Last Up Date 2006.05.01          

日記を物語る 2006年04月INDEXホームに戻る 

            


04月27日(木曜日)

曇り。のんびりと琴の稽古に励む。「心身の倶に静好を得むと欲せば(聴幽蘭)」と詠んだのは、白楽天。

04月28日(金曜日)

快晴。大宮ソニックシティーでの会場ガイダンスで「『源氏物語』と音楽」「平安時代音楽史」を講ずる。たくさんの高校生が訪れてくれました。これでしばらく休み。大型連休も原稿書きです。

04月29日(土曜日)

快晴。午前中は余明先生のスタジオで今週もレッスン。「酒狂」と「良宵引」。夜は新宿で高層ビルから夜景を楽しむ。こんな夜もたまにはよいでしょう。

04月30日(日曜日)

快晴。計画はあったが結局のんびりする。明日から机に向かって頑張ることにしましょう。


04月01日(土曜日)

快晴。所沢市松井公民館で「古典に親しむ会」藤裏葉巻。本文を朗読してから通釈へと進めますが、音読のスピードを少し緩めてみました 。すると味読と言うことばが似合う雰囲気に。帰宅して、僕が引き継ぐ前から、通算20年近く通った会員さんが、娘さん宅に身を寄せると云うことで、お別れに頂戴した和菓子を食す。春宵の桜を思い起こしながら。

04月02日(日曜日)

曇りのち雨。妙音沢、黒目川沿いの桜 と、孔子も愛した高潔の花・蘭。 美しく咲き誇っています。

04月03日(月曜日)

快晴。美しく咲き誇っている桜が強風で散り始めました。三期分の注釈の再校まで終える。今週来週も校正の束を抱えつつ春休みは終わらんとしています。

04月04日(火曜日)

晴のち曇り。またまた原稿整理、デスクワークの一日でした。桜を眺めに妙音沢へと降りると、整備計画が始まった公園もかなり整ってきていて、鬱蒼とした藪状態の森が美しくリニューアルして見えていました。僕が引っ越してきた時には既に話が出ていた懸案事項も十余年を閲してようやく実現したと言うことになります。

04月05日(水曜日)

雨。頂戴していた国文学研究資料館の調査報告『物語の生成と受容』所収論文を文献目録に増補しました。時を同じくして資料館の伊藤鉄也先生からは『海外における上代文学』『海外における日本文学研究論文1+2』ふたつの科研報告書を頂戴しております。あわせて御礼申し上げます。

04月06日(木曜日)

快晴。午前中は原稿整理。午後は再び妙音沢、黒目川沿いの桜を眺める。 永い春休みもいよいよ終わり。なぜやり残すことがあるのかと思うほど時間はあったが。。。これも春宵の恍惚の一瞬、脳裏をかすめた悔いとしてあり。

04月07日(金曜日)

快晴。午前中は原稿整理。および新学期の準備。講義日程などの新年度版を作り、新刊予告も兼ねて自己を物語るも更新しました。今年は延べ15冊出版しますので宜しくお願いいたします。午後はそのうちの一冊、「明石の君」巻の念校に専念。論文も力作揃いで、400頁超の雄編となりました。週末はこれを入れて四冊念校。気になっているところのある執筆者のみなさんは、遠慮無くご連絡下さいませ。ただし、集中している僕は、どえらく無愛想、不機嫌な時もあるので、あらかじめお詫びしておきまする(*≧ε≦*)☆☆。

04月08日(土曜日)

晴のち曇り。一時雨。緑豊かな、調布市緑が丘の白百合女子大学で、『浜松中納言物語』巻一を読む。「九百九十九人の王」の説話は今回でケリをつける。二次会はさらに楽しかった春のひとときでした。

04月09日(日曜日)

晴。ひたすら校閲。読者に親切なテクストを提供するため、僕なりに腐心しております。明日から学校。寝坊は出来ません。

04月10日(月曜日)

雨。明治大学始まりました。初日の一時間目は一年生で教室に緊張感が漂っていました。すぐ馴れるでしょう。

04月11日(火曜日)

雨。明治大学二日目。留学生二名、精確な敬語に驚きました。いっしょにがんばりましょう。

04月12日(水曜日)

雨。明治大学三日目。一年生ながらさすがに少しばかりはリラックスムード。青短はガイダンスで来週から本格スタート。夕方は「小右記」の会で慶應へ。新人さんも入ってますます充実です。

04月13日(木曜日)

快晴。東武動物公園からバスで40分、茨城県最南部の高校で進路講話。新三年生対象。将来なりたい職業と学部学科、入試方法と合格可能性を考えた勉強方法の説明まで。こちらもまた始まりました。

04月14日(金曜日)

快晴。終日自著の校正。カバー見本は、自著と共に勉誠出版のバージョンも届き、満悦の一日。

04月15日(土曜日)

晴のち曇り。物語研究会を日大文理学部で。桜はほぼ散りかけていましたが、話題は尽きず夜は更けてゆきました。

04月16日(日曜日)

晴。またまたひたすら校閲。ぜひみなさんには手にとって読んでいただきたいものです。

04月17日(月曜日)

雨。明治大学。「日本語文献精読」は導入から。教科書を必ず手に入れてください。「論文演習」は200字の小文を書いていただきました。

04月18日(火曜日)

雨。明治大学。今年も法学部の一年生は26クラスの編成ですが、メディア棟07階、40人収容の教室は満席。こういう年もあるのですね。早稲田、立命館に次いで受験生も80.000超の人気集中の大学なのですから。

04月19日(水曜日)

晴。明治大学「日本語文献精読」。テキストの難読漢字に戸惑っている人あり。苦手な人は密かに勉強しておいてください。移動して青山学院女子短期大学のふたつの演習は今回が初顔合わせ。丁寧にガイダンスを行い、『源氏物語』の概説を少々。またがんばりましょう。

04月20日(木曜日)

雨のち曇り。すこしのんびりと琴の稽古。譜を確認しながら音を拾う。これが疲れた心身にはとてもよいようです。

04月21日(金曜日)

快晴。栃木県足利市内のイベント会場でのガイダンス。たくさんの高校生が訪れてくれました。晴れ渡った空はもはや夏の気配、日も伸びてきましたね。足利学校もゆっくり廻りたかったけれども、これはまたの機会に。

04月22日(土曜日)

快晴。夕方から校正の打ち合わせで新大久保へ。膨大な作業を丁寧にこなしていただきました。完成刊行記念を約して帰宅の途へ。

04月23日(日曜日) Special Thanks 228,000 Hits

快晴。午前中は余明先生のスタジオでレッスン。「酒狂」と「良宵引」。ともに夜に弾く曲ではありますが、ともあれ練習!練習!。午後は「元輔集」注釈一首。本文が乱れているので難渋しましたが、なんとか独自の解を導き出しました。

04月24日(月曜日)

雨。明治大学。「日本語文献精読」はいよいよ本格始動。緊張感あり。「論文演習」は、山手線の事故で二時限目は予定が大幅に狂ってしまったものの(こんなこともあのますよ)、四時限目はニュース原稿を書くと言うコンセプトで200字の小文を書いていただきました。よくかけていましたよ。

04月25日(火曜日)

雨のち晴れ。午前中、歯医者に行く。「舌が大きいので?、歯垢が人より出来やすい、歯磨きはもっと丁寧に」とご指導いただく。舌がでかいから毒舌なのだとひとり納得しつつ帰宅。今年前半の原稿の予定を算段しつつ、ひとやすみ。ゆくっり気合いを入れて明治大学へ。五時限目なのに、時間を超過して板書もめいっぱい。顰蹙だったかも。。。。

04月26日(水曜日)

快晴。明治大学「日本語文献精読」。三クラスとも月例小試験を実施しました。「法科大学院適性試験問題」の読解問題と故事成語です。要レポート提出者は OH-o!Meiji の「お知らせ」を参照のこと。移動して青山学院女子短期大学のふたつの演習は『源氏物語』の概説を少々。導入だから丁寧に進めました。夜は慶應大学で「小右記」の会。僕は文法事項のチェック担当のようです。


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