2000 Round 9 French GP
Qualifying Practice

Last Updated: 00/07/02

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M.シューマッハ今季4度目のポール獲得!

 2000年F1第9戦フランスグランプリの予選が7月1日(土)、マニクールで行われ、M.シューマッハ(フェラーリ)が3戦連続、今季4度目のポールポジションを獲得した。クルサードが2番手、3番手バリチェロ。

 2番手を獲得したクルサードはマシントラブルで、一時ハッキネンのスペアカーでアタック。残り15分で自分のマシンの修理が完了してアタックを行い、何とか2位を獲得した。が、気になるのはハッキネンの不振。強い時のハッキネンはアタックするたびにタイムを更新していたのに、ここ数戦は1回目のアタックをそのあとなかなか上回れないでいる。そのためシューマッハやおろか、クルサード・バリチェロにも前に行かれてしまい、同も波に乗れていない。レースでもここ2戦表彰台から遠ざかっている。ここはレースで優勝して流れを自分に引き寄せたいところだが・・・。

 BARホンダ勢、ヴィルヌーブは7番手、ゾンタは19番手。チームは新しい空力パーツを装備しヴィルヌーブは安定して上位グリッドを取れるようになってきた。ただ、ゾンタはタイムアタックに出た途端にエンジンが壊れるアクシデントに見まわれ、信頼性に不安を残した。


ホンダ、来期はジョーダンにもエンジンを供給

 6/29(木)、ホンダは来期ジョーダンにもエンジンを供給することを発表した。BARとのシャーシを含めた協力関係は継続される。


トヨタの参戦は2002年から

 6/29(木)トヨタは来期から予定していたF1への参戦をあきらめ、2002年から参戦することを発表した。トヨタは参戦に備えて12気筒エンジンを開発していたが、来期からレギュレーションの改定でエンジンは10気筒までに制限されるため、それに対応して来期参戦するのは無理と判断した。30日付け朝日新聞は、来期の参戦を見送ったためにFIAに対して13億円の違約金の支払が生じたと報じた。

 レギュレーション変更が参戦遅れの原因なのに違約金を払う必要があるとは、なんとも理解しがたい話なのですが・・・・?


Position No. Driver Team Engine Time
1 3 M.シューマッハ フェラーリ フェラーリ 1:15.632
2 2 D.クルサード マクラーレン メルセデス 1:15.734
3 4 R.バリチェロ フェラーリ フェラーリ 1:16.047
4 1 M.ハッキネン マクラーレン メルセデス 1:16.050
5 9 R.シューマッハ ウィリアムズ BMW 1:16.291
6 7 E.アーバイン ジャガー フォード 1:16.399
7 22 J.ヴィルヌーブ BAR ホンダ 1:16.653
8 5 H−H.フレンツェン ジョーダン 無限ホンダ 1:16.658
9 6 J.トゥルーリ ジョーダン 無限ホンダ 1:16.669
10 10 J.バトン ウィリアムズ BMW 1:16.905
11 8 J.ハーバート ジャガー フォード 1:17.176
12 16 M.サロ ザウバー ペトロナス 1:17.223
13 18 P.テ・ラ・ロサ アローズ スーパーテック 1:17.279
14 11 G.フィジケラ ベネトン プレイライフ 1:17.317
15 17 P.ディニース ザウバー ペトロナス 1:17.361
16 15 N.ハイドヘルド プロスト プジョー 1:17.374
17 12 A.ウルツ ベネトン プレイライフ 1:17.408
18 14 J.アレジ プロスト プジョー 1:17.569
19 23 R.ゾンタ BAR ホンダ 1:17.668
20 19 J.フェルスタッペン アローズ スーパーテック 1:17.933
21 20 M.ジェネ ミナルディ フォンドメタル 1:18.130
22 21 G.マッツァカーネ ミナルディ フォンドメタル 1:18.302

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