Last Up Date 2006.10.01          

日記を物語る 2006年09月INDEXホームに戻る 

            


09月28日(木曜日)

晴れ。終日デスクワークです。校正と添削と。

09月29日(金曜日)

晴れ。おなじく終日デスクワーク。内容は前日に同じ。添削は高校の学年全員。次からは分担してもらいます(泣)。

09月30日(土曜日)

快晴。所沢市松井公民館で「古典に親しむ会」若菜下巻。みなさんと女三宮の婿選びのくだりを朗読。


0901日(金曜日)

雨のち曇り。今日から九月。学校の準備もぼちぼちしないといけません。また、『人物で読む源氏物語』勉誠出版のための小文も少々残っています。これらをひとつずつ片付けました。

0902日(土曜日)

快晴。所沢市松井公民館で「古典に親しむ会」若菜下巻。本文をみなさんと朗読しながら女三宮の婿選びのくだりを読む。ひさしぶりに自分としてはうまく話せたかと思います。やはり、予習が大切ですね。

帰宅すると倉田実先生『蜻蛉日記の養女迎え』新典社、山口博先生『平安貴族のシルクロード』角川書店を頂戴していました。ありがとうございます。足掛け三年の『人物で読む源氏物語』、『現代語で読む歴史文学 太平記』勉誠出版がともに十月までには完結しますから、次は僕も新書、選書に挑戦したいと思っています。

0903日(日曜日)

快晴。日曜日にもかかわらず、都内を駆け回る。こんな日もありますよ。

0904日(月曜日)

快晴。清泉女子大学の本館に黒板先生をお招きして『小右記』註釈に関する検討会を行いました。

帰宅すると青山学院大学文学部日本文学科編『国際学術シンポジューム 源氏物語と和歌世界』新典社を頂戴していました。一月に行われたシンポジュームの充実した報告集。ありがとうございます。

0905日(火曜日)

曇りのち雨。ほぼ終日デスクワークの一日。またまた、角川学芸出版より、神坂次郎『藤原定家の熊野御幸』角川ソフィア文庫を頂戴していました。さっそく読み始めました。ありがとうございます。

0906日(水曜日)

雨。朝から報道は「玉の男御子」誕生のニュース一色。この御子は僕の父と75歳違いと言うことになりました。ちなみに僕の父は、伊勢物語や和歌研究で知られる関西平安文学会の重鎮の先生と誕生日が一日違いでもあるのです。

0907日(木曜日)

曇りのち晴れ。車で都内を二箇所移動。途中、電話で各所とあれこれ打ち合わせ。夏休みもそろそろ終わります。

0908日(金曜日)

雨。ほぼ終日デスクワークの一日。ぼちぼちです。ひさしぶりにジムで水泳。秋からは週二回に戻したいものです。

0909日(土曜日)

雨のち曇り。明治大学のアカデミーコモンで古代言語蔵開の会。たっぷり三時間、『日本後紀』序文の表現について勉強しました。アカデミーコモンの眺めもいいですね。

0910日(日曜日)

快晴。車で都内を移動。午後はのんびりする。息抜きも大切です。

0911日(月曜日)

曇り。早暁の稲妻の激しい光と雷雨に目覚めさせられる。驚きました。そこで朝五時半に24時間営業の宅配センターに校正を持ち込む。今日夕方までに届くそうです。その後、ゆっくりと朝風呂、そして朝食。指定時間通りに歯医者へ行き、担当が変わった女医さんからもやはり根本的な治療を勧められる。ショック。午後はこの一月入院していたカーナビを装着していただく。あれば頼り切りの文明の利器、何と言っても先の渋滞情報から早め早めに進路変更が選択出来るのがいいですね。

0912日(火曜日) Special Thanks 239,000 Hits

雨。昨年も同時期に伺った茨城県神栖市内の高校で進路講話。二年生と言うことでまずピント合わせから。と言うより自分自身が夏休みのために人前で話すのは久しぶり。ちょっと緊張しました。帰りの高速バスではペシャンコの車を見る。安全第一です。帰宅すると明治の授業アンケートが届いていました。おおむね好意的なのですが、例によって「板書」と「解説が早口」なことの指摘が数例。百人超のサンプルだからデータも客観性が高いもの。心して臨みましょう。

0913日(水曜日)

雨。なんと11月初旬の気候だと言う。一気に秋がやってきた感じ。いったん書いておいた申請書を推敲、そしてチッェク。そしたら、博士課程の単位取得退学の証明書が必要なことが判明。さっそく発行の手続きを取る。提出先はシステムが違うようなので必要書類として記載がないのですが、僕の所は博士課程も三年通算で「優良可」のいずれかが記されることになっているので「成績証明書」も発行していただく。博士課程で「良」や「可」などあり得るのかと思う御仁もあるのでしょうが、僕の恩師にはその法則が当てはまらなかったようです。もちろん、それは無言の引退勧告だったと言うことらしい。研究室は違うけれども怠学が顕著な院生に手紙を送って、実質「破門」を通告した先生もあったようだし、僕の時代は院生として生き残るのに必死という厳しさでした。今は、大学院そのものが定員割れが当たり前の時代、出来るだけこの世界に引き留めようとするような風潮もあるように思われますが、ここまで来たら「適者生存」の世界、「不退転」「初志貫徹」を貫くか、もしくは「栄誉ある撤退」を選ぶかだけでしょう。

母校内にある書店により、夏休み中で僕しか客のいない店内で、馴染みの店主さんと雑談。新美さんが「揺らぐ「青表紙本/青表紙本系」」なる論文で、僕の書いた論文を引用して下さった「国語と国文学」10月号を購入。

0914日(木曜日)

雨のち曇り。千葉県銚子市内の女子校で進路講話。来年から共学と言うことで、すでに男子を受け入れる工事は完了しつつあるとのこと。まだ一年生ではあるけれど、ここ数日、メデイアも推薦入学の有名アスリートの話題で持ちきりなので、そこから話を切り出しました。時間の関係で行きつけのお店で食事できなかったのが心残り。

0915日(金曜日)

雨。ほぼ終日デスクワークの一日。夕方は今週もジムで水泳。

0916日(土曜日)

晴。フェリス女学院大学チャペルで物語研究会。ミニシンポジュウムは「唐物と楽器」。伏見先生の琴とレクチャーをメインに、文学と史学からの報告を交えて、「日本琴学史」をこの研究会の検討課題として提示したことに意義があるように思います。伏見先生の琴の演奏は、調絃の段階からご一緒させていただき、短い時間の中で、レクチャーと琴曲のバランスをどうとるか、腐心しました。最初は「伯牙絶音」「知音」の故事から、@「流水」、世界最古の「琴譜」にちなんでA「幽蘭」、そしてB「陽春」+Encore「酒狂」と演奏していただきました。人気があるのが「酒狂」。琴に心得のあるメンバーの琴談義は二次会でも続きました。

0917日(日曜日)

雨。終日デスクワーク。夏休みも終わりだというのに。。。。致し方なし。

0918日(月曜日)

晴。車で都内を移動。環七通りの渋滞は、悉く一日だけ牛丼再開の吉野屋でした。。。。

0919日(火曜日)

快晴。明日から学校が始まり、明大前から三田までのフルコースゆえ、諸般の準備をする。レポートを確認して、書類の山からテストを掘り起こし、Oh-o Meijiは明日の分のみシラバスを更新。そんな所へ、生涯忘れることがないだろう朗報が届く。身内の人若干、お世話になった編集者さんにのみ連絡し喜びを分かち合う。念ずれば花開く。当日は『人物源氏』を始め、僕の出版活動を支えてくださった多くのみなさんに感謝をしつつ、短いスピーチを致します。

0920日(水曜日)

快晴。明治大学の「日本語文献精読」から。試験を返して教科書を進める。当初、夏休み明けと言うことで互いに近況報告をしたがるのはいつものことなり。後半は落ち着いていつもの通りに。青山学院女子短期大学演習ふたつ。二年生は、前期報告の質問に答える報告集。また後期に輪読する「横笛」巻の担当箇所を決めました。二つめの専攻科のは「夕顔」巻の論文を精読しました。そして、最後は三田で「小右記」の会。註釈の完成を目前に控えて出版予定の会社が不渡りを出すという緊急事態。でも出してくれる出版社には困っているわけではありません。硬派の歴史資料など、良書出版の会社だからこそ残念なのです。

0921日(木曜日)

晴れのち曇り。終日自宅でデスクワーク。気持ちに余裕がありませんね。

0922日(金曜日)

晴。ほぼ終日デスクワークの一日。大切な申請書と25日締め切りの「中古文学」78掲載予定の論文をそれぞれのところに送ることが出来ました。夕方は今週もジムで水泳。

0923日(土曜日)

晴。なんと目覚ましを止めてしまって二度寝であやうくバスに遅れそうになるも、なんとか最終のひとつ前の28号便に乗って静岡県掛川市で行われたコンサートインつま恋へ。人人人で並ぶ、歩く、待つ。ただし、座席はステージ直前のマイクから約20メートルの絶好のポジション。A4ブロック のしかもその真ん中をゲット。両サイドのマルチビジョンと合わせて表情も手に取るように分かりました。サプライズゲストの中島みゆきさんは、その昔、両国国技館でまだ三十代前半だった彼女を観て以来でした。ステージに入ってきたときからそのオーラに圧倒される。エンディング間際の「落陽」、そして花火。。忘れられない一夜となりました。みゆきさんが拓郎さんのために書き下ろして共演していたのは「永遠の嘘をついてくれ」。「君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ

09月24日(日曜日)

晴。始発の中央線、山手線、西武線と乗り継いで帰宅。西武線では手前のご夫婦も日焼けしたその風貌から、右手の同級生コンビは手提げから同じ所からの帰り道と判明。みなさん、満足感と虚脱感の入り交じった表情をなさっておいででした。また先日の朗報に「胡蝶蘭」をいただいた日でもありました。大切に咲かせ続けます。

09月25日(月曜日)

晴れのち曇り。明治大学の月曜日も始動。月一のクラスは脱落者が大量に出たのは残念。「論文演習」の夏休みの日記は楽しく聴かせていただきました。

09月26日(火曜日)

雨。明治大学火曜日の「日本語文献精読」も始動。このクラスはコンパにつき合わされそうです。

09月27日(水曜日)

雨。明治大学の「日本語文献精読」いつもの通りに。青山学院女子短期大学演習ふたつ。二年生は、前期報告の質問に答える報告集。また「柏木」巻の音読を進めました。この巻を音読して次の発表へ進みます。二つめの専攻科のは「夕顔」巻の「人物ファイル」を読みました。


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