獅子1  北海道獅子舞一覧表    作成 '01年10月24日

 [北海道自治体リンクana版]  [獅子舞リンク集]  [武蔵野の獅子]  [東京の祭]  [武蔵野歳時記]  [多摩民俗芸能市町村別]  [北海道遺産分類]


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北海道獅子舞一覧
 注意 : 以下の文章は「北海道観光総合データファイル」と各市町村のHPからの引用です。著作権的に問題が有りますので、引用する場合にはご注意ください。

■区分 空知支所管内

 ○栗山町  ●角田獅子舞
 古くから香川県に伝わる「二人立」のさぬき獅子舞で雌雄二頭が早い動きで広野を駆け巡る様子を表現しています。酒好きの猩々と共に酒を飲んだ獅子がよってじゃれつき浮かれて浮かれ獅子を舞う場面もおりユーモラスです。香川県から深川市に入植した人たちにより明治39年から伝わった舞を縁あって昭和28年に栗山に伝えられ、以来栗山町の発祥地角田地区の若者中心のメンバーによって受け継がれております。除夜の鐘とともに、かがり火に映える雪の境内を、悪魔払いと五穀豊穣を祈り、獅子が乱舞する。
  種類・神楽獅子   観賞場所:角田神社境内   観賞時期・元旦
  お問い合わせ先:栗山町役場商工課 電話番号:01237-2-1111

 ○栗山町  ●栗山親子獅子舞
 明治の中期に当時の角田村に入植した富山県出身の上島吉蔵氏が伝えた「越中踊り獅子」がルーツになっています。創設は昭和5年、当時の富山県出身者の有志が提唱して五穀豊穣の祈願のため栗山天満宮に奉納されたのが始まりです。
  種類・神楽獅子   観賞場所:栗山天満宮   観賞時期・秋期例祭9月下旬
  芸能伝承元:富山県
  お問い合わせ先:栗山町役場商工課 電話番号:01237-2-1111

 ○深川市   ●納内町猩々獅子舞
 明治時代、屯田兵であった入植者が郷里香川県の獅子舞を伝承したもの。二頭の獅子で、「天狗の舞」「白狐の舞」「猩々の舞」など多彩な舞を見せる。例年9月、納内神社の例大祭で奉納される。昭和48年7月市指定無形文化財指定
  所在地・空知・深川市
  種類・獅子舞   観賞場所:納内神社境内   観賞時期:例年9月
  芸能伝承元:香川県
  お問い合わせ先:深川市教育委員会生涯学習課社会教育係   電話番号:0164-26-2343

 ○深川市   ●多度志獅子舞
 大正時代の多度志地区の入植者が郷里富山県に伝わる獅子舞を伝承したもの二組の獅子で型は八尾型、五つの舞で猪退治の様を激しく勇ましく表現。昭和47年5月市指定無形文化財指定。例年9月多度志神社(多度志町中央)の例大祭で奉納される。
  所在地・空知・深川市
  種類:獅子舞   観賞場所:多度志神社境内   観賞時期・例年9月
  お問い合わせ先 深川市教育委員会生涯学習課社会教育係 電話番号:0164-26-2343


 ○深川市   ●猩々獅子舞五段くずし舞
 明治時代に一己地区に入植した屯田兵が出身地香川県の獅子舞を受け継いだもの。舞は獅子の一生を表現し、二頭の獅子とそれを先導する猩々で悪魔を払い五穀豊穣を願う。昭和40年9月市指定無形文化財指定。例年9月大国神社(一己桜町)の例大祭で奉納される。
  所在地:空知深川市
  種類:獅子舞   観賞:大国神社境内   観賞時期:月日 例年
  お問い合わせ先 深川市教育委員会生涯学習課社会教育係 電話番号:0164-26-2343

 ○新十津川町 ●新十津川町獅子神楽
 明治41年富山県出身者達によって誕生。昭和20年代には最盛期を迎え、第1回北海道文化祭では「郷土芸能賞」に輝き、同30年代に入ると財政難や後継者不足の問題に直面しその存在が危ぶまれましたが、昭和51年に新十津川獅子神楽保存会が発足。新十津川農業高校や大和小学校などでも、この活動に積極的に参加しています。また、昭和58年には「町無形民俗文化財」として指定を受けています。
  所在地 空知:新十津川町
  種類:獅子神楽   観賞場所:新十津川神社境内   観賞時期・9月4日
  お問い合わせ先 町役場・電話番号:0125-76-2131

 ○北竜町  ●真竜獅子舞
 越中富山獅子の流れをくむ赤獅子と、四国淡路獅子の流れをくむ青獅子と獅とりの舞からなる。9月9日の秋祭りに真竜神社より各町内会をまわります。
  在地・空知・北竜町
  種類:獅子舞   観賞場所:真竜神社   観賞時期・9月9日
  お問い合わせ先・北竜町教育委員会 電話番号:0164-34-2553

 ○赤平市   ●住吉獅子舞
 住吉獅子舞は住吉町に入植した人達が、明治41年住吉八幡神社に越中獅子用具を奉納したことから始まり、その後伝承活動を続け、昭和46年に赤平市無形文化財代1号に指定されています。
  所在地・空知・赤平市
  種類:獅子舞  観賞場所  観賞時期・月日
  お問い合わせ先 赤平市教育委員会・電話番号:0125-32-2211

 ○秩父別町  ●滝の上獅子舞
 明治34年富山県上平村に伝わる、猪狩りと五穀豊穣、家内安全を祈願するためのもので、昭和41年から当時の滝の上部落が、継承し、各神社例祭に奉納している。昭和51年秩父別町無形文化財に指定。
  所在地・空知・秩父別町
  種類・獅子舞   観賞場所秩父別神社境内   観賞時期・9月15日
  お問い合わせ先:滝の上獅子舞保存会斉藤吉仁  電話番号 0164-33-2473


 ○秩父別町 ●ちくし神楽獅子舞
 讃岐のあばれ獅子の流れを汲み、本町へは明治41年に移入。その後屯田開拓の秩父別の獅子として生まれ変わり、舞の構成は大太鼓と獅子の生死を賭けた闘いで、勇壮、華麗な舞、一部は一頭、二部は夫婦の二頭で演じる。昭和63年秩父別町無形文化財に指定。
  所在地・空知・秩父別町
  種類:獅子舞   観賞場所:相馬神社境内   観賞時期・7月22日、9月5日
  お問い合わせ先:ちくし神楽獅子舞保存会 電話番号:0164-33-2506


 ○沼田町   ●沼田越中獅子舞
 毎年9月の秋祭りに沼田神社に奉納される。
  所在地・空知・沼田町
  種類・獅子舞   観賞場所・沼田市街地   観賞時期・9月秋祭り
  お問い合わせ先:吉田俊一 電話番号:0164-35-2431

 ○沼田町  ●本願寺越中獅子舞
 現在の沼田町字北竜に開拓の鍬を振った当時の住民が、「五穀豊穣、悪魔退散、部落安全」を願い今日まで古老より若者へと受け継がれている勇壮な舞。刀、くさり鎌、采配取り、なぎなた、取り棒などがこの獅子舞にはあり、舞の荒い男獅子というのが特徴。沼田町指定無形文化財として昭和48年指定。
  所在地・空知・沼田町
  種類 獅子舞   観賞場所:北竜地区   観賞時期・秋祭り
  お問い合わせ先:沼田町教育委員会 電話番号:0164-35-2727


 ○奈井江町 ●備中神楽
 備中神楽は、古くから荒神の心をやわらげようとして行われてきた鎮魂行事で、秋祭りや正月などに欠くことのできない郷土芸能として成長し、備中地方一円にひろまっています。また、昭和54年2月3日、文部大臣により国の重要無形文化財として指定されました。奈井江町には、昭和57年の岡山県成羽町との友好都市提携を機会に文化交流の一環として昭和62年に「猿田彦の舞」を伝承し、平成5年には「素戔鳴命の大蛇退治」も伝承し、現在会員13名で文化祭や施設への慰問等、様々なイベントに出演している。
  所在地・空知・奈井江町
  種類:民俗芸能・神楽   観賞場所:   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:奈井江町教育委員会 電話番号:0125-65-5381

 ○美唄市   ●峰延獅子舞
明治33年に富山県東砺波郡高瀬村森清から移住してきた若者が伝承したのが始まりです。この獅子舞は、太刀、なぎなた、鎌などの武器を持って戦う形をとっていることから「獅子を取る舞」といわれています。美唄市指定文化財第2号に指定されています。
  所在地・空知・美唄市
  種類:獅子舞   観賞場所:地域におけるイベント等   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:事務局長 清水尚 電話番号:01266-2-1388


 ○美唄市   ●峰延東傘踊り
 明治33年に富山県東砺波郡高瀬村森清から移住してきた若者が伝承したのが始まりです。この獅子舞は、太刀、なぎなた、鎌などの武器を持って戦う形をとっていることから「獅子を取る舞」といわれています。美唄市指定文化財第2号に指定されています。   所在地:空知・美唄市
  種類:獅子舞   観賞場所:地域におけるイベント等   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:事務局長:清水尚  電話番号:01266-2-1388


 ○妹背牛町  ●妹背牛町獅子舞保存会
 毎年妹背牛神社に奉納を主とする活動で、昭和47年舞が町無形文化財に、獅子頭・天狗面が有形文化財第1号指定を受ける。町の伝統芸能として、イベントや祭りに欠かせない存在となっている。
  所在地・空知・妹背牛町
  種類 獅子舞
  観賞場所 妹背牛神社境内  観賞時期・9月14日 秋祭り・雪宮祭
  お問い合わせ先 江幡 進 電話番号:0164-32-2085



■石狩支所管内 

○札幌市  ●丘珠獅子舞
 明治25・26年、富山県の福野町安居を中心に周辺の村落から移住してきた人々によって五穀豊穣、故郷を偲んで丘珠神社祭典に奉納されたのが丘珠獅子舞。構成は、獅子頭振り一人、カヤの中は尾持ちとも7人で支え、獅子振りは子供3人大人3人囃し方は笛6人、太鼓2人、その他先頭や警護の天狗、般若など計24人からなる。舞は剣や扇、鎌、傘など用具別に12種類ある。1974年10月24日に札幌市指定無形文化財に指定される。
  所在地・石狩・札幌市
  種類:獅子舞
  観賞場所  観賞時期・月日
  お問い合わせ先 丘珠獅子舞保存会 電話番号:011-211-2312

○江別市  ●野幌太々神楽
 野幌神社例祭に舞楽を奉納した。江別市無形民俗文化財。
  所在地・石狩・江別市
  種類:神楽
  観賞場所  観賞時期・月日
  お問い合わせ先 江別市教育委員会文化課 電話番号:011-381-1060 関係機関:野幌神社事務所



■渡島支所関内

○松前町  ●江良杵振舞
踊りの構成から.南部七夕踊りの亜流で、白神タナバタと共通点がある。構成は15人以上で、大太鼓.小太鼓.七穴横笛、手拍子の楽器で.松前神楽の四箇散米舞の曲に合わせて演技する。
  所在地: 渡島 松前町
  種類:神楽系 太鼓踊り? 観賞場所 松前公園 その他
  観賞時期・月日 5月5日・8月15日 その他
  お問い合わせ先 松前町教育委員会文化財課 電話番号 01394-2-3060

○森町   ●濁川越中神楽
 昭和42年9月15日、山本定治らが濁川越中神楽保存会を設立した。現在の人員構成は獅子(2人)、大天狗・小天狗(8人〜10人)露払い(2人)、笛(3人から5人)太鼓(1人)で種目は大神楽・天狗舞・長棒狗・天狗傘踊り・笛踊りとなっている。

  所在地:渡島・森町
  種類:神楽     観賞場所   観賞時期・月日
  お問い合わせ先 森町教育委員会 電話番号 01374-2-2186


○砂原町  ●沼尻駒踊り
岩手県出身の方が伝えた、ユニークな踊りです。

  所在地:渡島・砂原町
  種類:駒踊り 郷土芸能    観賞場所 さわらふるさとまつり さわら芸能祭
  観賞時期・9月第3日曜日、11月上旬   お問い合わせ先:砂原町教育委員会 電話番号 01374-8-3190


○松前町  ●白神タナバタ
「ヤッセ、ヤッセ、ソラヤッセ」の勇ましいかけ声で踊られる白神タナバタは江良杵振舞と同様に.南部七夕踊りに、起源を持つといわれ.幕末頃から伝わっている。この白神タナバタは演技者20人以上で伴奏に合わせ、@荒馬A杵振舞B太刀振舞の三部に分け.これを総称してタナバタと呼んでいる。

  所在地 渡島 松前町
  種類:荒馬・杵振舞
  観賞場所:松前公園・その他  観賞時期・5月5日 その他
  お問い合わせ先 松前町教育委員会 文化財課 電話番号 01394-2-3060


○松前町  ●松前神楽
松前城下を中心に、古くから行われていたもので、今も松前町、福島町.その他で行われている。この神楽がいつ頃入ってきたかは、定かではないが.延宝2年(1674年)に初めて竈まつりの神楽を修行すると見られている。松前神楽は各地の神楽を取り入れ.品格のあるものに整理し.さらに足の所作.リズムのある舞踊など独特のものがある。
  所在地:渡島・松前町
  種類:神楽   観賞場所:松前公園  観賞時期:5月5日 その他
  お問い合わせ先:松前町教育委員会文化財課 電話番号 01394-2-3060


■檜山支所管内

 ○江差町   ●江差五勝手鹿子舞
その昔、ヒノキを伐採していた杣夫の山岳信仰として伝承されてきたもの。青、赤、黒、白の雄鹿子4頭が1頭の雌鹿を争い、戦い、和解していく勇壮で格調の高い踊り。北海道無形民俗文化財。
  所在地:檜山・江差町
  種類:五匹獅子舞(一人立ち)   観賞場所:不定   観賞時期:月日 不定
  お問い合わせ先:江差五勝手鹿子舞保存会・江差町教育委員会 電話番号 01395-2-1020

 ○上ノ国町  ●大留鹿子舞
大千軒岳に住むといわれる鹿子を型どり、集落の平和、魔よけ、五穀豊穣を祈願して、奉納される伝統の舞。
所在地 檜山 上ノ国町
種類:獅子舞   観賞場所:不定   観賞時期・月日 不定
お問い合わせ先:大留鹿子舞保存会・上ノ国町教育委員会 電話番号 01395-5-2230

 ○上ノ国町  ●上ノ国むかし踊り
長禄元年(1457)コシャマインとの戦いに辛くも勝利した武田信広が、凱旋の感動に天の川の川原で踊り狂ったという故事が起源。盆踊りとなって残っていた踊りを「むかし踊り」として保存している。
  所在地 檜山 上ノ国町
  種類:盆踊り   観賞場所:不定   観賞時期・月日 不定
  お問い合わせ先:上ノ国むかし踊り保存会 上ノ国町教育委員会 電話番号 01395-5-2230

 ○奥尻町   ●四箇散米
松前藩の参勤交代に随行したのが由来。1年に1度、奥津神社祭のみで見る事ができる。
  所在地 檜山 奥尻町
  種類:道中舞楽   観賞場所:奥津神社祭   観賞時期・月日 8月15日・16日
  お問い合わせ先:四箇散米(奥津神社内)電話番号 01397-2-2163

 ○厚沢部町  ●鹿子舞
江戸時代、ヒノキの伐採が盛んに行われた厚沢部町には、山神信仰に基づいた五頭立てや三頭立てで踊る鹿子舞が町内各地に残されており、いずれも200年以上の歴史をもっている。
  所在地:檜山・厚沢部町 安野呂の鹿子舞(鹿子踊り)   土橋の鹿子舞(鹿子踊り)   当路の鹿子舞(鹿子踊り)
  種類:三匹獅子舞   観賞場所:不定   観賞時期:月日 不定
  お問い合わせ先:厚沢部町教育委員会 電話番号 01396-4-3311

 ○江差町   ●田沢鹿子舞
雄鹿の雌鹿争いが主題の舞。小川の丸太橋を中心に、心配そうに見ている母鹿の前に若雌鹿を置き、雄鹿3頭が角を突き合わせ、若雌鹿を我が物にと、落とされては這い上がる。最後に勝ち残った1頭の雄鹿が若雌鹿を連れ去っていく様までを表現。町指定無形民俗文化財。
  所在地:檜山・江差町
  種類:三匹獅子舞   観賞場所:不定   観賞時期:月日 不定
  お問い合わせ先:田沢鹿子舞保存会・江差町教育委員会 電話番号 01395-2-1020

 ○江差町   ●土場鹿子舞
厚沢部川河口の集落、柳崎の木場で働く杣夫や筏師の作業から発達したもの。鹿子の動作は小刻みで、下肢を曲げてバランスをとり、木場で働く筏師の姿を巧みに表現。木々振り舞は、笛、太鼓、ササラのリズミカルな囃しで大きな杵をふり廻す、曲芸踊り。町指定無形民俗文化財。
  所在地:檜山・江差町
  種類:獅子舞   観賞場所:不定   観賞時期:月日 不定
  お問い合わせ先:土場鹿子舞保存会・江差町教育委員会 電話番号 01395-2-1020

 ○大成町   ●北海久遠神楽
明治30年頃に青森県からにしん漁のために移住してきた2人の青年が、地元の青年にこの神楽を教えたのがきっかけとなり、祭典や大漁祈願の際に奉納されたと言われる伝統郷土芸能。
  所在地:檜山・大成町
  種類:神楽   観賞場所 太田神社例大祭他   観賞時期:月日 6月27・28日他
  お問い合わせ先:大成町教育委員会 電話番号 01398-4-5511

 ○乙部町   ●三鹿獅子舞
一匹の雌鹿と二匹の雄鹿がおりなす喧嘩と仲直りの様子を踊りを創作したもの
  所在地:檜山・乙部町
  種類:三匹獅子舞   観賞場所:不定   観賞時期:月日 不定
  お問い合わせ先:三鹿(みしか)獅子舞保存会 電話番号 01396-3-2025



■上川支所管内

 ○旭川市   ●アイヌ古式舞踊
  所在地:上川・旭川市
  種類:踊り   観賞場所   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:川村カ子トアイヌ記念館 電話番号 0166-51-2461
 ○愛別町   ●愛別岐阜獅子神楽
明治28年、岐阜県大野郡から愛別移住してきた入植者らが、故郷の白山神社をしのんで農作業の合間に舞ったという。昭和42年に保存会が設立された。愛別神社祭の最中の6/25(26日の場合もある)や10月下旬〜11月に行われる文化祭で見ることが出来る。
  所在地:上川・愛別町
  種類:神楽   観賞場所:愛別神社祭   観賞時期・月日 6/25または6/26   お問い合わせ先:愛別町岐阜獅子保存会 星 秀隆   電話番号 01658-6-4100
○南富良野町●幾寅獅子舞
南富良野町無形文化財に指定されている。開拓以来続いている獅子舞の保存をと、後継者が中心として活動している。
  所在地:上川・南富良野町
  種類:獅子舞   観賞場所 南富良野神社   観賞時期・月日 9月17日
  お問い合わせ先:幾寅獅子舞保存会 電話番号 0167-52-2977

○風連町  ●風舞あんどん
風連ふるさとまつりでまつりを盛り上げる。 ねぷたの運行。
  所在地:上川・風連町
  種類:行灯   観賞場所:風連駅前通   観賞時期・月日 毎年8月13日
  お問い合わせ先:風連ふるさとまつり実行委員会 電話番号 01655-3-2511

○中富良野町●雅楽
昭和39年3月10日発足。使用されている楽器は鳳笙、太鼓、羯鼓、鉦鼓などを基本とし、この他に琵琶などを用いることもある。道内の寺院等の慶事、法要など招請を受けて儀式に壮麗な音色を奏する。中富良野文化祭などで鑑賞できる。
  所在地:上川・中富良野町
  種類:雅楽   観賞場所 中富良野公民館など   観賞時期・月日 11月2日、その他未定
  お問い合わせ先:中富良野町教育委員会 電話番号 0167-44-2204

○下川町  ●群上節
明治34年に岐阜県群上郡高鷲村から下川町上名寄地区に入植した開拓者が、開拓の苦しみの中で故郷を偲び、歌い踊られ今日まで伝えられてきたもの。
  所在地 上川 下川町
  種類:踊り   観賞場所   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:下川町教育委員会 電話番号 01655-4-2511

○剣淵町  ●剣淵神楽
剣淵屯田太鼓の試みから、創作された神楽は途中休止状態となるが、昭和52年の「青少年ふるさと運動」のきっかけにより復活する。現在は、剣淵高等学校を中心に伝承されている。
  所在地 上川 剣淵町
  種類:神楽   観賞場所 剣淵神社祭   観賞時期・月日 7月12、13日
  お問い合わせ先:剣淵高等学校 電話番号 016534--2549

○下川町  ●小大尽
富山県には、数多くの民謡が保存されており、その中には小大尽も仕事をしながら、気安く歌われ、踊られたものと伝えられている。
  所在地:上川・下川町
  種類:踊り   観賞場所   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:下川町教育委員会 電話番号 01655-4-2511

○占冠村  ●占冠神楽
明治末期、広島県より移住してきた人たちが村祭りの余興などで広島神社を演じたのが始まり。その後、一時途絶えるが昭和57年改めて神楽が改められた。特別なイベントで、開催は不定。詳しくは占冠村産業課へ。
  所在地:上川・占冠村
  種類:神楽   観賞場所:不定   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:占冠神楽保存会事務局 電話番号 0167-56-2119

○上富良野町●清流獅子舞
昭和55年4月に設立。中学校の子供たちがお祭りの日に代々引きつがれた技をいかして優壮な舞をおどる。
  所在地:上川・上富良野町
  種類:獅子舞   観賞場所:神社祭   観賞時期・月日 8月上旬
  お問い合わせ先:事務局 電話番号 0167-45-3529

○中富良野町●津軽獅子舞
67年前、古老や有志により伝承された楽器は笛、太鼓、天ぴら金等があり、悪魔を払い土地を清め、安全祈願を狙いとした内容で保存伝承されている。
  所在地 上川 中富良野町
  種類:三匹獅子舞   観賞場所:未定   観賞時期・月日 文化祭
  お問い合わせ先:中富良野町教育委員会 電話番号 0167-44-2204

○士別市  ●日向神代神楽
岩手県より伝来され、明治41年春の入植時代に始められた。現在の会員数31名。(イベントなどの依頼があった場合のみ観賞できる。)
  所在地:上川・士別市
  種類:神楽   観賞場所:多寄まつり   観賞時期・月日 7月10日
  お問い合わせ先:多寄公民館   電話番号 01652-6-2004

○美瑛町  ●美瑛町郷土芸能親子獅子舞
郷里富山県久目市で修得した、故金山米松氏がお神楽獅子舞を当時青年団に伝授して、美瑛神社祭に奉納したのが始まり。
  所在地 上川 美瑛町
  種類:踊り観賞場所   美瑛神社   観賞時期・月日 7月下旬
  お問い合わせ先:美瑛町商工観光課 電話番号 0166-92-4321

○風連町  ●風連獅子舞
明治41年に入植した富山県人が富山より獅子一式を購入し、下多寄神社に奉納したのが始まり。昭和37年、町の無形文化財に指定され、約90年町内外の行事で披露される。
  所在地 上川 風連町
  種類:獅子舞   観賞場所:風連町下多寄神社の祭典   観賞時期・月日 毎年9月6日
  お問い合わせ先:風連町役場企画商工課 電話番号 01655-3-2511

○朝日町  ●瑞穂獅子舞
昭和44年朝日町無形文化財指定。町内のいろいろなイベントに参加している。あふれ獅子、ヘビ獅子などがある。
  所在地:上川・朝日町
  種類:獅子舞   観賞場所:朝日例大祭、市街全域   観賞時期・月日 8月25日
  お問い合わせ先:朝日町瑞穂獅子舞保存会(穴田正博) 電話番号 016528--2039


■留萌支所管内

○小平町  ●神楽
神楽を通じて、会員の親睦をはかり、技術の伝承を行い、これを保存しています。毎年、鰊番屋まつりに出演しています。
  所在地 留萌 小平町
  種類:舞踊   観賞場所:鰊番屋まつり   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:小平町教育委員会 電話番号 0164-56-9500

○苫前町  ●苫前くま獅子舞
大正4年に三渓地区で起こった羆事件をもとに、不屈の開拓精神と先人の偉業を後世に残そうと昭和48年「苫前くま獅子舞」を創作し、町民に伝えています。くま獅子少年団も結成され、郷土芸能として伝承されています。昭和57年町の無形文化財に指定されました。
  所在地 留萌 苫前町
  種類:創作舞踊   観賞場所   観賞時期・月日
  お問い合わせ先:苫前町役場社会教育課 電話番号 01646-5-4076



■宗谷支所管内

○枝幸町  ●上音標獅子神楽
町指定の無形文化財。大正7年、岐阜県出身の入植者が郷社紀州熊野神社の獅子神楽を伝えたもので五穀豊穣と家族安泰を願う舞です
  所在地 宗谷 枝幸町
  種類:風流   観賞場所:上音標神社境内   観賞時期・月日 9月17日
  お問い合わせ先:枝幸町役場 電話番号 01636-2-1234

○利尻富士町●南浜獅子神楽
  所在地:宗谷・利尻富士町
  種類:風流   観賞場所:まつり会場   観賞時期・月日 8月上旬
  お問い合わせ先:利尻富士町役場 電話番号 01638-2-1114



■網走支所管内 芸能・該当無し


■胆振支所管内 

○白老町  ●アイヌ古式舞踊
アイヌ古式舞踊は、アイヌの人々により儀礼や普段の生活の折々に唄い踊り継がれていたものである。白老民俗芸能保存会は、アイヌ文化の無形文化を継承・保存することを目的に、昭和45年設立された。以後、全国各地で古式舞踊公演を実演し、海外でもフィンランド、イギリスなどヨーロッパを中心に公演を行っている。
  所在地 胆振 白老町
  種類:民俗芸能 舞踊   観賞場所:アイヌ民族博物館内のチセにて   観賞時期・月日 不定期
  お問い合わせ先:白老民俗芸能保存会 電話番号 0144-82-3914

○洞爺村  ●曙獅子舞
明治22年、洞爺湖畔の曙地区に香川県からの一行が入植し、このとき獅子舞が持ち込まれました。そして、現在までほぼ姿を変えずに継承されています。その後、後継者不足が心配されたため、昭和41年に保存会が結成されました。地区の中学生の協力もあって、伝統の獅子舞は毎年踊られています。
  所在地:胆振・洞爺村
  種類:郷土芸能   観賞場所:八幡祭 奉納祭   観賞時期・月日 6月 不定期
  お問い合わせ先:曙獅子舞保存会 電話番号 0142-82-5229
○室蘭市  ●御供獅子舞
明治25年、香川県三豊群紀伊村(現在の観音寺市)から、久保治平が一族を連れて、人跡未踏の地チマイベツ村(現在の室蘭市香川町)に入植し、開拓の鍬をおろした。その後、開拓者も増え、精神的経済的にゆとりができた明治30年に香川八幡宮が建立され、政田茂治郎氏を師匠として山原に自生するコクワのつるで獅子舞頭を作成し、9月15日の例祭に家内安全と豊作を祈願して奉納された。以来、100年の歴史と伝統を誇る郷土芸能として受け継がれています。
所在地 胆振 室蘭市
  種類:郷土芸能 獅子舞   観賞場所:神社   観賞時期・月日 不定期
  お問い合わせ先:室蘭市香川町郷土芸能保存会 電話番号 0143-55-6630

○洞爺村  ●香川獅子舞
香川獅子舞は、明治36年に四国の讃岐地方から移住してきた人々により伝えられました。終戦直後まで神社祭典などで奉納されるなど、活動も活発でしたが、過疎化や住民の高齢化が進んだこともあり、なかなかの活動の機会がありませんでした。その後、香川地区の開拓100年を迎える平成元年までに何とか復活させようと、昭和62年に香川獅子舞保存会を結成し、現在にいたっています。
  所在地 胆振 洞爺村
  種類:郷土芸能   観賞場所:行催事会場   観賞時期・月日 不定期
  お問い合わせ先:香川獅子舞保存会 電話番号 0142-82-5061

○壮瞥町  ●久保内獅子舞
昭和6年、久保内に移住した宮内勇夫氏が、青年時代を過ごした宮城県で習い覚えていた獅子舞を演じて、いつも思う故郷の情景をこの地で再現し、地域活性化のために役立てばと、友人に話を持ちかけたことがきっかけとなった。獅子頭や胴体等は、すべて自分達で作り上げた。その後、地域の青年たちによって伝承され、途中、後継者不足で存続を危ぶまれる時期もあったが、今日では多くの青年や、保存会組織に支えられ着実に伝承されている。
  所在地 胆振 壮瞥町
  種類:郷土芸能 ししまい    観賞場所:町内イベント会場   観賞時期・月日 不定期
  お問い合わせ先:久保内獅子舞保存会 電話番号 0142-65-2752

○登別市  ●熊舞
昭和56年、当時低迷を続けていた登別観光の活性化を目的に、室蘭の舞踏家花柳衛信氏の指導を受け、登別観光協会の全面的な協力をえて、町の若者が新しく創作した郷土芸能である。年間60回くらいの出演を続けている。また.海外ではハワイ、道外では東京、大阪、広島、松山等でこれまで30回以上公演している。今では登別だけではなく.北海道を代表する郷土芸能として.北海道のPRのためにも勤めている。
  所在地 胆振 登別市
  種類:郷土芸能 舞   観賞場所:登別の恒例イベント会場   観賞時期・月日 イベントにより異なる。
  お問い合わせ先:登別温泉熊舞の会 電話番号 0143-84-3311

○登別市  ●子宝もちつき舞い
冬の観光振興を目的にはじめた登別温泉湯祭りが、第11回目を迎えた昭和57年に、湯まつりの催物として誕生した郷土芸能である。有名な「江差もちつきばやし」をアレンジし、登別温泉の名湯「子宝の湯」に由来し、温泉の効能に感謝して、子宝安産、夫婦円満、家内安全を祈願し、毎年2月の登別湯祭りの際に行われている。
  所在地:胆振・登別市
  種類:郷土芸能:舞い 観賞場所:登別湯まつり
  観賞時期・2月
  お問い合わせ先:登別温泉子宝もちつき舞い保存会 電話番号 0143-84-3311

○登別市  ●札内神楽獅子舞
札内神楽獅子舞は、明治30年に開拓民として香川県綾歌郡より入植した10数人の人達によって伝えられたいわれている。その後、札内地区の住民により伝承され発展したが、大凶作や営農条件の悪化等で離農者が増えるなど札内地区の人口が減少し、2度に渡り中断した。昭和55年に復活の話が持ち上がり、昭和56年5月、地元有志により札内神楽獅子舞保存会が設立され、札内小中学校の児童生徒が中心となり、獅子舞の伝統を受け継いでいる。
  所在地:胆振・登別市
  種類:民俗芸能:獅子舞 観賞場所:大地の祭典
  観賞時期・9月上旬
  お問い合わせ先:札内神楽獅子舞保存会:電話番号 0143-85-8774

○伊達市  ●伊達市仙台神楽
治3年、伊達仙台蕃一門の 亘理領主伊達邦成とその家臣が伊達に入植した。その入植者の中に、神楽師匠である平順次郎、小川宇八らがおり、彼らにより明治5年に鹿島神社(今の伊達神社)に神楽を奉納したのが最初の伝承といわれている。そのご、盛んに行われていたが、第2次世界大戦により中断を余儀なくされた。昭和44年、当時の伊達市が開基100年を迎えたのを機に、関内地区の青年団の協力により伊達市仙台神楽保存会が発足し、復活した。現在は、関内中学校においても後継者の育成を目的に、伝承活動が行われている。   所在地:胆振・伊達市
  種類:郷土芸能:神楽 観賞場所:市の行事会場 観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先:伊達仙台神楽保存会 電話番号 0142-23-2751

○虻田町  ●月浦獅子舞
月浦地区の開拓は、明治24年香川県三豊郡からの移住者によって始められた。明治33年、月浦地区に月浦八幡神社が建立され、これを機会に香川県神田に伝わる獅子舞が取り入れられるのが始まりである。獅子舞は、人々の心の中で遠く離れた故郷をしのび、開拓の苦労を癒す安らぎとなり、当地に取り入れられて以来90余年あまり、一年たりとも途絶えることなく受け継がれ、舞い続けられている。
  所在地:胆振:虻田町
  種類:郷土芸能:獅子舞
  観賞場所:月浦八幡神社  観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先:虻田町無形文化財月浦獅子舞保存会
  電話番号 0142-75-3881

○苫小牧市 ●苫小牧樽前ばやし
苫小牧駅商店街青年部のメンバーが、友好と親善を兼ねて埼玉県秩父市を訪れたときに、800年の伝統を誇る「秩父屋台ばやし」を見学し、大きな感銘を受けた。それを参考に、苫小牧に何とか街の音を創れないものかということになり、平成7年8月に太鼓好きの仲間が集まって活動を開始し、現在にいたっています。
  所在地:胆振:苫小牧市
  種類:郷土芸能:太鼓
  観賞場所:各種祭り 観賞時期・5月中旬 8月第一日曜 9月中旬
  お問い合わせ先:苫小牧創作芸能研究会 電話番号 0144-34-2631

○壮瞥町  ●仲洞爺獅子舞
四国香川県財田町から仲洞爺の地に入植した人々が、明治39年(1906年)、仲洞爺須賀八幡神社が建立された時に、郷里の獅子舞を伝授・奉納したのが始まりである。その後、青少年を中心に受け継がれ、昭和41年には当保存会が結成されるなど、90年以上にわたり地域住民に受け継がれている。
  所在地:胆振:壮瞥町
  種類:郷土芸能:獅子舞
  観賞場所:須賀八幡神社 観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先:仲洞爺獅子舞保存会 電話番号 0142-66-2616

○苫小牧市 ●二区町内会あばれ獅子
の獅子舞は大正末期から始まったと伝えられており、当時の二区町内会を中心に「青年獅子連盟」が主体となり、樽前山神社の例大祭時に町中を練り歩いた。若者らの力強い舞により勇壮な獅子が表現され、「あばれ獅子」の名で親しまれる。戦争の影響で昭和18年から中止になり昭和25年に復活するが、昭和31年には後継者となる青年不足で再び途絶える。昭和56年に町の沈滞ムードを吹き飛ばそうと青年たちの結集により復活し、現在まで活動を続けている。
  所在地:胆振:苫小牧市
  種類:郷土芸能:舞
  観賞場所:樽前神社例大祭 観賞時期・7月中旬
  お問い合わせ先:二区町内会あばれ獅子保存会 電話番号 0144-32-3375

○厚真町  ●熱送り
厚真町軽舞地区には富山県から開拓農民が入植していたが、明治35年に水稲がいもち病にかかり大被害を受ける。そこで故郷富山県東箕谷村西秋村の豊作祈願行事「熱送り」を取り入れ、五穀豊穣を祈願し、開拓と農業に努めたものが現在に継承している。
  所在地:胆振:厚真町
  種類:郷土芸能  観賞場所:神社 観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先 軽舞農業実行組合 電話番号 01452-8-2037

○壮瞥町  ●蟠渓もちつきばやし
昭和53年4月頃、当時過疎化の激しかった蟠渓地区に、何か名物になるものはないだろうかと考えていた所、江差町に伝統芸能として伝わる「餅つきばやし」に着目し、同地方に長く在住している方の指導により手探りではじめたのが最初である。その後、地元で発表したところ、大好評を博した。江差町の餅つきばやしを部分的にアレンジし、昭和54年10月に当保存会を結成、今日に至っている。
  所在地:胆振:壮瞥町
  種類:郷土芸能:おはやし 観賞場所 行事会場 観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先:蟠渓もちつきばやし保存会 電話番号 0142-65-2610

○厚真町  ●幌内神楽
岩手県が発祥である「南部神楽」に流れをくみ、獅子舞と神楽舞を基本に明治40年に完成。第2次世界大戦により久しく途絶えたが、昭和47年に岩手県花巻市から神楽指導者を3人招くとともに、翌年には研修隊5人を花巻市に派遣するなど努力を重ね、長期休んでいた幌内神楽を復活させることに成功している。
  所在地:胆振:厚真町
  種類:郷土芸能:神楽
  観賞場所:不定期 観賞時期・月日神社祭
  お問い合わせ先:幌内神楽保存会 電話番号 01452-9-5157

○登別市  ●幌別鉱山獅子舞
別鉱山獅子舞は、明治39年に登別市鉱山町の鉱山事業が創設された後、大正9年にかけて、宮城県主審者が集い、郷里をしのんで行われていたものが取りいれられた。その後、他の東北出身者も加わり、ますます盛んに舞いが継がれてきた。しかし、昭和48年に鉱山の閉山に伴ない人口が激減し、獅子舞の活動も次第に停滞気味となったが、地域の有志により保存会を結成、現在では市内小学生等のもと伝承活動が行われている。
  所在地:胆振:登別市
  種類:郷土芸能:獅子舞 観賞場所 刈田神社祭 観賞時期・8月
  お問い合わせ先:幌別鉱山獅子舞保存会 電話番号 0143-85-3588

○登別市  ●幌別駒おどり
登別市内の幌別第1町内は、幌別発祥の地で、宮城県刈田郡白石藩主片倉家とその一族によって開拓された由緒ある地である。幌別駒踊りは、開拓の力となった馬の活躍と、祖先の苦労に感謝する気持ちを後世に伝えるために、昭和38年に幌別第1町内会にできた郷土芸能である。現在は、幌別地域の郷土芸能として位置付けられ、幌別東小学校の児童が中心となって受け継がれている。
  所在地:胆振:登別市
  種類:郷土芸能:おどり 観賞場所 大地の祭典 観賞時期・9月上旬
  お問い合わせ先 幌別駒おどり保存会 電話番号 0143-85-7688

○鵡川町  ●鵡川獅子舞
大正15年富山県小矢部市矢水町第三区から入植した岡田吉次氏と、昭和6年に同市道林寺から入植した池田義章氏の両氏により、昭和6年の鵡川神社秋祭りから始められた。鵡川町田浦地区の青年達に伝えられたが、戦争や後継者不足で中断。昭和39年に青年団の前田団長が岡田吉次氏の指導の元に復活させ現在に至る。
  所在地:胆振:鵡川町(むかわまち)
  種類:郷土芸能 観賞場所:鵡川神社秋季例大祭での奉納等町内各イベント時 観賞時期・月日 10時〜16時
  お問い合わせ先 鵡川獅子舞保存会 電話番号 01454-2-2134

○室蘭市  ●室蘭神楽
明治34年8月、新潟県三条市伝承の三条神楽が室蘭八幡宮例祭に奉納された。これを契機として三条神楽の導入が計画・実行され、大正10年には神楽講が結成された。以来、第二次世界大戦前まで三条市より神楽伶人を定期的に招き、伝承指導を受けた。昭和49年2月に神楽講を改め室蘭神楽保存会と改称、会則を設けて組織を強化した。祭礼奉納以外に、室蘭市、登別市、伊達市などの老人ホーム慰問などを年次行事としている。
  所在地:胆振:室蘭市
  種類:郷土芸能:神楽  観賞場所:祭礼奉納/神社/老人ホーム 観賞時期・月日不定期
  お問い合わせ先 室蘭神楽保存会 電話番号 0143-22-2428

○苫小牧市 ●勇払千人隊芸能
1800年蝦夷地の警備と開拓の為、武州多摩郡八王子千人同心が勇払の地に本陣を置く。しかし困難の末3年後に解散。この苦闘、哀歓を千人隊芸能として苫小牧市の伝承芸能として育てる為、昭和45年に「勇払千人隊御会所太鼓」を結成。その後千人隊にちなんだ芸能を併せて保存する為、昭和48年に本会を発足。
  所在地:胆振:苫小牧市  種類:郷土芸能 観賞場所:苫小牧港まつり 観賞時期・八月初旬 九月初旬
  お問い合わせ先 勇払千人隊芸能保存会 電話番号 0144-56-1420

○登別市  ●湯鬼神かぐら
年2月3.4日、節分に併せて登別温泉湯まつりが開催されるが、まつりの主役として地獄谷から登場する赤鬼、青鬼が湯鬼神である。昭和49年、鬼たちが踊る新しい郷土芸能として、地元の若者が自分達で創作して披露した。登別温泉の観光PRのために道内だけでなく道外でも活躍していたが、現在は2月の登別温泉祭りの時に披露している。
  所在地:胆振:登別市
  種類:郷土芸能:神楽 観賞場所 登別温泉湯まつり 観賞時期・2月3.4日
  お問い合わせ先 登別温泉湯鬼神クラブ 電話番号 0143-84-3311

○登別市  ●鷲別子ども獅子舞
平安時代に、東北地方で作神様として神社を建立し、豊作を祈願して時に舞ったのがはじまりである。昭和50年6月、鷲別神社の新設が落成され、記念になる行事として、かつて宮城県遠野郡涌谷町で獅子舞を張った草岡久雄氏が獅子舞を提案し、現在の鷲別獅子舞として継承された。昭和62年、鷲別小学校に、地域の協力のもと鷲別子ども獅子舞として発足し、平成5年度からは中学にも参加を呼びかけ、現在に至っている。
  所在地:胆振:登別市
  種類:郷土芸能:獅子舞 観賞場所 神社祭 観賞時期・6月
  お問い合わせ先 鷲別子ども獅子舞保存会 電話番号 0143-86-7011



■日高支所管内

○えりも町 ●襟裳神楽
えりも岬地区に150年以上前から、航海の安全と大漁を祈って踊りつがれています。漁師の守り神、そして心の故郷として大切に守り育てられていて、笛・太鼓・鐘の囃子と「笹ふり」と言われる「ヒョットコ」に合わせて獅子が舞う様子は北海道の郷土芸能の中でも、貴重なものとなっています。
  所在地:日高:えりも町
  種類:神楽 観賞場所:えりも灯台まつり ほか  観賞時期・8月14日/9月23日
  お問い合わせ先:えりも町教育委員会・社会教育係 電話番号 01466-2-2525

○えりも町 ●えりも駒踊り
開拓時代に南部ゆかりの移住者により導入されたものでふるさとをしのぶ踊りとして町内に広められた。南部駒踊りは、もともと春に放牧された若駒がたわむれている様子を舞踏化したもので、えりも駒踊りは南部地方の駒踊りを思い出して踊った移住者たちが広めたものである。
  所在地:日高:えりも町
  種類:舞踊 観賞場所:えりもの灯台まつり ほか  観賞時期・8月14・15日/9月15日/10月第1日曜日
  お問い合わせ先:えりも駒踊り勇駒会代表 吉田忠義 電話番号 01466-2-2958

○日高町  ●日高木遣り保存会
拓時代、木材の伐採搬出の際に歌詞や旋律を使い分けて作業指示をしたり、気持ちを一つにして励まし合うための歌と動作を今日に伝えます。樹魂まつりのメインイベントです。
  所在地:日高:日高町
  種類:作業歌 観賞場所 観賞時期・月日
  お問い合わせ先:日高町教育委員会教育長:斉藤 電話番号 01457-6-3858



■後志支所管内  該当23件です。


○真狩村  ●浦安の舞
神前神楽、平和を祈る心の意味を表す舞。それを伝承して昭和16年より今に至る。昭和49年真狩村郷土芸能の指定を受ける。
  所在地:後志:真狩村
  種類:舞  観賞場所:公民館・真狩神社  観賞時期・2月中旬・9月15日
  お問い合わせ先 真狩村浦安の舞保存会 筒井 幸徳 電話番号 0136-45-2606

○蘭越町  ●大南部神楽
大正初期、青森県上北郡三本木藤島(現十和田市藤島)から南尻別村字大南部(現蘭越町字豊国)に入植した人から伝承された。発祥地「藤島神楽」を「大南部神楽」と名づけたものと思われ、当時祭りの行事として披露されたものが今も伝承されている。
  所在地:後志:蘭越町
  種類:神楽  観賞場所:蘭越町字豊国  観賞時期・9月7・8・9日
  お問い合わせ先:蘭越町公民館 電話番号 0136-57-5030

○積丹町  ●神威神楽(かむいかぐら)
ニシン漁が盛んな頃、豊漁を祈願し凶を払う為に始まった。笛と太鼓の音色に合わせて獅子が舞う神楽は、現在では神社祭などで活躍している。
  所在地:後志:積丹町
  種類:神楽  観賞場所:神威神社  観賞時期・7月初旬
  お問い合わせ先:神威神楽子供保存会 電話番号 0135-46-5002

○古平町  ●琴平神社例大祭猿田彦火渡り
琴平神社は1865年に箱館奉行所から神様を奉ることを許されて建立されたもので、それからお祭りが行われている。猿田彦火渡りは、神様が町中を練り歩いたときの「けがれ」を取り、清めてから神社に入るという行事である。はじめに天狗が火の中をくぐるのは神様(御輿)が渡る火の中が危険でないかどうかを確かめるためである。
  所在地:後志:古平町
  種類:火渡り  観賞場所:恵比須神社・みどり公園  観賞時期・7月10・11日
  お問い合わせ先:琴平神社祭典御輿渡御行列保存会 電話番号 0135-42-2249

○蘭越町  ●讃岐瑞穂神楽
香川県讃岐から蘭越町字讃岐に入植した人が、神社を祭った際に祭典行事として故郷から移した神楽。不浄を払い、悪魔を退散させる意味をもち、太鼓、笛、鐘にあわせて獅子が舞い踊る。
  所在地:後志:蘭越町
  種類:神楽  観賞場所:蘭越町字讃岐 観賞時期・9月中旬
  お問い合わせ先:蘭越町公民館 電話番号 0136-57-5030

○蘭越町  ●下賀老獅子舞
大正3年、青森県黒石から南尻別村中目名下賀老(現蘭越町目名町)に入植した人々より始められた獅子神楽。
  所在地:後志:蘭越町
  種類:神楽獅子  観賞場所:蘭越町字目名町 観賞時期・9月中旬
  お問い合わせ先 蘭越町公民館 電話番号 013樽に在住しており、流麗な旋律と鮮やかな舞を昔ながらの形で保持している。

○小樽市  ●松前神楽
江戸時代に松前藩で盛んであった松前神楽は道南地方の各神社を中心に全道へ伝承された。現在北海道松前神楽同人会認定保持者一名が小樽に在住しており、流麗な旋律と鮮やかな舞を昔ながらの形で保持している。
  所在地:後志:小樽市
  種類:獅子舞  観賞場所:しおみがおか神社 観賞時期・6月第1土曜日日曜日
  お問い合わせ先:松前神楽保存会 電話番号 0134-33-5529

○寿都町  ●松前神楽
松前城内の神事芸能として伝承され、寿都神社例大祭などで披露される。
  所在地:後志:寿都町
  種類:神楽  観賞場所:寿都神社 観賞時期・7月15日・16日
  お問い合わせ先:寿都神楽保存会 電話番号 0136-62-2802

○蘭越町 ●港沖揚音頭
昭和14年、鰊漁が盛んな頃に発祥し、漁の度に唄われていた。鰊漁が絶えてからも千石場所に従事した人々が鰊漁の言い伝えと共に音頭を保存し、現在まで引き継がれている。昭和43年保存会結成。
  所在地:後志:蘭越町
  種類:踊り  観賞場所:蘭越町字港町 観賞時期・10月下旬
  お問い合わせ先:蘭越町公民館 電話番号 0136-57-5030



■十勝支所管内 情報無し


■釧路支所管内

○白糠町  ●駒おどり
現在は、全国的にも有名になった、郷土芸能「しらぬか駒踊り」有数な良馬の産地だった白糠に明治33年軍馬補充部釧路支部が設置され、白糠町和天別厩で働く牧夫が青森県出身の軍属から南部藩の「野馬捕り」をモデルに衣装や振り付けを創作したもの。若駒釧路:白糠町
  種類:踊り  観賞場所:各種イベント開催の時に出演 観賞時期・月日
  お問い合わせ先:白糠町教育委員会郷土芸能振興会 電話番号 01547-2-2287



■根室支所管内 情報無し




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