歴史
 歴史の本を読むきっかけとなったのは、日本がなぜ太平洋戦争を起こしたのかを知りたいと思ったのが直接の理由です。私の父は十代で海軍に志願兵として入隊したそうです。なぜその様な気持ちになったのか、父は戦後50年を過ぎた頃から話してくれるようになりました。

 また、日本とアジア各国との関係を知るには戦争前後の歴史を知らずには解からない、と思ってもいます。高校時代には世界史の勉強はしましたが、近世以降の歴史に関してはいろいろな歴史観が存在し、自分の中でどう捉えたら良いのかと思った事もひとつのきっかけだろうと思います。

 特に、朝鮮半島を始め、かつて日本が占領した国の人々の怒りや悲しみを、理解は出来ないかもしれませんが、現在の日本が抱えている問題と合わせて、私なりの視点を形作りたいと思っています。


書名 筆者・出版社 感想
日本史A 子供の高校1年の時の教科書 日本史全体の大筋を把握しました。
日本書紀 角川新書版 日本史の原典ですから。
古事記伝 小学館 神々の国日本をどう理解するか、一読の価値は有る。
教科書が教えない歴史 歴史教育を考える会 戦後、歴史教育がどう変わったのか、以前から新聞等で読んではいましたが、この本がだいぶ話題を呼んでいるので読んでみました。
日本の伝統 保田與重郎 多少、右よりに見た日本の歴史観


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2000.5.5更新