議会監視ネットワーク実験構想


構想の概要は、こちら。

お暇な方はこちらを読んでください。

現状では、議会と同時進行の監視はできないとしても、議会で何が話し合われたかを監視することは、事後であれ意義あることと思います。 是非、私の様な

一般有権者は情報収集、加工、公開作業の協力を、 ネットワーク提供者はサーバーと技術の提供を、議員の方は情報提供を、

といった協力をお願します。


当構想は、多数の方の参加と協力が無ければ成り立ちません。

構想を読んでいただければわかりますが例えば、地方議会をとって見ても、会議録、行政側提出議案・議案資料は種類も分量も膨大で全てデジタルデータ化を一個人或は一中央機関でするのは、事実上不可能です。 ところが、インターネットを利用し、各地方議会はその地方の地域住民が監視ホームページを地域住民どうしの協力で作成・運営し、それを すべてリンクすればまさに、最小限の資源で議会監視ネットワークが完成するのです。

もちろんこの事は本来各議会(事務局)が本来実施すべきものであります。行政側の情報提供に比べ、議会は形式上行政とは独立しており、 一部の議会を除きほとんど情報提供は、議員個人レベルでのミニコミ誌程度で、開かれたものではない。議会に要求しても、議会側の主体的な情報提供は難しいでしょう。そこでいずれ議会側が主体的に実施する時の為に、 民間で先行実験を行おうとするものです。



皆さん、今国会、そして地方の議会広くは政府機構が何をしているか御存知ですか。私は寡聞にしてよく知りません。いえ、わからないのです。情報が少ないのです。 勿論、議会広報、新聞やテレビで情報は流れてきます。しかし、話題になったもの以外、全容はさっぱりわかりません。わかっても意味はないかもしれません。 ですが、議会は、議員有志のクラブではありません。われわれの税金を使い、われわれの代表として代わりにわれわれの社会の進むべ き道を決定をしているのです。いわば我々の運命を彼らに委ねているのです。その彼らの行動を監視しないのは大変危険です。委ねているとはいえ 白紙委任しているわけではないはずです。それぞれの民意との妥協・合意ならまだしも、違うところでの妥協・合意で良いとお思いですか。白紙委任ならまだしも、 民意で正式に白紙委任と決定しているわけではありますまい。であればこそ国会・議会で何をしているか知る権利、いえ義務があると思います。本来なら、 行政内部における情報も、といいたいところですがこの件は止めます。

彼ら、国会議員や官僚は言うでしょう、一般有権者に事実を知らせたら、大混乱に陥り、解決できるものも解決できなくなる、と。これは愚民主義のなにものでもありません。 確かにこれは当たらず外れずでしょう。しかし、それは始めから愚民だからではなく、愚民にされているからではないでしょうか。生き物は 始めから高等な知能があったわけではありますまい。命を賭けた経験を積み、次第に発達していったもののはずです。現在の危険を以って未来を閉ざす権利は、彼らに存在しません。 我々自身が、それを希望するなら別ですが。そういった経験を積まないと、いつまで経っても愚民と呼ばれ不当な立場のままです。しかし、議員・官僚の行動を待っていては意味はありません。 いつまでも甘えているわけには行きません。経験を積ませてもらうのではなく、積極的に経験を積んでいこうという意志が必要です。 この意志が無ければいつまでも、運命は彼らに握られたままです。それを許容するなら別ですが。私は、いやです。だからこの構想を実行したいのです。

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