●●●池袋モンパルナス 予告編●●●



池袋モンパルナスを彩るネコたち

撮影進行中!!!

君は池袋モンパルナスを知ってるか?


アーチストとネコたちのめくるめく感動の世界

かつて池袋にはモンパルナスと称されるアトリエ村が存在したっっっ

そう、ご想像の通り。アトリエにはネコがよく似合う


池袋モンパルナスを彩るネコたち

公開迫る!!!

現在、スタッフ一丸となって不眠不休で手抜き工事展開中

乞うご期待!!!

来月堂々公開

予定

(写真をクリックすると、大きなJPEG画像をご覧になれます。)


池袋モンパルナスを彩るネコたち---予告編

大正末から敗戦まで、東京は池袋の近辺に、大小5つのアトリエ村と呼ばれる集落が存在したという。名前を挙げてみよう。「みどりヶ丘」、「ひかりヶ丘」、「すずめが丘」、「つつじヶ丘」、そして口にするだけでも非ジョーにこっぱずかしい「桜ヶ丘パルテノン」。これらの集落と、うらぶれた場末の「池袋」ステーションあたりを総称して「池袋モンパルナス」と呼んでいたらしい。

この一帯には、ビンボー芸術家とやらが住まわっていた。画家、彫刻家、ダンサー、“キネマ”俳優、“無頼漢(!?)”、カトリックの坊主など、何でこんな人たちが、といった人々と、そしてもちろん猫たちも徘徊していたのだ。

アトリエと言っても、小さな家。だが、当時の木造家屋にしては、珍しくバタ臭い、天井の高い家だ。現在の池袋、要町、椎名町といった一帯には、何軒か、このアトリエ・ハウスが残っている。アトリエ・ハウスの現在については、今後の取材で明らかになるであろう。(にゃ?)

ところで、あろうことか、このページの「しすおぺ」たるデデの縄張りは、まさにこのモンパルナスの地域にぴったり重なるのである。今までこのページに登場してもらったボクの仲間たちもまた、このアトリエ村と少なからぬ因縁を持つネコたちだ。例えば、音楽談義にもしばしば登場するガンバやCoCoは、「ひかりヶ丘」に唯一現存するアトリエ・ハウスに出入りするネコだし、ブチッケ、クロッケは「すずめが丘」に現在ただ一つ残されたアトリエ・ハウスの近辺を徘徊するネコだ。

「アトリエにはネコがよく似合う」

言い古された言葉ではある。が、実に身に染みて感じられる今日この頃である。

しかもデデの調査によると、「ひかりヶ丘」、「すずめが丘」のみならず、残された数少ないアトリエには必ずネコの影がつきまとう。

「アトリエにはやっぱりネコがよく似合う」のだ。



「池袋モンパルナスを彩るネコたち」を読み解くための必読文献

1.『池袋モンパルナス---大正デモクラシーの画家たち』 宇佐見承 集英社文庫(1995年) 「池袋モンパルナス」の存在を掘り起こした本だ。お世話になります。ありがとにゃ。

2.『暑い夏を涼しく過ごす方法序説---またたびビール醸造法概論』 スミレ博士 カタツムリ社(アタゴオル3年) なお、著者スミレ博士については文献4を参照のこと。

3.『池袋ニャンパルナス---愛と喝采の日々---ネコは見たっ!今甦るアトリエ・ハウスの秘められた謎。ネコは芸術を超えるか?タコはなぜ左から3番目の足が1番うめえのかっ?ネコか、芸術か、食欲か?純粋理性が蝕まれてゆく。スミレ博士の秘められた日記。豊島村地回りネコの数奇な生涯。』 スミレ博士 カタツムリ社(アタゴオル8年)

4.『アタゴオル物語』などなど。 ますむらひろし 朝日ソノラマだったかいなあ。1970年代から現在まで描き続けられてる、限りなく東北に近い世界、アタゴオルに生きる猫中心な幻想世界が舞台の漫画。おいらの名前「デデ」は、アタゴオルに出てくる主人公「ヒデヨシ」に由来するんにゃ。猫と宮沢賢治の世界の謎を解明するための必読書。
なお、2と3は、カタツムリ社が倒産しかけており、現在絶版と思われる。間違っても最寄りの書店に問い合わせようなどという気は起こさぬように。そもそも必読文献などというものは、読まぬ方が理解が深まるものである。


 フランケン
「みどりヶ丘」に住まいする気の優しいネコ。現在ではアトリエは一軒も残っていないが、その代わり住み着いている自由猫は多い。現在“ネコロジー”と呼ばれる とある路地に、仲間の駄ネコたちと一緒に住んでいる。 ご挨拶にトコトコ降りてきたところ。 この猫路地を通ると、必ずわめきながら走ってくるのさ。

 フランケン2
おや、すたすた大急ぎだね。
ちょっと顔はコワモテだけど、大丈夫。
うれしくなると、脳内で「おいしい」と同じ信号が出るらしい。
つまり、ヨダレたらたらになっちまうんだ。
ついでに、お礼返しにぺろぺろ舐めてくれる猫路地一番の律儀者。

 いぬ
この地域には犬も多いと見える。 一時ははやりまくったハスキー犬だが、 ここらじゃ今だに人気が高い。
やっぱりちょびっと脳ミソが弱いのか?でも、けっこう愛嬌者さ。猫と犬は、案外仲がよいものよのお。

 モジャ猫
「すずめが丘」地区のネコ。 初お目見えだが、妙に愛想をふりまいたね、君は。
塀の上から、チェシャ猫よろしく目玉が光ってたのさ。
目線が合ったら、ガンつけられちゃったよ。

 モジャ猫2
ガンつけられたあげくに、にじり寄られた。
なかなか、いい毛皮の持ち主だね。
フリスキーモンプチやらマグロやら食べてるのかな、毎日。

 まろ
漢字では『麿』と書く。「みどりヶ丘」に住まいする。フランケンの相棒。
こう見えて、実はけっこう年寄り猫なんだ。
でも、いつも子猫みたいにぶりぶりしてる。
膝のり一番狙いは、いつもオイラだぜ。


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