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Round 2. Brazilian GP. Results

Last updated, 00/03/31


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第2戦 ブラジルGP最終結果
◇3月24日〜3月26日
 ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス)(4.311Km×71周)
  • 1 M.シューマッハ(フェラーリ)
  • 2 G.フィジケラ(ベネトン・プレイライフ)
  • 3 H−H.フレンツェン(ジョーダン・無限ホンダ)
  • 4 J.トゥルーリ(ジョーダン・無限ホンダ)
  • 5 R.シューマッハ(ウィリアムズ・BMW)
  • 6 R.シューマッハ(ウィリアムズ・BMW)

○ブラジルGP予選結果

○ブラジルGP結果詳細


○シューマッハ開幕2連勝、ハッキネンリタイア

Updated 2000/03/31

 2000年F1第2戦ブラジルグランプリの決勝が3/26(日)サンパウロのホセ・カルロス・パーチェ・サーキットで行われ、M.シューマッハが開幕から2連勝を飾った。2位にはマクラーレンのD.クルサードが入ったが、フロントウィングに規定違反が見つかり失格となり、G.フィジケラ(ベネトン)が2位、ジョーダンのH−H.フレンツェンが3位となった。また、今年からF1に参戦した20歳のルーキーJ.バトン(ウィリアムズ)が6位ポイントゲットを果たした。
 レースは、スタートこそマクラーレンのM.ハッキネンが好スタートを見せたが、2周目の1コーナーですぐさまM.シューマッハがこれをパス。シューマッハは燃料を少なく積んで軽いマシンで逃げる作戦。ピットストップは2回となったが、完璧なピットワークと正確な速さでこれを帳消しに出きるのがフェラーリ・シューマッハの凄さ。一方のマクラーレンはよっぽどピットストップに自信がないのか1回ストップ作戦。ただ、重い状態でもそれなりに速いマクラーレンのマシンにとってはこの作戦がベストなのかもしれない。結局はまたもハッキネンのマシンにエンジン・トラブルが出てリタイアしたが、そうでなければいい勝負だったかもしれない。それにしてもマクラーレンは今シーズンは信頼性重視で来たはずなのに、2戦連続ノーポイントは痛い。今年はこのままシューマッハの年になりそうだ・・・

 期待のBARホンダも信頼性に泣かされ、ヴィルヌーブはミッション・トラブル、ゾンタは完走はしたが、ピットストップでタイヤ交換に時間がかかり9位どまり。ヴィルヌーブは予選でアタック中に看板が落ちて赤旗中断に2回もあたるという不運続き。信頼性を見直し、厄払いしてから次のサンマリノに臨んで欲しい。スピードがないからそれ以外に上位に食い込む手は無いんだけど・・・・
 その一番のライバルとなるBMWが5、6位をゲット。二十歳のイギリス人ルーキーJ.バトンが1ポイントを獲得。なんでもイギリスではバトン人気で大騒ぎとか。レースに対する関心の高さが伺えるよね、日本と違って。また、あれほど開発が遅れていたと噂されたBMWエンジンは2台とも完走を果たし、速さでもBARを上回りそうでホンダもうかうかしていられない!

 そのほか、ブリアトーレが復帰してフィジケラは2位。やっぱり存在感が違うよねブリアトーレは。ジョーダンは開幕戦では2台ともリタイアしたけど、今回はしっかり3,4位を確保。手堅いよね。トゥルーリもようやく戦えるマシンを手に入れたって感じかな。

 レースとしては、完璧なまでのシューマッハーなレースで、後半シューマッハがペースダウンしたときにはチョット期待したんだけど、トラブルがあっても完走してしまうのがシューマッハの強いところ。先にも言ったけど、今年はシューマッハで決まりだね。あとはBARホンダがどこまで伸びるか? これを楽しみに見るしかないね、今シーズンは・・・

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