編集後記#28
たこいきおし


■どうも。半年のご無沙汰でした。糸納豆EXPRESS28号をお届けします(笑)。

■今回もほぼ(笑)フルDTPファンジンです。まあ、「お楽しみ」の枠線とカットと表紙イラストのみ手書きということになるんですが。まあ、マックを使い始めて丸2年、DTPによる版下作成のリズムもようやっと自分なりに確立できてきたかな、ということで、今年はたぶん年一号なんていう情けないことにはならないと思います(笑)。
 前号では全体の半分以上が人様の原稿で占められてましたが、今回はご覧の通り、ほとんどたこいの文章ばっかりです(笑)。そういう意味では久し振りに個人誌らしい糸納豆になったかと思います。

■では、掲載原稿についていささかコメントなど。

□「ぼくはこんなにも静岡の春夏秋冬を」
 去年全然書いてなかったんで、こんなに長いものになってしまいました(笑)。ページの関係で2月で切れてますが、最近はほとんどリアルタイムで執筆を続けているので次号以降は発行のリアルタイムにシンクロさせることができる予定です。

□「原田知世 produced by 鈴木慶一」
 実に7年半ぶりくらいで原田知世の声を生で聴いてしまったのに舞い上がって、こんなものを書いてしまいました(笑)。特にそれ以上の他意はありません(笑)。

□「井熊さんちの家庭の事情」 #2
 読めばわかりますが、これは糸納豆の前号ではなくて、前々号への感想です。これはや〜もとさんからうちに初めて届いた電子メールでもあり、これで今回電脳的な手段以外で持ち込まれた原稿は三木の手紙だけとなりました。

□「投函された一通の手紙」 #5
 ということで、今回は三木がSE/30で書いて会社のプリンターでプリントアウトしてうちに送ってきたものを、うちのマックで打ち込み直して掲載してます(笑)。しかし前回までは三木の手紙は鉛筆書きの手書きだったから、ここでも電脳化はやや進んでいるといえなくもない(笑)。
 しかし、これでこの先三木がパソコン通信でも始めようものなら「投函された一通の手紙」というタイトルは変更しないといけないかなあ(笑)。

□「The Counterattack of Alpha Ralpha Express」 #5
 なんでも妹のお古のワープロを入手したとのことで、今回からはMS-DOSテキスト・ファイルの状態でのフロッピー入稿。編集作業の負担がこれでまた一つ減った(笑)。
 なお、本文中に出てくるプラネッツ云々というくだりですが、これは一応東北大学内の創作系サークル(?)です。その前身は仙台二高で僕の一年後輩(で、室本の一年先輩)にあたる中島くんとその仲間が中学の頃からやっていたサークルで、メンバーが大学に入って東北大のサークル棟に部屋を持つようになったという東北大の学内サークルとしても割と変則的な成り立ちを持っている。
 その中島くんは大学1年の間だけ東北大SF研にも在籍して、Divergence-10に創作を載せたりもしている。プラネッツで作っていたファンジンも中島くんがSFAのファンダムアクセスに送っていたので、牧眞司氏に取り上げられたことも何回かある。その際、室本の創作(根暗で妙にペダンティックなスペオペ)も取り上げられ、牧氏から「イーグルスへのオマージュ」とのコメントをもらったりしたことがあるという事実はあまり知られていない(笑)。

□「お楽しみはこれからだッ!!」 #30
 前号ではカットを入れるのが間に合わなくて落としたのがこの原稿。ということで、これは昨年中に発表されたものとして読んでください(笑)。冒頭にある「昨年」は「一昨年」のことだし(笑)、『彼方から』は今出ているLaLaの6月号から連載が再開されてしまいました(笑)。

□「Technical Note」 #28
 これはまあ、例によってタイトル通りの内容(ペーパー・ファンジン版を作成するにあたっての使用ハード、ソフトにまつわる話(笑))です(笑)。

■まあ、そんなとこで。次号は、昨年電脳部室上に発表されて、既に著者本人の校正も完了している宮沢さんの「日本探偵小説紀行」シリーズ第二弾という大物をはじめ,今回ページ数の都合で落とした「SF研OB&OG情報」や「ぼくはこんなにも〜」の残りなど、既に控えている原稿があるので、年内には間違いなく発行できるでしょう(笑)。できればSF大会までに一号、その後、京フェスまでにもう一号、なんて出せたりするといいんだけど、はっきり明言するとまた狼少年になってしまうので(笑)、明言は避けるということに(笑)。

■では、京フェス(もしくはSF大会)でまたお会いしましょう(笑)。


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