1996 Rd.10th British GP Qualifying Practice

Last Updated: Jul.14 1996


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○D.ヒル今期6度目のポール・ポジション獲得

 1996年F1第10戦イギリス・グランプリの予選が7月13日(土)、シルバーストーン・サーキットで行われ、D.ヒルが今期6度目のポールポジションを獲得した。2位はJ.ヴィルヌーブ、3位M.シューマッハ、4位M.ハッキネン、5位J.アレジ、6位R.バリチェロ。
 やはり地元という事もあって、D.ヒルがポールを獲得。2位にもヴィルヌーブが入りやっぱりウィリアムズの優位はここでも揺るぎ無い。
 ここ2戦、マシンがボロボロのフェラーリのシューマッハは3位。アーバインの順位から精一杯やった結果であろう。このレースはトラブル無く完走して欲しい。それでないとレースが面白くならない。
 前レースで復調の兆しを見せたハッキネンは、今回も好調を維持。予選4位は今シーズンの最高位。前半戦でマクラーレンを凌ぐ活躍を見せたジョーダン/バリチェロも6位と好位置。これにアレジも加わってウィリアムズに対抗できたらどんなに面白いレースになることか。しかしウィリアムズに対抗するのは至難の技か。
 またシルバーストーンが好きと言っていた片山右京も12位と今期最高位。12位が最高位と言うのはチョット寂しいけど、レースでは大いに暴れて欲しい。そのためにもマシンが壊れないでくれればいいんだけど・・・。
 今回のTV放送は14日23:45からの予定。前回は作者都合のため決勝レースのレポートが遅れてしまいましたが、今回はレース後張り切って書きたいと思います。そのためにも面白いレースを希望します!


○今回の予選は北海道でも見れました。

 普段、北海道では予選の放送はありませんが、今回はフジTVの「1億2500万人の・・・」という特番のおかげで、予選の放送を見る事ができました(と言っても朝3時台の放送だったのでビデオに撮って、今朝見ましたが・・)。
 やっぱり予選の放送って面白い!。車載カメラからの映像が多くて、タイムアタック中のドライバーのハンドルさばきが良く分かるし、ヒルとヴィルヌーブのポール争いは結構見ごたえがありました。車載カメラの映像では、やっぱりヒルが一番スムーズでほとんどカウンターをあてることなくトップタイムを出せるんだから、マシンの挙動の安定度もさることながら、ヒルのドライビングにも無駄のないという事なんだろう。それに比べて、シューマッハはカウンターで暴れるマシンを押さえつけて走ってるのがはっきり分かる。やっぱりフェラーリのマシンはまだまだかな。それとブランドル/ジョーダンもオーバーステアがキツイのか派手にカウンターをあてていた。見る側はこの方が面白いけど・・・
 予選の放送は福岡の方でもやってないとメールを頂いた事があるので、ひょっとして首都圏だけしかやってないのかな?。ぜひとも地方でもやって欲しいな。
 また、今回の放送は関西テレビの馬場さんが実況をしていたんだけど、F1アナウンサーの中では一番落ち着いていて、しゃべりも的確、安心して見れた。実際、アンケートの回答やメールで馬場さんが良いという意見を結構もらっていて、ほんとその通りと感じた。本戦も期待しています。


○ドゥンガがセニーニャのキャップをかぶっていた!

 昨日某TV局のサッカー番組で、94年ワールドカップのブラジル代表キャプテンを勤め、現Jリーグ、ジュビロ磐田のドゥンガが、グランドでのインタビューの形で出演したんだけど、その時頭にセニーニャの帽子をかぶっていた!。セナファンならご存知と思うが、セニーニャはブラジルの子ども達に夢を与えるという目的で、今は亡きA.セナの子どもの頃のイメージをキャラクターにしたもの。そのセニーニャのキャラクターが付いた帽子をドゥンガがかぶってるなんて!。94年ワールドカップの決勝でブラジルが勝った時にブラジルの選手達が、「この勝利をセナに捧げる」と言うようなメッセージが書かれた横断幕を広げて喜びを表していたのを見てとても感動したのと同時に、ブラジル国民のセナへの思いの深さを改めて知らされたんだけど、そのことをふと思い出してしまった。
 あれから2年。あのドゥンガが今だセニーニャの帽子をかぶっているなんて。やっぱりセナって偉大なんだなあ(実はこの帽子、私も持ってます)。


1996 Rd.10th British GP Starting Grid

1(5)D.ヒル(Williams)1'26"875
2(6)J.ヴィルヌーブ(Williams)1'27"070
3(1)M.シューマッハ(Ferrari)1'27"707
4(7)M.ハッキネン(McLaren)1'27"856
5(3)J.アレジ(Benetton)1'28"307
6(11)R.バリチェロ(Jordan)1'28"409
7(4) G.ベルガー(Benetton)1'28"653
8(12)M.ブランドル(Jordan)1'28"946
9(8)D.クルサード(McLaren)1'28"966
10(2)E.アーバイン(Ferrari)1'29"186
11(15)H-H.フレンツェン(Sauber)1'29"591
12(18)片山 右京(Tyrrell)1'29"913
13(14)J.ハーバート(Sauber)1'29"947
14(19)M.サロ(Tyrrell)1'29"949
15(17)J.フェルスタッペン(Arrows)1'30"102
16(9)O.パニス(Ligier)1'30"167
17(10)P.ディニース(Ligier)1'31"076
18(21)G.フィジケラ(Minardi)1'31"365
19(20)P.ラミー(Minardi)1'31"454
20(16)R.ロゼット(Arrows)規定違反

*L.バドエル、A.モンテルミニ(いずれもフォルティ)は107%ルール不通過で予選落ち。


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