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WRITE IT LOUD!! ROLL OF ROCKS

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                        1996年10月11日開始

                                  火だるまG

第28回:1997年11月25日

NOWHERE MAN/BEATLES(65 IN RUBBER SOUL)
HAPPINESS IS A WARM GUN/BUATLES (68 IN WHITE ALBUM)
HOW/JOHN LENNON (71 IN IMAGINE)
OH YOKO/JOHN LENNON (71 IN IMAGINE)
GLOW OLD WITH ME /JOHN LENNON (84 IN MILK AND HONEY)


今回はジョン・レノンさんの追悼前夜祭として歌詞の翻訳だけをお送りします。「ノホエアマン」から32年、それ以降の存命、死亡、世界各地の「ノホエアマン」に抱擁と花束と口づけと乾杯と祈りを捧げたく思います。


居場所無き者が
見知らぬ場所で
誰のためでもなく
あて無きことを思っている

アイディアなく
行く場所もなし
しかし、それは僕も同じ
居場所無き者よ聞きたまえ
君はただ気づいていないだけなのだ
居場所無き者よ
すべては皆、もうすでに君の前にあるのだ

瞳をきつく閉じて
見たいものしか見ず
君には僕が見えているのか
居場所無き者よ
でも気にすることはない
ゆっくり歩め
急ぐことはない
誰かが君の手をとるまで
うっちゃっておいてよいのだ

アイディアなく
行く場所もなし
しかしそれは我らも同じ
居場所無き者よ聞きたまえ
君はただ気づいていないだけなのだ
居場所無き者よ
すべては、もう皆すでに、君の前にあるのだ

居場所無き者が
見知らぬ場所で
誰のためでもなく
あて無きことを思っている




彼女は僕と会えないからって落ち込んだりしない
そんなもんだ
彼女の掌は、ヴェルヴェッドなみにすべすべて
ガラス窓にはりつくとかげみたいに
スムースなんだ

グチャグチャでとんでもないことになっている
社会の鏡の断片をよく覗き込むと
その他大勢の中にも
画鋲の効いたブーツを履いている男がいる
瞳を閉じて何かを考えている
忙しそうに動く手が、しっかり仕事はしていることを示している
考えていることは
飽き飽きしている、くだらない妻のことである
あの女を英国史跡景勝保護財団にでも寄贈できないかと思っている

落ち込みそうだから決めたいんだ
落ち込みそうだから決めたいんだ
街を離れてからダメになってしまった
落ち込みそうだから決めたいんだ

おふくろなんて眼じゃない女だけがぶっ放すことができる
おふくろなんて眼じゃない女だけがぶっ放すことができる
おふくろなんて眼じゃない女だけがぶっ放すことができる
おふくろなんて眼じゃない女だけがぶっ放すことができる

射精した後のふにゃふにゃチンコこそが幸せなんでしょ
射精した後のふにゃふにゃチンコこそが幸せなんでしょ
私があなたを抱きしめてあげると、あなたは私の手を取って
私の掌があなたの引き金に触れるのが分かるわ

誰も俺を痛めつけたりはできない
なぜなら、射精した後のふにゃふにゃチンコこそが幸せなんだ
そうさ、そう、なんだ



どっちに向いているかわからんちゅうに
どうやって前進しろっていうの?
どっちに曲がればいいかわかんちゅうに
どうやって前身しろっていうの?
それに、こんなあやふやな気持ちで
どうやって前身しろっていうの?

まいるなぁ、まいるなぁ

感じているかがわからんちゅうに
どうやって感じろっていうの?
感じかたがわからんちゅうに
どうやって感じろっていうの?
だいたい、感じるたびにつぶされてきたっちゅうに
どうやって感じろっていうの?

まいるなぁ、まいるなぁ

人生は長い
強くあらねばならない
しかし世間はもっときつい
時々もういいやって気分になる

自分が捧げているものが何かわからんちゅうに
どうやって愛を捧げろというの?
捧げかたがわからんちゅうに
どうやって愛を捧げろというの?
というか、今まで一度も愛を知ったことがないっちゅうに
どうやって愛を捧げろというの?

まいるなぁ、まいるなぁ

人生は長い
強くあらねばならない
しかし世間はもっときつい
時々もういいやって気分になる



夜の真っ最中に
夜の真っ最中に
僕は君の名を呼ぶ
洋子、洋子、僕の愛で君を生かしてやるぞ

風呂の真っ最中に
風呂の真っ最中に
僕は君の名を呼ぶ
洋子、洋子、僕の愛で君を生かしてやるぞ

髭剃っている真っ最中に
髭剃っている真っ最中に
僕は君の名を呼ぶ
洋子、洋子、僕の愛で君を生かしてやるぞ

夢見の真っ最中に
夢見の真っ最中に
僕は君の名を呼ぶ
洋子、洋子、僕の愛で君を生かしてやるぞ

人混みのど真ん中で
人混みのど真ん中で
僕は君の名を呼ぶ
洋子、洋子、僕の愛で君を生かしてやるぞ



僕と一緒に生きてくれないか?
これからもっとよくなる、まだまだベストではないんだ
僕らの時代が来れば
僕らはきっとひとつになれる
僕らの愛に祝福を
僕らの愛に祝福を

僕と一緒に生きてくれないか?
ふたつ幹のあるひとつの樹
一日の終わりに
夕陽に包まれる
僕らの愛に祝福を
僕らの愛に祝福を

一緒に生きようよ
男として
女として
終わりのない世界を
終わりのない世界を

僕と一緒に生きてくれないか?
どんな運命にだって
僕らは負けたりはしない
なぜなら僕らの愛は本当だから
僕らの愛に祝福を
僕らの愛に神の加護を



僕のこの歌詞にスポットをあてる連載で、取り上げる曲の音楽面が最高に格好いいことは保証します。大音量で10回続けて聴いてみてください。きっと感じるものがあるでしょう。(この企画、文章、考え方などの著作権は一応存在するといっておきます)


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