1997 Formula One World Champion Ship

Round 3. Argentine GP. Results


Last updated, Apr.20 1997


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第3戦 アルゼンチンGP最終結果
◇4月11日〜4月13日
 オスカー・アルフレッド・ガルベス・サーキット(ブエノスアイレス)

 (4.259Km×72周)

○アルゼンチンGP予選結果


○ジャック2連勝!シュー弟早くも初表彰台!
 1997年F1第3戦アルゼンチン・グランプリの決勝が13日ブエノスアイレス郊外オスカー・アルフレッド・ガルベス・サーキットで行われ、J.ヴィルヌーブが2連勝を飾った。また、2位にはフェラーリのE.アーバインが、3位には今年からF1参戦のR.シューマッハが入り、フレッシュな顔ぶれの表彰台となった。

 スタート直後のアクシデントで、予選4位M.シューマッハと5位のバリチェロが接触し、シューマッハはリタイア。また、なかなか結果を出せないフレンツェンもペースカーが出た直後にトラブル発生。さらには予選3位と絶好調だったパニスも序盤でエンジン・トラブルと注目のドライバーがつぎつぎとリタイアする波乱の展開。極めつけは、3、4位を走行中のフィジケラ/シューマッハ弟のジョーダンコンビが同士討ちを演じてしまうとは・・・ それにしてもフィジケラはチョット気の毒。「ラルフと話しをしてからでないとコメントできない」なんて、F1ドライバーには珍しくスポーツマンらしくて好感が持てるけど、そうとう頭に来てるんじゃないかな? ライバル意識がプラスに働けばジョーダンの若い2人、まだまだいけそうでサンマリノからも楽しみだ。

 そんななか、ジャックが3回もピットストップする余裕の勝利。3回目のピットイン後はアーバインにコンマ数秒まで詰められるが、いつものごとく抜かれそうで抜かれない走りで逃げ切り2連勝! アーバインも自己最高の2位を獲得。フェラーリは中低速サーキットではなかなかなのかもしれない? さらにはフィジケラを押し出した格好のラルフがF1参戦3戦目で早くも表彰台。「押し出した」と言っても、ああいうアクシデントでもリタイアしない勝負強さは、やはり兄譲りなのかもしれない。
 そのほか、ハーバートの4位も久々の成績。ザウバー・ペトロナスのポテンシャルはここアルゼンチンでも高い戦闘力を示した。5位のハッキネンは予選17位から粘りに粘って得たもの。底力がある。6位はベルガー。なんかベネトンは浮き沈みが激しい。特にアレジは中盤いいところにいたのに、気付いたら7位。波に乗れない。

 そんな訳で今シーズンも第3戦まで終わったんだけど、開幕戦つまづいたジャック/ウィリアムズがやっぱり強そう。逆にフレンツェンは結果が出せずチョット辛い。期待の速さはいつ見せてくれるのか? 
 開幕戦で50戦ぶりに勝利したマクラーレン/クルサードも、その後は入賞もできず。ハッキネンも何とか完走には持ち込んでいるものの、優勝に絡んでくれないと面白くない。
 それにベネトンはどうした? ウィリアムズと同じエンジンを積んでいることを忘れてしまいそう。ブラジルでベルガーが2位には入ったものの、アレジはブラジルの6位が最高とは寂しすぎないか! 娘ができた影響なのかな?
 フェラーリは超人シューマッハのおかげで何とか上位を維持しているのかと思いきや、アルゼンチンではアーバインが2位を獲得。まだまだマシンはいまいちだけど、ドライバーが頑張ってるなって印象が強い。ブラウン&バーンの元ベネトンコンビの効果が出るのはいつ頃か?
 今年は中堅所が面白い。ブリヂストンを履くプロスト/パニスが、今シーズンぐーんと急上昇。昨年は上位が次々潰れるサバイバルのモナコで初優勝をあげてはいるが、今シーズンはマッチレースを戦える速さを身につけ、ブラジルでは3位表彰台。アルゼンチンの予選ではウィリアムズに次ぐ速さで3位を獲得と、今後も期待は大きい。
 若い2人のジョーダンやフェラーリエンジンを搭載したザウバーもベネトンやマクラーレンと遜色ない速さを見せているし、新規参戦のスチュワートもまずまずの出だし。断トツのウィリアムズを除くと混戦模様。見る側にとってはこの上なく面白い展開となっている。あとは中野や右京がもう少し上に行ってくれたらなぁ。

 来週のサンマリノからヨーロッパラウンド突入! 面白いレースが今後も期待できそうだけど、一番気になるのが私の仕事の状態。新人研修の講師なんてなれないことにアサインされ、昼間は7時間「講師」やって、夜は次の日の準備。なかなか休む暇がなくてこのホームページの更新も思うように行かない。来週はちょうど連休前なのでなんとかなりそうだけど、その後は6月中旬までチョット辛そう。なんとかできる範囲で更新していきたいと思いますので、宜しくご勘弁の程をお願いいたします。


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