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WRITE IT LOUD!! ROLL OF ROCKS

since 97.5.01since 97.5.03

                        1996年10月11日開始

                                  火だるまG

第22回:1997年8月25日

SWEET MAXINE/DOOBIE BROTHERS(75 IN STAMPEDE)
ALISON/ELVIS COSTELLO (77 IN MY AIM IS TRUE)


ロックが鳴り始めた途端に
キラキラ輝きだして
あのコは心を鷲掴みにする
あくまでお利口でいるか
あきらめて理性を失うか
とるべき道はふたつにひとつ

カワイコちゃんよぉ、カワイコちゃんてばさぁ
あんたをいじらずにはいられないよ
どうしようもないんだ
どうしようもない

あのコには魂がある
あのコはロックンロールだ

あのコこそが貧民階級出身のガキのあこがれ
こんなに生きのいいものは見たことがない
意地が悪そうで
無茶苦茶にしてやりたい
なんでもできるんじゃねぇか

カワイコちゃんよぉ、カワイコちゃんてばさぁ
真実に目を向けておくれよぉ

あのコには魂がある
あのコはロックンロールだ




出荷の度に取り次ぎから「これはちょっと」というコメントが入り、コンビニに置いてもらえなくなる危険性があると編集部が判断したので、僕が某隔週刊誌で無謀連載していた『仰天企画:あなたのあそこを見せてください』はめでたく4回で終了しました。自分なりに、社会の片隅に時限爆弾を置いていたつもりなので、そのような実に真っ当な反応をする、『ライ麦畑でつかまえて』のような人が、この世にまだ存在することは嬉しい限りであり、愉快愉快ということで、それを記念し、永遠の過去に消えていった拙文をここに置いておきます。
実際の連載のメインは、局部にモザイクをかけた女性たちの大股開きの写真で、そのモザイクの中身みについて、僕が文章化するというマルチメディアな企画でした。また、実際の文章は、担当デスクの手が入っ多結果、少々違う形になっていますので、ここでは僕の入稿原稿を置いておきます。そしてまた、こんな零細なページに載せても、登場願った裸の天使たちにはなんの経済的メリットも起こりえないし、かえって、プライバシーの侵害であると思われるので、名前のところは伏せておきます。
これからずーっと、未来永劫、2週間に1度づつ、ピンクの花園にクリ拾いにいくつもりだったのになぁ。

(第1回)

寒くもなく暑くもない、なんとなく人肌恋しい初夏の夕方に、XXちゃんに会った。XXちゃんは、XXちゃん自身がいうとおり、か細く、おとなしく、おっとりしている、妙齢のかわいこちゃんである。白いブラウスに青いスラックス。店の外で写真を撮られるのは初めてと、XXちゃんは、恥ずかしそうに、ブラウスの袂を引っ張って掌を隠している。しかしそんなもの静かなXXちゃんの内側に、もうひとりのXXちゃんがいて、しっかり気をつけをした大きな瞳は、カメラをまっすぐに見つめている。あぁ、柔らかさと激しさのという、女性の愛すべき二面性を明確に有する、このかわいこちゃんにはファンが多いだろうな、僕はそう確信した。体も小さいけど、あそこも小さいのがチャームポイントと、ペロっと呟いて、僕をどきまぎさせるXXちゃんは、生まれ変わっても今の仕事をするという裸の天使。XXちゃんは人にいえない仕事が好き。内緒が好き。秘密が好き。満員電車に乗っていて、私には秘密があるんだとほくそ笑む大胆な女の子。XXちゃんはいう。だって、男の人が気持ち良さそうにしているのを見るのは楽しい。ここが気持ちいいんだってわかったら、徹底的にサービスサービス。男の人がいく瞬間は可愛いい。波長の合うお客さんには彼氏みたいな感覚を抱くこともたびたびという、XXちゃんは、H大好きな快楽主義者である。しかし、お仕事始めてから痩せてしまったのという、もうひとりのXXちゃんは、やり直せるものならば、いますぐ人生をやり直したいとも思っている。しかし心配御無用。XXちゃんとしては、今の天職に行き着く前に、一度くらいはOLをして、デスクワークもしてみたかったというだけなのだ。低血圧で朝はほとんど起きれないくせによくいうよ、とも思うけど、Hな彼女の中に同居する、そんな普通のXXちゃんが、僕の脳神経を痺れさせるのだ。XXちゃんのOMANKOは、そんなXXちゃんをそのままあらわすような、実に微妙なセックスだった。太股を開くと小陰辰までが、いっぺんに開いたような開かなかったような、アナルにつながるあたりまで、すべてが上品で綺麗な肌色の花園。ほどのいいヘアーはひょっとこを逆さにした感じが、ドテのところで細くなり、ひざを立てたポーズでは、ちょうど、そこで半分に折った感じになる。まるでアイマスクを、足の間に、ちょこんと置いたみたい。生まれたままの姿で横になり、僕に向かって細くてキレイな両足を開いてくれた、XXちゃんはきりっと瞳を開け、最後の最後まで気を張ろうとしていた。だけど、だんだん上瞼が長くなってきて、瞳の焦点が合わなくなってくる。もうひとりのXXちゃんが顔を出し始めた瞬間に、肌色からほんのりと紅に染まっていく大陰辰の上半分が心持ち幅広で、それでもしっかりした意志を感じさせる指の動きで広げてくれたXXちゃんの内部では、生きることの歓びを情熱的に歌い上げるサーモンピンクが情熱的な炎をむらむらと上げていた。

(2回目)

「性格はバカ明るい」と自己分析する、XXちゃんが、「もう、本当に好きねぇ」といいながら開いていくれた太股の奥のモザイク部分は健康そのものである。元気もりもりの草むら。伸び伸びと発達した大陰唇。そして、その大陰唇のちょうど襟首のあたりには、ぴょこぴょこって具合に取っ手がついていて、それが、だれもが夢見る「どこでもドア」の入り口である。それをそっと開いたつもりで、プライバシーを覗いてみれば、XXちゃんはカメラマンのシャッターのパシャッという音のひとつひとつに反応して、なにかを学びとるような、とてもお利口な少女でもあった。XX、カメラのどこを見ればいいの?」そんなことをいいいながら、小首をかしげる表情。「XX、髪を束ねるのに、カチューシャのかわりにしているだけなの」という、トレードマークのサングラス。カワユイものに弱い、男心をメロメロにさせる術を完全にマスターしている証拠物件を山ほど発見した。だいたい、いちいち「XX」という名前の入る、しゃべり方自体にも、強烈な悩殺力が隠されているし、その上、声がまた、実にコケティッシュなのだ。「こんな声、しゃべり方だけに接しただけでも昇天しちまう男性は実在するだろうなぁ」朦朧とする脳味噌で、そんなことを思いつつ、こりゃたまらんとと、秘密の扉をそっと開けて、XXちゃんの夢の国を訪問したら、そのあまりに聡明なたたずまいに、ガキみたいに、どぎまぎさせられてしまった。

(3回目)

上背のすらっとした、スタイル抜群の会陰から一直線にアヌス付近まで伸びた大陰唇。ふくよかに発達したXXちゃんのあそこには圧倒的な健康感があり、小さな顔、右頬にエクボの、今時の美少女らしいオマ○コの表情といえる。しかし、くせ者は、ちょうど全長の上から7、下から3の距離に位置する小陰唇とのつなぎ目で、そのすぼまった接点近辺に、妙に危なっかしいムードが漂っている。細長い台形を逆さに置いたような、XXちゃんのオマ○コにはおいおい、これでは転んじゃうんじゃない? と声をかけたくなる雰囲気があるのである。だいたい、これほど具体的な描写が可能なのも、妙齢の美少女には少々ソフトSMの趣味があり、XXちゃんのヘアーは、実は、剃ってから10日目という状態だからなのだ。「今一番欲しいのは、西ドイツのシュタイフ社(STEIFF社)のテディベア」という言葉の舌の根も乾かないうちに、「写真撮るのなら、乳首起たしたほうがいいですか?」などという、セミパイパン状態オマ○コの美少女に、マジな瞳で見つめられれば、こちらの脳内麻薬の分泌も促進されるというもので、そのインバランスな危なげなムードがXXちゃんの真の魅力である。音楽好きのXXちゃんは、体育の授業が苦手で、成績はほとんど1だったそうだ。そんな運動オンチのXXちゃんが、13センチのヒールに、下着と見まごう黒いワンピースで、鼻歌を歌いながら街を闊歩する姿は、XXちゃんのオマ○コ自身が歩いているみたいで、思わず、おいおい転ぶなよと、声をかけたくなってしまった。

(4回目)

大阪からやってきた女のコ、XXちゃんは、一見、ロリギャル。「優しいお客さんが好き!」と、答える口調も、のんびり、はんなりといった風情です。 しかし、現代では、幼時体形という言葉は、もはや死語、XXちゃん、足はあくまでもすんなり長く、その実にフォトジェニックなルックスには、幼さだけとはいいきれない、魅力が潜んでいます。カワユイ女のコという表現とキレイな女性という表現の両方が矛盾なく通用するところが、XXちゃんの魅力といえます。そして当然とはいえ、彼女は脱いでもすごい。「私日焼けするの嫌いなのです」と、写真撮影の際にわざわざはいて出たパンストをくるっとめくると、あらわれた素足はツル〜ン。ジャンバースカートとTシャツの下でかくれんぼしていたオッパイはほわんほわんで、乳首はちょこん、乳輪は桃色。フレッシュの一言です。実においしそう。その上、XXちゃん、丘陵をようやく隠すだけという、そのルックスとの折り合いからいえば妙にアンバランスでHなパンティをおめしで、これがまた純白だから、そそられます。そして、その奥の問題のあそこ。これが今時こんなオ○コがあるのかいな、責任者出てこい、といいたくなるほどにプヨプヨと柔らかそうで、しかしながら、スラッと縦長のスタイルが抜群。その昔の、「丸描いてちょん」の思い出が甦るオ○コとでもいいましょうか、すなわち、大陰唇と小陰唇がコンニチワするポイントがど真ん中に位置するのです。そして、そのまた内部には、とても穏やかな桃色の世界が広がっておりました。まさに男性族理想のオ○コ持ち主XXちゃんは「キスやセックスよりも抱きしめられるのが好きで落ち着く」そうです。優しさに自身ありのあなた、走るなら今です。






こんなに長いこと逢わなかったなんて笑っちまうけど
あんたにとってはどうでもいいことのようだね
あんたが、オイラのダチの、あいつと寝たってことは聞いたよ
他の奴たちみたいに粘着質じゃないから
悲しくもなんともなかった
あんたがだれを愛そうと
おいらのしったことじゃない

でもね、この世界はあんたを殺そうとしているんだよ
そして、おいらはまじなんだ

ご結婚なさったってわけだ
あの野郎、あんたのその可愛いお手手を
ウェディングケーキを切るだけではすまさなかっただろうね
あんたはよくあいつを優しく抱いてやっていたけど
奴は持っていけるだけ、ごっそり、いただいたってわけだ
時々、あんたがいっていることがあんまり馬鹿だから
聞きたくないと思うこともある
だれか明かりを消してくれないか
実はこうしてあんたを見ているだけで、もう倒れ込みそうなんだ

だから、この世界はあんたを殺そうとしているんだよ
そして、おいらはまじなんだよ




僕のこの歌詞にスポットをあてる連載で、取り上げる曲の音楽面が最高に格好いいことは保証します。大音量で10回続けて聴いてみてください。きっと感じるものがあるでしょう。(この企画、文章、考え方などの著作権は一応存在するといっておきます)


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