Last Up Date 2005.04.01          

日記を物語る 2005年03月INDEXホームに戻る 

            


03月29日(火曜日)

快晴。津田博幸『古代文学会叢書V <源氏物語>の生成 古代から読む』(武蔵野書院/\2600+税.2004.12.25)の合評会を杉並区永福区民センターで。執筆者の他に、京都からの参加者も見えて大盛況。二次会はワイン。ためになる一日でした。

03月30日(水曜日) Special Thanks 193,000 Hits

快晴。伊藤鉄也先生の編になる科学研究費の報告書『海外における平安文学』(国文学研究資料館/2005.02.19)『海外における日本文学研究論文1』(国文学研究資料館/2005.02.19)を頂戴しました。いつもありがとうございます。夕方からは慶応大学で『小右記』研究会。一足早い新学期の始まりです。

03月31日(木曜日) Special Thanks 193,000 Hits

快晴。仕事の打ち合わせのため向かった赤坂で再び道に迷う。生来、土地勘はしっかりしているのですが、ここだけは苦手。昔、大学の立地を基準に僕の体内地図が出来ていると分析されたことがあるけれど、こんの付近にはないからでしょうか。


03月01日(火曜日)

快晴。夜は六本木のスイートペイジルでしっとりと。たまにはこんなのもいいでしょう。

03月02日(水曜日)

快晴。三年通った厚木方面の仕事も本日が最後。移動だけで往復5時間も慣れれば名残惜しくもあり。

03月03日(木曜日)

曇天、のち雨から雪。またも終日自宅、例の如し。「頭垂れ 懐寒し なごり雪(作)」。

03月04日(金曜日)

雪から曇り。明治で2005年度の教科書会議。評価方法の変更点、留学生の指導法、等々の打ち合わせ。

03月05日(土曜日)

晴。『うつほ物語引用漢籍注疏−洞中最秘鈔』(新典社.2005.02.28/\14800+税)が完成しました。おもちゃを手にした少年のように終日眺め回しておりました。

後藤祥子先生から、「絵解き『源氏物語』CD版 2.夕霧」(竹林舎.2005.02.10/\2800+税)を頂戴しました。拝聴しながら、NHK 教育テレビの『源氏物語』の講義をビデオにとって復習していた学生時代を思い出しました。ありがとうございます。

03月06日(日曜日)

快晴。母校で『元輔集』の研究会。厳密な姿勢の必要性を再確認しました。

03月07日(月曜日)

快晴。『源氏物語』の本文校訂と註釈。時間を決めて計画的に、と心懸けています。

03月08日(火曜日)

快晴。午前中は注釈、午後は推敲と先月行った小論文講座の添削。なんと二学年全部。恍惚としてきます。

03月10日(水曜日)

快晴。終日自宅、例の如し。明日はなにがなんでもジムで汗を流そうと決める。

03月11日(木曜日)

快晴。一期五巻分の論文案内を書く。研究史は別立てでお願いしているので、論の志向性や底本、表記などを書き込む。ある巻は友人にキャステングを依頼しましたが、気がついたら、みなさん旧帝大系出身者・男性の筆によると言う巻と、いっぽう、ほぼ女性による巻とがありました。そろそろ講義用の指定図書の季節、まだ間に合うようでしたら、ぜひこの叢書をご指定頂きますように。

03月12日(金曜日)

晴。注釈その他で日が暮れる。

03月13日(土曜日)

曇時々晴。所沢の松井公民館で「古典に親しむ会」『源氏物語』真木柱巻。講読の後、年度代わりのお茶会をしていただく。もう僕が引き継いでから15年。みなさんの自己紹介で僕の母より年長の会員の方の多いのに驚く。『谷崎源氏』で読み始めたが、自力では…と諦めておられ、子育ても終えたところで参加された方が何人もいらっしゃいました。その後もご家族の病気やらお孫さんの世話やらの合間を縫って何年も継続してお見えになっているのだなあ、と感慨深く、武蔵野・清瀬の森を抜けて帰宅しました。

03月14日(日曜日)

曇時々晴。やや花粉症気味か。夜はジムで水泳。

03月15日(月曜日)

快晴。ほぼ終日自宅。あまり家に長くいると世間様に申し訳ないような気もしますが仕事はしております。

03月15日(火曜日)

快晴。武蔵野の、春のあげほのを眺めつつ、始発(大宮06;34発)の新幹線で新潟三条市へ。越後湯沢を抜けると一転、「雪国」の世界に。レール凍結を防ぐための放水がフル稼働でした。昨年も同時期、おなじ内容の講話をしており恒例化しつつあります。担当マネージャーさんの車でホテルまで送っていただく。ありがとうございました。

03月16日(水曜日)

快晴。同じ学校で、昨日は二年生、今日は一年生のための進路講話。明るい生徒さんから、「また来てね」と声を掛けていただきました。進路担当の先生からは一昨年何回も通って指導した生徒さんが、一浪の後、地元国立大学に無事合格したといううれしい知らせに感激しつつ帰宅しました。

03月17日(木曜日) Special Thanks 192,000 Hits

曇天時々雨。編集の谷間をぬって越生梅林へ。癒されてからまた校正と原稿です。小嶋菜温子・増尾伸一郎さんから『ケガレの文化史 物語・ジェンダー・儀礼』(森話社/¥3,150.2005.03)を頂戴しました。ありがとうございます。

03月19日(金曜日)

晴。一期五巻は最終段階。足りない部分があれば編集サイドが自分で書くのが今回の方針のひとつ。頭の心髄にまで『源氏の物語』がどっしりと染み付いて来ました。資料館の共同研究報告書『平安文学場面生成プロジェクト論文集@《水》の平安文学史』(国文学研究資料館/2005.02.25)を頂戴しました。関係者のみなさん、ありがとうございます。

03月20日(土曜日)

晴。午前中は校正。お昼過ぎ物語研究会のため明治大学リバテータワーへ。発表二本。宇治の《うわさ》の発表もよくまとまっていました。打毬楽は音楽用語事典にアップしてあるとおり、以前書いたことがあったけれど、質疑応答も目からうろこの鋭いものもあり、08年ほど前、この原稿を書くために集めた文献の内容をどうしても思い出せずに苦しむ。いずれ、『源氏物語』の音楽に関する事典を書いてみたいと思っています。二次会、三次会、例の如し。三次会ではオジサンの部の皇位継承順位も04番目に。やはり《若き研究者の集団》なのですねぇ。

03月21日(日曜日)

晴。のんびり過ごす。夜はジムで水泳。この春からは精神力の勝負。机に向かうときはこれに没頭したい。これが願い。故に多少不義理の失礼がありましたら、あらかじめお断り。

03月21日(月曜日)

快晴。とんとご無沙汰の枕草子の会へ。『うつほ物語』に関する問答の多発するところで議論多出。二次会も楽しく頭もお腹も満腹でした。

03月22日(火曜日)

快晴。三角洋一・松岡智之両先生から『源氏物語の鑑賞と基礎知識 早蕨』(至文堂/2005.03.\2520)、また、沼尻利通さんから『紫明抄』『異本紫明抄』所引の『枕草子』本文に関する論文二編をそれぞれ頂戴しました。考証の結論はびっくり系の内容なのでぜひご自分でご覧下さいませ。『古代中世文学論考/第十三集』新典社と「國學院大學大学院紀要−文学研究科」所収のものです。

03月23日(水曜日)

雨。青学会館で短大の卒業謝恩パーティー。先生方と卒業生でたいへんな盛会となりました。先生方の紹介で僕が呼ばれた時、僕が彼女たちから名前で呼ばれていたことを始めて知る。ちなみに、国際派の某先生は「ま○ゃあ□」だそうです。僕より遙かに年長の、小津映画を中心に批評活動をなさっている先生は、ゼミ生に向けて、国仲涼子さんばりのニッコリポーズでVサイン。僕も還暦を迎える頃までにはこんなお茶目なオジサンになりたいものです。たくさん記念写真に収まる。「先生方がびっくりするほど仲がいいことが分かったんで感激しちゃいました」と言う言葉が脳裏に焼き付きました。

03月24日(木曜日)

快晴。さすがに今日はクールダウン。『昭和ニッポン1億2千万人の映像』17巻、昭和45年(1970)のDVDを購入して視聴してみました。夕方からジムで二時間。

03月25日(金曜日)

晴。校正・注釈。ちょっと池袋まで出かけてみました。

03月26日(土曜日)

快晴。余明先生のスタジオで琴のレッスン。何しろこの忙しさで練習が滞りました。新たに「酒狂」も始めることに。

03月27日(日曜日)

快晴。藤岡温泉ホテルで保養。ゴルフ場付きの見晴らしの良い温泉でした。

03月28日(月曜日)

雨のち曇り。藤岡から佐久の実家へ。しばしの息抜きです。


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