岡七福神を巡拝しました。この村岡七福神は、神奈川新聞によると、村岡郷土史研究会が、とかくに希薄になりがちな住民のきずなを深めようと発案し、各神社の氏子総代らと合同で御影石の七福神像を造って備えたということです。
 宮前の御霊神社に色紙(500円朱印印刷済み)と絵地図と説明資料セット(200円)が本殿前に置いてあります。
 コースは、藤沢駅起点にすると約10キロ程度でしょうか。徒歩で巡拝できますが、階段や坂道もあり、距離の割には、やや健脚向きです。
GoogleMapsを利用した地図はこちら
■藤沢駅南口

 
 私の場合、村岡七福神の起点を藤沢駅としました。藤沢駅の南口に出ます。

 南口から、南口本通りを東に歩きます。
 
■御霊神社前バス停付近

 南口本通りを東に10分ほど歩くと、御霊神社前バス停に着きます。ここを写真の右手、自転車が出てきている路地を右折し、少し歩くと川名の御霊神社に着きます。
@ 御霊神社
  (福禄寿)


 御霊神社入り口です。この御霊神社は、次の宮前の御霊神社の分社とのことです。
 参道の階段を上がると社殿と、社殿の左に福禄寿の石像があります。
■県道320号の陸橋

 この橋桁の下の右側の歩道を北に歩きます。
■突きあたりを右折

 ここから宮前の御霊神社まで約10分。
A 御霊神社
  (寿老人)

 
 県道320号の陸橋の下の突きあたりを右折して、約600mほど歩き、左折すると宮前の御霊神社入り口になります。
(写真上)


 境内に入ると、さすがに御霊神社の総鎮守らしい雰囲気。

 神社に置かれていた説明書によると鎌倉七福神の一つである、鎌倉市坂下の御霊神社もこの神社の分社という。

 急な階段の男坂、右側には女坂があります。

 本殿に向かって左側に寿老人の石像。(なんか頭のかっこうが福禄寿みたいだけどね、逆に川名の福禄寿が寿老人みたい(^^;)

 与次郎は、よく下調べをしなかったせいで、道に迷い、行ったり来たりしてしまったせいで、今回、このページに記載している順に回っていないのであしからず。

 弥勒寺さんへ次に来た道を戻り、県道320号線の陸橋まで戻る。
B 弥勒寺
  (毘沙門天)

 弥勒寺さんへは、宮前の御霊神社から来た道を戻り、陸橋の下にある東海道線を渡る跨線橋を渡ると、右側にあるのが弥勒寺さんです。

 最初、地図で弥勒寺という町はすぐ見つかったものの弥勒寺さんがなかなか見つからなかったのが道に迷ってしまった原因の一つ。
 地図によっては、寺の名前が表示されていないので注意が必要です。

 さて、毘沙門天は、本堂に向かって右側を進み、突きあたりの左手の階段を上ります。登り切ると弥勒堂があり、その前に毘沙門天の石像があります。

 日蓮宗のお寺には、毘沙門天を祭っているお寺が多いですね。
C 荒神社
  (布袋尊)


 布袋尊を祭る荒神社は、弥勒寺さんを出て、県道320号線の陸橋の下をまっすぐ北にいくと、この荒神社の裏に出ます。

 布袋尊の石像は、神社本殿に向かって右側にあります。

 神社の前の左側に、写真下の、たぶんトラックを改造したと思われる山車が置いてありました。山車の絵が面白い。ねぶたに描かれる図案ですね。お祭りで使われているのを見てみたい気分。

D 大神宮
 (大黒天)


 荒神社の正面を出て、左側(北)に歩き、小塚交差点を横切ると、右が村岡2丁目です。(与次郎は、道に迷ったので別の道を歩きました。)高谷第二公園を過ぎて、村岡2丁目の4番地と1番地の間の路地を右(東)に入ります。しばらく歩くと左手に写真上の大神宮が見えるハズ。
 ここまで約1キロ弱で15分ぐらいかな。
 
 大黒点は、参道の階段を上って、本殿の右側に安置されています。

 村岡七福神は、各寺社の距離はないのですが、歩道橋や参道の階段が多く、足の弱い方にはきついです。

 次の日枝神社には、参道を下り、突きあたりを左折(東側)して道なりに進みます。
 100mくらいで、下の欄の武田薬品の工場北門のある道に出ます。
 
■武田薬品の工場北門

 与次郎は、道に迷ったので、村岡東二丁目交差点からこの武田薬品工場の北門を向かいの路地を左折しましたが、高谷方面から来た場合は、逆にこの道に出てくる。
■長福寺

 武田薬品工場北門に出たら左折するとすぐに長福寺。
 長福寺を左手に見ながらだらだら坂を北に登り切ると日枝神社。
E日枝神社
 (弁財天)


 武田薬品の工場を右手に見て、村岡3丁目と4丁目の間の道をだらだら上りきると写真上の日枝神社が見える。区画整理事業でもやっているのか神社杜が取っ払われて哀れな様子。

 弁天さまは、神社の本殿の左側(西)に安置されており、写真ではよく見えないが、うっすらと富士山が見える。(弁天様の上、電柱上部の裏に富士山が見える。)

 写真下は、北側(神社裏)から造成工事の様子を写したもの。藤沢駅からバスでないと不便なこのような場所でも宅地造成があるとは、なんとも残念。

 大神宮から約1キロ、15分。
 
F柄沢神社
 (恵比寿神)


 日枝神社を出て、神社の前の道を、県道302号線方面に向かい西に進む。県道302号線に出ます。ここらへんが渡内。さらに県道302号線を西に進みます。

 県道320号線との交差点が、村岡消防出張所前交差点。

 さらに西に進み、村岡消防出張所交差点の信号から二つ目の信号を右折し北に進むと、左手に隆昌院というお寺が見えます。その先が柄沢神社。

 このあたりも区画整理事業で造成中。やはり神社の周りが丸裸で哀れな感じ。
 
■柄沢橋バス停

 与次郎は歩き疲れたので、柄沢橋バス停からバスを利用して、藤沢駅に向かいました。

 藤沢駅を約10時に出発し、この江沢橋バス停で、12時30分。途中、道に迷ったので、その分、差し引くと約2時間というところでしょうか。

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