(デデのひとりごと)
ヒロ・クロサキやカークビーと組んで、何度もすばらしい通奏低音を聞かせてくれたモルテンセンですが、初めて聞くソロ・リサイタル。バッハのパルティータばかり3曲。
この人うまいんですが、つまり技巧派なんですが、ソロだと音楽がつまらないですニャー。すごく予定調和的に音が配置されて、一瞬の隙もなく流れていく。つまりあの有名なエレベーター・ミュージックのチェンバロ版。
一曲目から半睡半覚醒状態。というかむしろ睡魔にねじ伏せられておりました。心地よい音が聞こえてくる Zzzzzzzzz…
レジスターを頻繁にいじっていました。それもかなり珍奇なレジストレーション。たとえばF8’+4’とか。それにバフをかけたりして、なかなか珍妙な響きがしていました。
前半で失礼して、下のユーハイムでソーセージとビール。
心地よい一夜でした。