USB端子清掃の効果

2026/9/21 音飛び対策についての追記


音飛び対策の追記(2026年9月21日)
 USB端子清掃の対策の前に、先にやっておくべき対策を書き忘れていたので追記します。

 USBでの接触不良は非同期で音が飛んだりまったくでなかったりするのですが、それ以前の問題として、Foober2000のBuffer Length の設定値が不足だと、音飛びが起こります。

 Foober2000の初期値は1000ms(つまり1秒)のはず。昔のPCではこれで問題なかったのですが、最新のPC(というか、おそらくWindows11)では、CPU速度が自動で変化するせいで、1000msのままでは、稀に音飛びします。CPUが遅くなり、読み取りが一次停止して、間に合わなくなるようです。そうならないまでBuffer Length を伸ばしておくと解決します。
 私は、初期値の1000msを3000msに伸ばしました。最適化はしていませんので3000msは十分条件。ファイルを選んだ時点で先読みするようなので、Buffer Lengthが3秒でも音楽スタートに3秒かかるわけではないです。

変更のやり方
Foober2000のメニューで、Files > Preferences > Output と選ぶと、Buffer lengthの項目が見えます。触ってなければ1000msのはず。その数値を3000msなど大きな値に変更。大きければよいというものでもなく、小さいほうが音が良い根拠もない。3000msで試してよくなれば、それでOKだろうと思います
。



以下のUSB清掃の効果は、Buffer Length の不足はない状態なのが前提です。

 ハイレゾは、タッチパネル式ノートPC、ThinkPad Yogaと、アップサンプリングを勝手にせずビットパーフェクトのままでPCM信号を送り出してくれる Nuprime uDSDの96kHzPCMを、Benchmark DAC3 B D/Aコンバータ のI/Oで受けて UltraLock3 ジッター・リダクション回路だけ通してパルス成型後、D/A変換はパスしてPCMのままDEQ2496に入力して聞いています。ちなみに、私はストリーミングでの再生はしていません。

  接続回路図はこちら

 最近、まれにパリパリというノイズが再生中に入り、音もすこし悪くなった気がする。なんとなく安定感がない。なんでだろうと理由を考え始めていたところ、ある日、そのパリパリがとりわけ顕著になって、DAC3 Bの同期エラーが点灯するほどの事態に。
「さすがにこれはUSB端子の接触不良だろう」と思い、プラグを揺らすと、同期したり切れたり。そこで、別のUSBソケットに差し替えると、直った。

 そこで、思い出したのです。「PCのUSBソケットのどれにつなぐかによって音質が変わる」と言っている評論家の先生がいたことを。「内部の配線の関係で・・・」とかの説明は恐縮ながら信じていませんでしたが、こうして、差し替えると音が変わる事実を見て、真剣に考えて、気が付いたのです。

端子ごとに接触具合が変わるんじゃないの? 


それなら違うソケットに変えると音が変わるのもあり得る。

仕事で使っているほうのPCのUSBも、ちょっと強く触ると、マウスの同期が一瞬切れたりします。この接触をまず直してみるか、と思い付き、仕事用PCのUSB端子を接点復活材と綿棒で清掃することにしました。



たまたま持っていたサンハヤトの接点復活王と、細目の綿棒をさらに万力で薄くつぶして使います。

その結果、USB端子をグラグラ揺らしても、絶対に機器の同期が切れなくなったのです。

おお、そうなのか、時間とともに、USB端子の接触はこんなに悪くなるんだ!

じゃ、どれほど高価で金メッキのオーディオ用USBケーブルを使おうと、PC側の端子は安物だろうから、だんだん接触は悪くなるのかも。

仕事用PCで効果を確認でき、副作用もないので、ハイレゾ用PCのUSB端子の清掃を実施。



 ソケット側はもちろんですが、プラグ側も内外とも清掃。もちろん、その先のuDSDに刺さる部分も清掃。結構な汚れがありました。

で、結果は・・・・
 音はあまり変わりません、との報告になるかと思いきや、違いました。ごくまれなパリパリ音がなくなっただけでなく、どう考えても、音が良くなった(正確に言えば、元の音に戻った、ですが)。

 音の安定感が高くなり、元がアナログ録音のハイレゾでも
無音部での静寂が変わったのです。だんだんと変わったので、なんとなくしか感じなかったのですが、思えば、ハイレゾの音は、前はこうだったと思います。これって接触不良で信号を読み落としていたのが聞こえていたのか。変化が大きい音楽部より、無音部のほうが読み落としエラーによる変化がノイズとして認識しやすいらしい。
 音楽信号は、通信速度重視で、USBでも非同期通信なので、読み落とせばそのまま補完して再生するしかない。この点が同期で送られる(つまりエラーがないことを確認している)通常の信号(エクセルデータとか)との違いです。


USB端子位置を変えたら音が変わった方、そこで納得せず、すぐに清掃するのが私からのお勧めです。

                       2026年5月
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