2000 Formula One World Champion ShipRound 17. Malaysian GP. Results |

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第17戦 マレーシアGP最終結果 ◇10月20日〜10月22日 セバン・インターナショナル・サーキット(5.557Km×55周)
○マレーシアGP予選結果○マレーシアGP結果詳細○フェラーリ、コンストラクタータイトルも獲得!
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2000年F1第17戦マレーシアグランプリの決勝が10月22日(日)、セバン・インターナショナル・サーキットで行われ、M.シューマッハ(フェラーリ)が今季9勝目を挙げた。2位にはクルサード(マクラーレン)3位バリチェロ(フェラーリ)4位ハッキネン(マクラーレン)。これで、フェラーリのコンストラクターズ・チャンピオンも決定した。 スタートでは、マクラーレン勢ハッキネン、クルサードが好スタートを決めて1、2体制を築いたが、4周目、急にハッキネンが一時的にスローダウンして4位に後退。更にジャンプスタートを取られて10秒のペナルティストップを課せられて大きく後退。その後は他が2回ピットストップする中で1回ストップで走りぬいたが4位が精一杯。クルサードもハッキネン後退後トップに立ったが、1回目のピットストップを早めに行ったことがあだとなってシューマッハの逆転を許し、終盤はコンマ数秒までシューマッハに迫ったが抜き去ることは出来なかった。これで、シューマッハが今季9勝目の最多勝をマーク。バリチェロも3位に入りコンストラクターズ・タイトルを決めた。これは1983年にパトリック・タンベイ、ルネ・アルヌーのコンビで獲得して以来17年振りとなる(ちなみにこのときのドライバーズ・タイトルはネルソン・ピケ(ブラバムBMW))。 BARホンダJ.ヴィルヌーブは4強には及ばず5位フィニッシュ。これでBARホンダはコンストラクターズ・ポイントでベネトンと並んだが、ベネトンはフィジケラが表彰台に上がっているためベネトンが4位、BARが5位となった。3位はウィリアムズBMW。 これで、今シーズンのF1は全日程が終了。結局、フェラーリ10勝、マクラーレン7勝でこの2チーム以外は勝つことができず、2強がずば抜けて速い1年となってしまった。 その他のチームでは今年から復帰したBMWエンジン搭載のウィリアムズが、ラルフと20歳の新鋭J.バトンの活躍でコンストラクターズ3位を確保。同じく今年復帰のホンダエンジン搭載BARチームはヴィルヌーブが曲がらないマシンで奮闘するが、4位3回がやっとで表彰台に上ることはできなかった。 昨年コンストラクターズ3位を獲得したジョーダンは予選では新加入のトゥルーリとフレンツェンが速さを見せても、レースでなかなか完走できず、コンストラクターズで6位に後退。ただ来季はホンダ・ワークス・エンジンを搭載することとなり、信頼性を含めたレベルアップが期待される。 ホンダの動きにより活動の場を失いつつある無限は、なんとかF1に踏みとどまりたい意向を発表したが、具体的な話しは今のところなく、残っているのはミナルディくらい。それでも、ファンとしてはなんとか継続して欲しいところ。 結局、今世紀最後のシーズンはシューマッハ/フェラーリがダブル・タイトルを獲得で幕を閉じたが、F1の歴史イコールフェラーリの歴史でもあるわけなので、この節目にこの結果で良かったのかな。そして、21世紀の幕開けとなる来季は、ルノーの復帰、ホンダの2チーム体制、更に2002年はトヨタが参戦と、自動車メーカーの生き残り戦略にまで組み込まれるようになったF1がどのようになって行くのか? 私としては、今シーズンのような2チームしか勝てないのではなく、多くのチーム多くのドライバーが優勝に絡めるそんなレースを期待するけど・・・・はたして? |
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