6CA7(T)パラppパワーアンプ
---- 現代的管球アンプの設計と製作 ----
まえがき
平凡な部品を用いて、非凡なアンプを作るのが目標です。「温故知新」の精神で、平凡な回路を新しい視点からとらえ直します。6CA7(T)パラppの設計から製作までをかなり詳しく解説する予定です。最大出力は60Wと3結としては大型のアンプです。
1996完成、2000改良
本機の特徴
- 3極管ppの繊細な音と、多極管ppの力強い音を両立させることが目標。
- 強力カソードフォロワー直結ドライブにより、最大出力60Wと大出力のモノラルアンプ。
- 残留雑音0.08mVにて、100dB以上のダイナミックレンジを確保。
- 調整はDCバランスのみ(ACバランス不要)。
- ダンピングファクターは全帯域で 4.7 (ON-OFF法)。
- チョーク入力平滑回路採用、前段の電源と出力段の電源を完全に分離。
- 本機の写真(旧版)
- 本機の外観
- 本機の内部写真
- 解説(blog)はこちら
- 解説(PDF)はこちら
本機の特性
1号機
2号機
目次
- アンプ製作の動機
- 出力段の設計
- ドライバ段の設計
- 電源部の設計
- 周波数特性の設計
- 製作と評価
真空管アンプ情報TOP