現在位置 フロント > コンテナ・ガーデニング > 見かけた虫のページ > タテハチョウ類
フロントページへ コンテナ・ガーデニングへ

見かけた虫のページ


タテハチョウ類
昆虫綱 有翅亜綱 鱗翅目 異脈亜目 タテハチョウ科
【ツマグロヒョウモン】

オステオスペルマムの花にとまったタテハチョウです。ただ、タテハチョウの仲間は種類が多く、確実にはわかりませんが、ツマグロヒョウモンだと思います。羽を広げると8cmくらいあり、先端の1/3程度が黒色をしているのでメスと思われます。
あちこち飛び回って、ビオラの葉の茂みにもぐり込んだりしているところをみると、産卵に来たのかもしれません。
タテハ
(撮影:2005.06.25)
ツマグロヒョウモンの雌成虫がジニアの花にとまって蜜を吸っていました。すぐ横にパンジーがあるのでそこに産卵に来たのだと思います。 ツマグロヒョウモン 雌成虫
(撮影:2012.07.07)
パンジーの葉に寄生したツマグロヒョウモンの幼虫と思われます。
体長が3cm程度のものが数頭寄生していますが、花弁を中心に食害し、葉は大して食害されていません。
写真は下が頭部です。また、右の写真は、撮るために幼虫を正常な葉の上に移動して撮影したものです。
ツマグロヒョウモンの老齢幼虫
(撮影:2004.05.29)
カンパニュラの花にいたツマグロヒョウモンの幼虫です。
ツマグロヒョウモンはスミレ科を好んで食害すると思っていたのだけど、カンパニュラのようなキキョウ科にも寄生するのが意外でした。たまたまカンパニュラのところにいただけなのかもしれませんが。
カンパニュラに寄生するツマグロヒョウモンの幼虫
(撮影:2010.06.22)
ツマグロヒョウモンの蛹です。体長が4cm程度、全体が茶色でいくつかの突起があります。
パンジーの花弁に寄生していた幼虫をゲージに移し、パンジーの花を餌に育てていたものが蛹になりました。
(撮影:2006.06.29)
ツマグロヒョウモンの蛹の頭部方向の突起のいくつかは、銀から金色をしています。何故、その様な色をしているかは不明です。 ツマグロヒョウモンの蛹
(撮影:2006.07.02)
パンジーの葉に産卵するツマグロヒョウモンの雌成虫です。(写真の赤丸の部分) 卵はひとつづつ、あちらこちらの葉に産んでいます。 パンジーに産卵するツマグロヒョウモン
(撮影:2006.07.08)
パンジーの葉裏に産み落とされたツマグロヒョウモンの卵です。大きさは1〜2mmほどので小さく、1卵づつ別々に産卵されています。 ツマグロヒョウモンの卵
(撮影:2006.07.08)
ツマグロヒョウモンの羽化直後の成虫です。7月上旬の気温で蛹になってからおよそ10日で羽化しました。
羽化した後の茶色の蛹の抜け殻が、ゲージの途中に見えます。また、羽化した時に排出されたものと思われる、ワインレッドの体液がゲージの底に残っていました。
ツマグロヒョウモンの雌成虫は、前翅の端が黒くなっているのが特徴です。これは、体内に毒をもつカバマダラに擬態し、鳥などの天敵から身を守るためと言われています。
羽化直後のツマグロヒョウモン
学名:Argynnis hyperbius Linne
(撮影:2006.07.09)

フロント | コンテナ・ガーデニング | ウェブログ | 見かけた虫 | 見かけた病害 | 分類一覧 | 戻る

最終更新日:2012.07.08