さて、次は小ネタ2つ目です。今度は翌日に三鷹にあるJAXAこと独立行政法人宇宙航空研究開発機構と独立行政法人海上技術安全研究所に向かいます。

前日明け方まで渋谷で呑んでいたので今回は井の頭線で三鷹まで行きます… うぅ、辛い… 
まずはJAXAの方から。

入ると最初にお出迎えしてくれたのが、日本版のスペースシャトルの先行実験機(たしか)。コイツを超高度を滑空させていろんなデータを取ることをやるそうな(多分)。

何だっけこれ?流石に記憶もへったくれもありません。スマン。

コイツがジェットエンジンの実験設備。宇宙に逝くとなると大気中とは温度なんかも全然違ってどんな動きするかわかんないのでいろんな実験やってます。 

2005年といえば愛知万博です。主催者も必死乙、ということでモリゾーとキッコロも出張してきてます。この着ぐるみは造形的に完全に失敗で、小学生の粘土細工にしか見えません。

まぁ、これまでの施設はコイツの前座に過ぎないわけですよ、JAXAとか。海上技術研究にのこの巨大な体育館みたいなものが、今回見たかった400m水槽です。いやマジで長いッス。

で、中はこんな感じ。暗くて真っ直ぐな水槽が延々と続く感じです。何でもこの水は最初に溜めてから蒸発分を足してるだけで入れ替えたりとか掃除とかやってないそうです。なんでも日が当たらないので、雑菌とか藻とかが繁殖しないそうで入れ替える必要無しとのこと。ふ〜ん、でも落ちたくないですな、いくら綺麗とはいえ。

そして水槽の上をこのような模型を使って流体実験を行っています。小学生の遊びを大掛かりにしているだけのような気もしますが、これはこれで意味があること。水って不思議なもんで実際の大きさで模型を作らなくても、抵抗や水の流れなんかは全く同じ条件で実験ができるそうです。
ほー、ふー、へー。

で、いよいよ曳航機に乗せてもらいました。ホントは波や水流なんかも起こせてより実際の海域と同じような環境を作れるそうですが、今回は沈黙。真っ黒な水面がかなり不気味です。

そして大満足のまま次は氷海船舶試験水槽へ。こちらは海洋構造物が氷の影響をどのように受けるかの実験をするそうですが、兎に角寒い!こちとら半袖だっつうの!

そして水面下の状態がどうなっているのかの観察もできますが、兎に角寒い!こちとら半袖だっつうの!

こっちでも船の模型を流して遊んで実験してますが、兎に角寒い!こちとら半袖だっつうの!
流石に室温が氷点下のことはあります。あんまり長居するとこちらが活動停止に陥ってしまいます。とっとと出ましょう。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

そして最後は深海水槽です。実はこれは深さ35mもあります。本来は深海での状態を再現して、海底油田とかで使用するパイプの構造研究とかに使うものだそうだ。で深海の状態だけでなく、常に波に晒されるパイプの状態を作り出すために周りをぐるっと造波装置が取り囲みます。この緑の棒ひとつひとつが全て造波装置です。全部で128本あるそうな。そしてこの造波装置でいろんなことしてくれまして、いやぁ面白かった。
折角面白い実験やってくれたわけですから今回は動画をお裾分け。 まずは四角形の波をおこす実験をしてくれました。いや凄い。周り全てが連動されて、波を作ったり打ち消したりしてこんな動きになっています。
今度は回転する波です。説明員の話を聞いてみるとわかるんですが、これは波だけが回っている状態で、実際には水流は発生していません。いやスゲェ。テクノロジーで遊ぶ、素晴らしい姿勢でやんす。
ということで今回はいつものメンツではございませんが、たまには一人アカデミックなこともやってみたくなります。つか30歳超えてこういうのに興味があるというのはいいことなのか、どうか… ホントなら子供連れとかで来るもんなんでしょうが。まぁ気にせず今後もいろんなところ突っ込んでいきます。ではでは
(´・ω・`)
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