現れたのは、ねぎ坊?

ねぎ坊の失踪で終わってしまった、「にゃんこ☆育て日記・PART1」。
ねぎ坊がその後、どうなったかというと、結局、家族総出の捜索活動にもかかわらず、見つかりませんでした。かなりの広範囲に渡るポスターはリも効果なくなく、1件の情報も得られなかったのです。
 そして、ちょうど1年たった、9月のある日、実家の母が電話をかけてきて、ねぎ坊らしき猫が2日続けて現れたというのです。1日目の夜は、猫の鳴き声が聞こえるので窓を開けて見ると、庭に白い猫がいて、物音に驚いて走って逃げてってしまったそうです。そして、2日目の夜は、雨戸を閉めようと窓を開けたときに、車庫のところにやっぱり白い猫がいて、しばらく母の顔をじっと見ていたらしいのですが、母が近寄ろうとすると、走って逃げていってしまったというのです。その後、その白猫は、姿をあらわしていないので、本当にねぎ坊だったかどうかは、定かではありません。母いわく、「あの顔、あのしっぽはねぎ坊だった」というのですが・・・・。もし、本当にねぎ坊だったら、彼は心配している私達に自分が元気でいることを知らせに来たのかもしれないと考えるのは私の身勝手かな、と思いつつもねぎ坊が幸せに暮らしていることを願ってやまずにはいられない私なのでした。


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