高野山 奥の院表参道

和歌山県伊都郡高野町

 

一の橋〜中の橋

一の橋

 

  

  海軍第十四期飛行予備学生戦没者慰霊塔  ああ同期の桜     鶴田浩二の墓/海軍第十四期飛行予備学生戦没者慰霊塔の傍らに建立

 

空挺部隊将兵之墓

碑文

祖国日本の弥栄を願い 後に続く者を信じ 空挺落下傘部隊の将兵の霊は此処に静かに眠る

 

日満支事変戦没者供養塔

 

  

高野町満州開拓団犠牲者慰霊碑                            海軍整備練習生慰霊碑  

 

  

独立工兵十五連隊戦没者慰霊碑                           高野山海軍航空隊 平和祈願供養塔

 

山砲兵第十五連隊慰霊碑

 

中の橋〜奥の院

奥の院 表参道

 

  

北ボルネオ戦没者慰霊塔

慰霊のことば

第二次世界大戦に於て祖国同胞の期待を一身に負い 醜の御楯として出陣し 北満の昿野より南溟の

北ボルネオに転戦 猛暑過湿 悪疫瘴癀 飢餓窮乏にめげず勇戦奮闘す

特にボルネオ本島東岸より西岸に内陸を横断する実に六百余粁の転進は 人跡未踏の地 或は泥濘を

泳ぎ 或は峻険を挙し 或は激流を徒渉し 辛酸労苦筆舌に尽し難し まさに戦史に稀なる死闘なり

この前後 東列島に戦い 西数倍かる新鋭を追撃

祖国隆昌の願いも空しく 勇士は征きて遂に還らず その数千二百二十二柱 実に痛恨の極みなり

彼地に於て生死を共にし 偶々生還を得たる者ら 亡き戦友の遺族と心を合わせて此碑を建立す

碑前に額けば万感胸に迫り涙滂沱たり 祖国に殉じたる不滅の忠魂を子孫に伝え永く英霊の冥福を祈り 

且つは世界永遠の平和の砦たらんと期す

乞う 友よ故山に還りて安らかに眠り給え

昭和五十三年九月二十四日建立

独立混成第二十五聯隊(家村部隊)建立委員会

 

この慰霊塔には第二次世界大戦に於て 北ボルネオ(現マレイシア、東マレイシア)に派遣され 濠軍

(オーストラリア)と戦い戦没された両軍の将兵、並に殉死された現地住民の総霊を祀ってあります

乞ふ合掌

南無大師遍照金剛

 

  

.      ビルマ戦没者納骨塔                         飛行第八戦隊 第十九飛行場大隊 供養塔

 

  

 陸軍士官学校第五十六期生慰霊塔                      近衛歩兵第四連隊戦没者慰霊 倶会一処

 

和歌山県海外引揚物故者供養塔

碑文

わが国百年の興隆発展は世界史上の奇跡と称せられるが その繁栄の蔭に幾万の同胞が礎石となって

散華されたことを忘れてはならない

幾多の紀州人も或は大陸にまた朝鮮・台湾その他の外地で楽土建設の途上 雄図空しく国策に準じられた 

幸い無事を得た諸友が懸命の運動を続けらけること前後二十余年 その功あって国は諸霊の遺業の万分

の一を報いられた為聊かは諸霊を慰めえたのであるが 更に本県引揚者連盟は天下の霊場高野山の浄

域に供養塔を建立して敬愛の誠を捧げられることは 当世稀にみる快挙というべきであろう

茲に謹んで所霊の功業を讃えその御冥福を心から祈り 建塔のことに協力された総ての人々は満腔の感謝

と敬意を表するものである

昭和四十五年八月十六日  和歌山県知事 大橋正雄

 

    

伊号第34潜水艦長/鯉渕不二夫少佐墓碑  伊号第34潜水艦戦士慰霊碑

   平成13年 5月                          平成21年 6月 老木倒壊の影響で破損

 

高野山  山内   高野山 奥の院裏参道

 

鎮魂の霊地

更新日:2009/07/05