歴史の本を読むきっかけとなったのは、日本がなぜ太平洋戦争を起こしたのかを知りたいと思ったのが直接の理由です。私の父は十代で海軍に志願兵として入隊したそうです。なぜその様な気持ちになったのか、父は戦後50年を過ぎた頃から話してくれるようになりました。
また、日本とアジア各国との関係を知るには戦争前後の歴史を知らずには解からない、と思ってもいます。高校時代には世界史の勉強はしましたが、近世以降の歴史に関してはいろいろな歴史観が存在し、自分の中でどう捉えたら良いのかと思った事もひとつのきっかけだろうと思います。
特に、朝鮮半島を始め、かつて日本が占領した国の人々の怒りや悲しみを、理解は出来ないかもしれませんが、現在の日本が抱えている問題と合わせて、私なりの視点を形作りたいと思っています。
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