tr4.gif


WRITE IT LOUD!! ROLL OF ROCKS

since 97.5.01since 97.5.03

                        1996年10月11日開始

                                  火だるまG

第45回:1998年8月11日

HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW/ OLIVIA NEWTON-JOHN/75 IN HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW

私にだって今のあなたみたいに
やたらと心急いてばかりいたころがあったわ
私にだって今のあなたみたいに
自分の意見ばかりしゃべっていたころがあったわ
あなたを急かせる気はないのよ
違うの
あなたに落ちついて欲しいの

もう少しおだやかな気持ちになったことはないの?
心の内側から湧き出るやすらぎを見つけようとしたことは?
好きな歌を聴いているみたいに
幸せな気持ちになったことはないの?
誰かをささえてあげたことは?

上ばっかりみて走り回っていたこともあったわ
深々と椅子に座ることも
靴を脱いじゃうことも
目を閉じることも
できなかったときだってあった
言っていることはわかるでしょ?
あなたには誰かが必要なのよ


 現在きつかったバイトのリハビリ中。頭の中でこの曲がなりまくっている。
オリビアとリンダ(ロンシュタット)はほぼ同期で、二人とも、僕が高校生の時のデビュー。そのころにもう二人とも30歳を超えていたから、今ではもう、50女だね。
当時クラスの男はオリビア派とリンダ派に別れて、実は、リンダ派は僕しかいなかった。なんだろうあの頃はきれいすぎるのが気にくわんかったのだろうかね。でも今は完全にオリビア派だね。それはリンダさんが完全に中年体型化したということには関係ないんだ。それは、なぜかというと、やはり、高校生の時にはわからなかったことがあるんだね。
それはバックの男の存在。リンダの場合は、ご存じ、愛なき世界には住みたくないの、ピーターアンドゴードンの片割れ、ポール・マッカートニーの先の恋人、ジェーン・アッシャーの、ピーター・アッシャーがプロヂューサーとしてついていた。でもこの人は結局、選曲とかアレンジとかリミックスで、自分のセンスの良さを押し出し、そりゃ、リンダと二人で大成功したとしても、なんだろう、リンダでなくても良かったみたいな雰囲気がある。
ファミリーネームは忘れちまったけど、オリビアの後ろにいた、オーストラリア時代から一緒にやっていた(やっている?)、ファーラーとかいう人は、今はどうかしらんけど、当時はオリビアの旦那か愛人だから、やはり、チョウ主観的に裏方していたね。この曲も彼のペンだし、もうひとつの致命的な名曲、I HONESTLY LOVE YOU、も多分そうでしょ。(違う?)結局やはり尊いなのは思いだって気がするね。そして思いに行動と実力がご一緒すれば鬼に金棒だ。
さてペンを置くけど、実はいいたかったことは、こんなに疲れはてて、浴びるように酒をあおっている時でもね、こんな曲が頭に流れていると、そんなに荒廃しないですんで、なんだろう、やはり、ありがたいな、なんて思ったりするんだよということなんだ。ファーラーさんとオリビアさんにはお世話になっちまった。
 


僕のこの歌詞にスポットをあてる連載で、取り上げる曲の音楽面が最高に格好いいことは保証します。大音量で10回続けて聴いてみてください。きっと感じるものがあるでしょう。(この企画、文章、考え方などの著作権は一応存在するといっておきます)

 

バックナンバーのページへ/メールを書く

headlineのページへ

a.gif音楽中毒=A

k.gif酩 酊料理人 ・工

cs2.gif


火だるまGのページの最新号へ
火だるまGの4+18手の最新号へ