Last Up Date 2004.03.02          

日記を物語る 2004年02月INDEXホームに戻る             


02月26日(木曜日)

快晴。今日は清泉女子大学で『小右記/長元元年』の編集作業。夕方は、赤坂のサントリーホール東儀秀樹さん伍芳さんのコラボを聴きに行く。本当に音響のよいホールで、演奏も映えていました。

浅尾広良さんから『源氏物語の準拠と系譜』(翰林書房、2003.01.30/\8000)を頂戴しました。浅尾さんらしい、瀟洒かつ重厚な本です。僕の本も、浅尾さんのと同じ棚に並べられる日を夢見て精進しましょう。

02月27日(金曜日)

快晴。今日は吉祥寺で編集会議。一巻毎の全原稿枚数とページ割を調整しました。帰宅して、第一期二期の主要巻のコーディネートのお願いのため、あちこちに電話とメール。みなさん快くお引き受け下さいました。

02月28日(土曜日)

快晴。叢書の依頼であちこちの知人・友人のみなさんに電話。とんとご無沙汰の方からも懐かしい声を聴かせていただきました。

02月29日(日曜日)

快晴。新大久保あたりに出没。楽しかったです。


02月01日(日曜日)

快晴。明日締め切りの採点表に向けてか、速達のレポート7通。郵便局員さんに二度もご足労頂きました。中にはお友達通しで相乗り一通というエコノミー派の方もいらっしゃいました。みな字がきれいですね。『源氏物語の《物の怪》』と『源氏物語の魅力を探る』、それに『源氏物語歌織物』の引用率が高いことに気付きました。

02月02日(月曜日)

雨。採点表を一本は渋谷へ持参。明治の3、4年生分は「配達記録」をもらって渋谷青山通郵便局から。教務課で文藝評論家の榎本先生とばったり。青山・表参道とお茶、食事を御一緒し、最近のお仕事をお聴きする。母が、共同通信配信からなる「信濃毎日新聞」に掲載された芥川賞に関するコメントの切り抜きを送ってくれていたので話も弾む。今回は選に漏れたが、立教の島本理生さんも有力株のよう。 La Valse de Miri [yu-miri.com]/柳美里公式サイトのプロデュースもなさっておられるそうです。みなさん御覧あれ。

02月03日(火曜日)

曇天。採点の日。ネットに訳など絶対あるまいと確信して出した問題(「終戦の詔勅」の全文ひらがな書き下しと訳)でしたが、やはり存在していたようです。でも講義の話を聞き漏らしていた人は「交戦已ニ四歳ヲ閲シ」の「四歳(しさい)」を、「よんさい」と訓んでいたり、講義内容とは異なるポイントがいくつか目立ったため、そこを基準に採点出来ました。「漱石」「三島」は時間切れの人もいたのは残念。夕方はジムに行って来ました。

02月04日(水曜日)

快晴。採点の日最終日。採点表も完成。明日からはまた勉強です。

02月05日(木曜日)

快晴。今日は清泉女子大学で『小右記/長元元年』の編集作業。細部を詳細に訓み直す。休憩時間に話題になった、「慶應義塾の目的」は流麗な文語体で、慶応生え抜きの先生の答案にこれを書くと、点数アップで赤点回避とか。さすが塾生!義塾愛。

02月06日(金曜日)

快晴。刊行の遅れていた「懐風藻研究」の十号が届きました。僕は「《浮き木》の物語史−−懐風の琴・異聞」を書いています。ぜひ御高架を。

02月07日(土曜日) Special Thanks 152,000 Hits

快晴。所沢の松井公民館で「古典に親しむ会」『源氏物語』「常夏巻」。近江の君の物語。後半は新年度のお茶会となりました。会発足から20年、僕が「夕顔巻」から引き継いで13年。新しい方も入会してまだまだ続きます。

02月08日(日曜日)

快晴。暮れから正月にかけて、家には寝にだけ帰るような忙しい生活でしたが、かなり落ち着きました。溜め込んでいた原稿も少しずつ書き始めます。昨日撤去した、学生時代から愛用のテレビとオーデオは、買い取り業者さんに1.500円でこちらから払って引き取っていただきました。当時は最新鋭の機器だったのに、20年経つと只の箱。年季が入ると価値が出るのは、人文系の学者の頭脳だけだ、と信じたい。。。

02月09日(月曜日)

快晴。同志社の受験生が、京田辺で受けるべき試験を今出川に向かってしまい、タクシーに乗ったものの興奮状態だったため、運転手さんが九条警察署に相談。受験生はパトカーで約20q離れた同キャンパスに25分遅れで到着。なんとか受験資格を得たという話。でもそんなんで問題解けたんでしょうか?僕もその昔、席を外して自分の教室が分からなくなり、泣き叫んでいた受験生に遭遇したことがあり、僕の友人は試験監督中に興奮した受験生を押さえつけようとしてはねとばされ、前歯を折ったこともある。受験生のみなさん、くれぐれも冷静沈着に。難関大学は一点が致命傷。興奮何ぞしていられませんぜ。。。

02月10日(火曜日)

快晴。小文二題を書き上げて送信。ついで叢書の企画案を作る。その間、DVDが全く動かないので、出張修理を依頼して待っていたところ、心臓部の配電装置に異常があったとのこと。保証期間を2ヶ月あまり過ぎていましたが、「こんなに短期間で壊れたら信用に関わりますので」と、出張料・技術料も受け取ってくれず。大変親切な、ビートルズの版権を持つレコード会社を傘下に抱える、業界最大手の《某社》と書いておきましょう。夜は新宿の高層ビルのお店で同世代の研究者と内輪の“同窓会“。夜景が美しく話も弾みました。

02月11日(水曜日)

快晴。「文藝春秋」3月号で、芥川賞の選評をつぶさに読む。石原慎太郎の評から、彼が《青春》をキーワードに読んでいることを知る。夜見た趣味悠々・香りを楽しもうが面白い。録画して講義で使えるかも知れません。僕も講義では折々の香りを燻らせていますから、発表にもレポートにもこの知識は欠かせないものの一つです。

02月12日(木曜日)

快晴。さいたま市・旧大宮地区の高校で小論文講座。今回は進学希望者というわけではなく、学年全員を対象とした内容で50分。来週も伺うことになっています。

02月13日(金曜日)

快晴。ぼちぼち抜きの日があってもよい。本屋を回り、水泳して帰宅。

02月14日(土曜日)

快晴。春一番が吹き荒れ、舞い上がった砂塵で、空が淀んでいたほどでした。一雨毎に暖かくなるはずです。

今年から来年にかけて、叢書に掲載する『源氏物語』の抄出本文の校訂と注釈をすることになりそうですが、書き下ろしの論文・コラムを含め、多くのみなさんに協力を仰ぎたいと思います。15巻の予定がさらに増えそうな雰囲気です。

02月15日(日曜日)

快晴。忙中閑有り。火曜日以降またまた全国行脚のため、ひたすら静養しつつ、あれこれと構想を練っています。相不変、机辺には本が山積み状態。

02月16日(月曜日)

快晴。本日も気抜きの日。またまたジムで水泳。

02月17日(火曜日)

関東圏は快晴。仙台を過ぎると途端に冬景色。「よくきたねし、青森」のJRの看板に迎えられ、小雪混じりの中、市内の高校で国公立大学進学希望者のための進路講話。初めて津軽海峡の海岸線を走る。青森はその昔、ものけんの大会で大鰐温泉に来て以来。あの時は飛行機でしたが、今回はチケットがとれず、八戸まで新幹線で。都合四時間で本州の最北端まで運んでくれる。日本は便利になったものです。話柄は県内の国公立の話を中心に。ただ、一年生だったので、まだセンター試験と言ってもピント来ないようでしたが。純朴で制服をきちんと着ているなあという印象を持ちました。廊下で挨拶されたので、「こんにちは」と返したら、「なん気取ってんだしけね」と話しているのが聞こえました。一応標準語のつもりだったんですが。。。

02月18日(水曜日)

快晴。さる著名な研究者・サイト管理者名の添付ファイル付きメールが届きました。おかしいな、と思い調べてみたら、「件名が「ID」から始まるメールに注意―― Bagle.b ワーム拡大中/日本ネットワークアソシエイツ株式会社 は2004年2月18日、米国時間2月17日に発見されたワーム W32/Bagle.b@MM を、感染拡大に伴い危険度「中」とした、と発表した。W32/Bagle@MM は添付ファイルをクリックすることで感染し、自身の SMTP エンジンにより、感染マシンからメールアドレスを抽出し、大量メールを配信する。感染したメールは、差出人アドレスは偽装で、件名はID <任意の文字列> thanks、本文は Yours ID <任意の文字列> Thanks と表示されている。またリモートアクセス機能を持っており、TCP ポート8866を開き、HTTP 経由で操作元のハッカーに通知する。システム日付が2004年2月25日以降だった場合は活動を停止する。」とあるこの記事そのもの。ウィルスに侵されているのは、このサイト管理者さんではなく、この方とさらに僕とも更新履歴のある不明某氏と言うことになるようです。みなさん、要注意を。

02月19日(木曜日)

快晴。さいたま市内の高校で小論文講座二回目。今日は、たくさんの専門学校も見えて、分科会形式。僕は最初に学校からの要望でAO入試と奨学金の話をしてから小論文へと展開させました。帰宅すると、早稲田大学古代文学比較文学研究所編『交錯する古代』(勉誠出版、2004.01)を頂戴していました。東アジア諸国から集結した研究者の論文24篇に萬謝です。

02月20日(金曜日) Special Thanks 153,000 Hits

快晴なのはよいけれど雨が降らずひどく乾燥していますね。小論文講座の後は山のような添削が待っています(もちろん他の先生にもお手伝いいただきますが)。これも一期一会、丁寧に批評させていただきます。

02月21日(土曜日)

快晴。白百合女子大学で『浜松中納言物語』を読む。車を入れさせていただく北側の門は、テレビドラマ『白い巨塔』で、近江大学として登場していました。

02月22日(日曜日)

快晴から曇天、そして雨。日本文学協会事務所で「枕草子の会」。行きは突風で乾いた砂が舞い上がり、しばしば自転車を止めなければならないほどでしたが、帰りは土砂降り。でも乾いた大地には潤いも必要でしょう。

02月23日(月曜日)

快晴。埼玉方面を車で走りましたが、またまた凄い砂塵で空が茶色がかっていました。ただ朝方の富士山と夕暮れは絶景。気色をのんびり眺められるのはこの時期だけのこと。

02月24日(火曜日)

快晴。都内の出版社の社長応接室で叢書の打ち合わせ。全20巻隔月刊行となると、来年春から配本しても2008年春までかかる見通し。編集部も十人以上のみなさんが溌剌と仕事をしていました。詳細なページ割りも今週中に固めます。

02月25日(水曜日)

快晴。夕方ジムに出かけた他は、終日自宅でデスクワーク。


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