撮影メモ : 日比谷公園有楽門側の交番近くに十月桜がある、日比谷門の近く(バス停近く)にはもう一本の冬にさく桜がある。公園事務所で聞いたところ11月から3月位まで十月桜が咲いているそうです。「森の桜町」さんの情報によれば有楽門側が十月桜で日比谷門側が小福桜だそうです。ただし小福桜の図鑑写真をみると、花の形状が違っているので私の感じでは再調査が必要か? 新宿御苑にも冬桜・十月桜・小福桜がある。
以下の説明は広島市立大学「桜データベース」からの引用文です。
フユザクラ : 春と晩秋から初冬にかけて2回咲くので「フユザクラ」「フダンザクラ」などとも呼ばれる。「マメザクラ」と「ヤマザクラ」の雑種で「コバザクラ」と同じものと考える。果実を付ける。四季咲性遺伝子をもつ桜。
十月桜 : 小彼岸系の八重咲きで、春期につづいて10月下旬頃からも咲き出す。冬咲きの花は小型で少なく、春咲きは大きく数多く咲く。
コブクザクラ: 原木は、熱海市相の原、石井氏の庭にあったもの、調査の折これを見つけたが原産地は不明。(中略)鐘状の萼(ガク)筒内には、雌しべが多く、不完全なものを入れると7,8本数えられ、1〜3個の果実をつけるので,調査を共にした熱海市多賀の角田氏が1969年これに「コブクザクラ」と命名した.成葉はやや小形の狭長楕円形または卵状楕円形,縁には切込みの深い欠刻状重鋸歯がならび,表面には散毛があって、裏面は淡色で短毛が多い。八重咲き。
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