銀世界紀行
〜白銀の世界と雪見露天風呂〜水上温泉郷・宝川温泉〜
いよいよ宝川温泉に向けて出発!!
と、その前にまたまた寄り道(^^;)
藤原ダム
宝川温泉を目指して車を走らせていると、なにげなく通り過ぎてしまうような場所に藤原ダムがあります。歩道は深い雪で立ち入ることはむずかしいですが、静寂と雪のなかにたたずむダムと静かな湖面を見るのもいいもんです。
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宝川温泉・汪泉閣
雪道をゆっくりと走り、宝川温泉への横道を入ると巨大な「大手門」と巨大なブルトーザー(除雪車)がお出迎え、期待感がふくらみます。
 駐車場に車を止めていると駐車場まで出迎えていただきました。ロビーで辛味がきいたお茶が出され一服。ロビーから望む宝川は厚い雪の中を流れ、ツララが寒さと景観の美しさを引き出しています。
 一服したところで好みの浴衣を選びます。男性でも5種類位、女性用は7・8種類位ありそうでした。
 木造の宿は、しっくりと落ち着いた雰囲気で、心やすらぎます。30代の私が言うのもへんですが心浮き立つ懐かしさという感じでしょうか・・・でも、やはり寒いです。それも冬に旅の風情の楽しみでしょう。
正面玄関
温泉の前に食事を紹介します
山の幸がメインの夕食は、味、量とともに納得のいくものです。焼き物も自分で焼くので楽しみながら食事を味わうことが出来ます。(炭火が強いので焼き加減は難しいですが)
 鱒と鯉の刺身は臭みがなく美味でした。一番右の写真の汁物は名物
「熊汁」です。想像と異なり割とあっさりしていています。肉自体は固めで臭みも少ない様に感じられましたが、メンバーの中には好みに合わない人もいました。その土地ならではの郷土料理を楽しむのも旅の楽しみの一つです。
宝川温泉紹介
泉質:弱アルカリ性単純泉 
泉温:40〜68℃ 源泉数:4。毎分1800リットル
湯の性状:無色透明、微香
効能:神経痛、冷え性、関節炎、筋肉痛、慢性消化器疾患など・・・・

感想:露天に肩まで浸かると温泉的な形容しがたい、わずかな香りがします。お湯は、ややぬるめで時間が許すかぎり長湯できそうな温泉です。肌にとっても刺激性が無く、やさしいお湯です。踵や肘のカサカサが潤う感じがしました。水仕事や自宅で入浴したときに、指先がしわしわになる現象がありますが、この温泉では長湯してもならず、湯あたりしにくいことからも体にとって優しい温泉であることがうかがえます。
 湯温はこの時期では、摩訶の湯、子宝の湯(木枠の内側)、般若の湯、(摩耶の湯は女性専用のため入浴してません)の順に高い感じがしました。源泉の力を吸収するには湯温も高い湯出口のそばがお薦めです。
注意!!:景観、泉質とも、とても満足できる温泉ですが、冬季では露天に至る道は所により凍結している場合があります。階段も石段になっていますので滑り易く注意が必要です。露天入り口に用意されている長靴は温かいですが、滑りやすく不慣れな人は止めておいた方がいいです。私自身も3度ほど転倒してしまいました。(^^;)

摩訶の湯
宝川温泉を代表する広さ約100畳の混浴露天風呂です。丁度、食事時が近かったので人影もまばらでした。そこで男5人何をおっぱじめたかというと、雪見露天風呂対決!雪合戦!!
ご迷惑をお掛けしました・・・お詫び申し上げますm(m_m)m
温泉写真集!
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般若の湯
約50畳:混浴
露天の周囲に通路があります。摩訶の湯のすぐ裏にあり脱衣場も一緒です。
子宝の湯
約200畳:混浴
お社の下にあります。対岸にありつり橋を渡って行きます。木枠の外側は入浴するには冷たすぎます。木枠の内側は入浴した3つの露天の中では1番温まる感じがしました。
部屋からの眺め

宝川がすぐ眼下を流れています。深い雪やツララがとても綺麗です。写真のつり橋を渡って露天風呂に行きます。
おまけ
朝食です。
和食・洋食が選べます。
旅のお品書き
旅行日:2004.01.16(金)〜01.17(土)
有料自動車道(片道分):首都高速         ¥700
          :東京外環自動車道     ¥500 
          :関越自動車道 大泉〜水上 ¥3,700
走行距離:総合計、約480km
渋滞地点:なし 
道路状況:水上ICまでノーマルタイヤ。水上町内は要チェーン
スノーシューツアー:フォレスト&ウォーター 半日コース
               レンタル込み料金 ¥5,300
    http://www.fw-jp.com/minakami/index.html
宿泊:宝川温泉・汪泉閣
        竹庭プラン 1泊2日 2食    ¥13,000
    http://www5.wind.ne.jp/TAKARAGAWA/
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