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 ■ モニターの取付  - Installation of Guide Screen -

  モニターの取り付けで考慮する点は、まず見やすい場所、そして簡単な取り外しと防水でしょうか。このバイクにはモニターがそのまま着けられるほどのスペースは有りません。そこでモニターパネルを作ることにしました。
防水カバーもビニールで自作しました。



モニターを外したところ。取付金具(モニターの付属品)の下のネジで簡単に外せます。
下の方に見えるコネクターとケーブルはモニターに接続するものです。
パネルの材料は次のとおりです。
・パンチング加工アルミ板:厚さ1.5mm、黒色塗装済みの物。
・ビニールチューブ:本来は配線保護等に使う物ですが、縦に切れ目を入れ、パネルのエッジ部分の保護に使います。


サイドミラーとサイドカウルを外したのが左の写真です。
普段はミラーに隠れている、フロントパネルを留めるネジ(2ヶ所)を利用して、モニターパネルの左端を留めます。モニターパネルの右端は、フロントパネルに両面テープで貼り付けてあります。また、モニターパネルとフロントパネルの間(取付金具の裏あたり)にプラスチックのブロック(2cm角程の立方体)を接着し振動対策及び補強材としています。エッジのビニールチューブはボンドなど合成ゴム系の接着剤を内側に塗って固定しています。

防水カバー
防水カバーの写真1
  モニターには赤外線リモコンの受光部があるため、透明の塩ビシートで防水カバーを作りました。
写真のように袋状に作ってモニターの上からかぶせる方法にしました。
ただ、塩ビシートは表面の反射が大きく、見づらくなります。対策として、防水カバーの前面を切り抜き、反射防止板を貼ります。この板は、カーテレビなどの画面に貼る反射防止板として、カー用品店やホームセンターにあります。私の購入したのは”CITYROAD”のブランドで、千円弱だったと思います。性能面ではパソコンのモニター用に売られている反射防止板の方が良いかもしれませんが、1枚数千円もするのでとても手が出ません。
防水カバーの写真2
この防水カバーのポイント
・塩ビシートは気温の低い時は固くなって縮むので、少し大きめに作る。
・熱がこもらないようにカバーの下を開けておく。
・風でバタつかないよう、モニター下部にマジックテープで留める。

感想をまとめると次のとおりです。
良い点 ・パンチングアルミ板を使ったことで軽量化でき、また、後ろのスピーカーの音抜けも良い。
・フロントパネルには一切加工が不要。
・サイドミラーを見るのと同じ位の視角で大変見やすい。
不便な点 ・モニターを着けた時はフロントパネルのスイッチ(ハザード等)が隠れる。
(ハザードスイッチは左右のウインカースイッチを同時に押すことで代用できます)
改良したい点 ・リモコン操作がハンドルスイッチ等でできるようにしたい。





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