マクラーレン、フィリップ・モリス社とのスポンサー契約解消。
Last updated, Aug.31 1996
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先日もお伝えしました、マクラーレンとマールボロ(フィリップ・モリス社)との関係決裂が25日マクラーレンから正式に発表された模様だ。
発表によると、23年間にも及んだフィリップ・モリス社とのスポンサーシップを断ち切り、新たにドイツのたばこメーカー「Reetsma's West社」と契約を締結。契約は5年で、契約金は1億9400万ドルとのことだ。
新しくドイツの会社がメインスポンサーになったことで、マシンは噂通りシルバー1色に塗られ、1950年代のメルセデス・シルバーアローが復活することがほぼ確実のようだ。
また、マクラーレンとの関係を断ったフィリップ・モリス社は、フェラーリに対するサポートを強化する意向のようで、来年は「マルボーロ・フェラーリ」となると予測されている。
23年間同じスポンサーだったというのは、F1界では最長記録であり、マクラーレンと言えば紅白のマールボロカラーと、完全に定着していただけに違和感はなかなか拭えないだろう。特に私がF1見始めた'76年当時ファンだった、ジェームス・ハントもマールボロ・マクラーレンでチャンピオンを獲り、また最近のセナとマクラーレン・ホンダの活躍も鮮明に記憶に残っているので、残念でしかたがない。
シルバーアロー復活は楽しみではあるが、まさかマクラーレンが・・・やっぱり残念だ。
それに代わるマルボーロ・フェラーリって、まさかマシンが紅白のマールボロカラーに塗られるの? これこそ多くのファンが失望するに違いない。