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69   ADSL 12M計画、その後 (2003.3.17)

前話から1ヶ月も経ってしまった。この間に常時接続をADSL 12Mにするために色々トライした。まず、とりあえず3月末で今のフレッツADSL 8Mを解約することにした。その後は、フレッツ12MやYahoo! BBのどちらかにするつもりでだ。解約は郵送で申し込まないとダメかと思って116に電話したら、その場で解約申し込みを行うことができた。電話番号が明らかなので本人確認は必要ないのかな。

その後、Yahoo! BBのページを眺めていたら、3月末までお友達紹介キャンペーンというのをやっていて、Yahoo!の会員になっている人から紹介してもらうと、3,000円のキャッシュバックがあることがわかった。紹介してもらうといっても大したことはなく、うちが申し込む時に、申込書にその友達のYahoo IDを記入すればいいだけだ。友達には3,000円分の商品券が届く。

Yahoo! BBの開始当時の評判の悪さも最近は聞かなくなったし、YahooのBBフォンも魅力だし、2ヶ月無料キャンペーンと3,000円キャッシュバックでかなりお得だ。というわけで、既にYahoo!BBに入っている友達に確認して申し込むことにした。駅前でモデムを配っているけど、それだとキャッシュバックの件が有効なのかわからなかったので、ホームページから申し込む。この申し込みフォームには紹介IDを記入するところがあり確実だった。

申し込みフォームには、現在他社のADSLサービスを使っているかチェックするところがあったので、「使っている」にした。もう解約の申請をしてあるのだが、それを記入する欄はないのだ。フォームを送信した後にも解約をどうするかの問い合わせはなかったので、もしかしたらNTTに申し込んだより早めに解約されてしまうかな? と少し心配。申し込み後には自動発信のメールで、受け付けた旨の連絡と今後の進め方の連絡が届いた。次のステップはNTTに回線調査を依頼するとのこと。

しかし、次の連絡がなかなかこない。どうなったのか? Yahoo!は未だにサポート体制が整っていないのか? 2ヶ月無料で申し込みが殺到しているのか? と思ってホームページのステータス確認ページを調べた。このURLは申し込み時にメールで届いていたが、届いたURLは申込書が見えるだけで、ステータスの確認がどこでできるのかわからなかった。このあたりからYahooは大丈夫か? という疑念が生まれた。

ようやくわかったステータスページを見ると、「NTTの回線調査の結果、サービスを提供できない」となっている。なんだこれは。電話局にYahoo!の接続口が足りないのか? サービスエリアのはずだが。詳細を連絡するので、それに従ってくれとも書いてあった。しかし、詳細の連絡はきてないぞ。郵便でくるのかな? 悩んでいてもしかたないので とにかく、サービスが提供できないならYahooはあきらめてフレッツ12Mにすることにした。

そこで、申し込みキャンセルのページをクリックすると、Yahooウォレットというお財布の設定ページに飛んでしまう。通常はここでクレジットカード番号を入れるのだ。しかし、キャンセルするのにクレジットカード番号を入力する必要はないはず。しばらく色々なページをクリックしたが、どうしてもキャンセルしようとするとここに来てしまう。怪しい会社だ。使わないのにクレジット番号だけは集めるのか? ますます疑念がつのる。

質問メールを送るフォームがあったので、Yahoo! BBの申し込みをキャンセルしたい旨を書いて送っておく。

NTTからやってきた空中作業車

さて、これで12MはフレッツADSLに決まりだ。NTT東日本のホームページから申し込みを行った。あとは、8M解約後すぐに12Mが繋がるかだ。翌日、NTTからメールが届いた。12M申込みを受けたが、8M解約も受けているので解約でなくタイプ変更にしてはどうか?というもの。でもそれじゃ、2ヶ月無料の対象にならないよ(^_^)

すばやくメールで返事をする。リンク切れが多発しているので一度解約したいことと、2ヶ月無料キャンペーンのほうが得だからという理由と、8M解約後、最短でいつ12Mが開通するかを問い合わせた。長くかかるならYahooにするとも書いた(^_^) さすがはNTT、またまた翌日返事が届いた。1回線あたり1本のADSLしかサービスできないので、解約後でないと、次のADSLは申し込めないとのこと。申し込み後、2週間程度必要とも書いてあった。これは以前、116で聞いた内容と同じだ(^_^) やっぱり解約、新規申し込みによるシームレスな12M化はできないぞ。なお、他社サービスも同じ程度かかるとのこと。これは本当かな?

ついでに、リンク切れについても回答があり、フリーダイヤルで申し込めば無料で調べてくれ、必要ならスプリッタ、モデムも交換してくれるとのこと。保安器だけは有料になるということも書いてあった。うちはすでに保安器もスプリッタも交換済みなのだが、それでも電話の着信でリンクが切れるようになったのだ。再調査すればなんとかなるのか?

さて、どうしたもんだ。しばらく考え、旦那と相談後、やはり常時接続が1週間から2週間も止まるのは影響が大きすぎる。というほど大げさではないが、12Mにすることのメリットより、ネットが不通になることのデメリットのほうが大きいので、今回は12M化を断念することにした。年内には16Mとかいう話もあるらしいし。早速、116に電話しADSL解約申し込みをキャンセルした。

その後、メールでもらったフリーダイヤルに電話してリンク切れを相談した。約20分後、折り返し電話があった。自宅の保安器、スプリッタ交換の件はデータベースに残っていたようで、交換済みですね、とのこと。今回、新事実として、局側のスプリッタも交換してあることを聞いた。距離や減衰もとくに問題ないらしく、一度自宅にきて調べてくれることになった。

当日待っていると、なんと上の写真のように空中作業車に交通整理のガードマンまで一緒にきてくれた。前回保安器を交換したときとは大違い。スプリッタやモデムの型番を確認し、問題ないことを確認。原因かどうか分からないが保安器のヒューズ?をADSL対応に交換したとのこと。その場の試験ではリンク切れは起きなかった。今後も再発するようならまた連絡してくださいとのこと。とても丁寧な対応でした。今のところリンク切れは起きていない。感謝。感謝。

さて、Yahooからはサービスできない理由の詳細連絡がメールで届いた。なんと、理由が「他社ADSLサービス中のため」だった。各自で解約申し込みを行ってくださいとのこと。アホかいな。他社ADSLを使っていることは申込むときに申告済みだ。なぜ、そのときに解約手続きをとって下さい、と言わないのだ。しかも、そのときにはすでに解約申し込み済みだったのに。手続きをとらないと申し込みはキャンセルされますとのこと。もう勝手にキャンセルしてくれて結構(-_-#)

さらにホームページから申し込みのキャンセル方法を問い合わせた返事は、上記の連絡の翌日に届き、メールでのキャンセル方法が説明されていた。人手が足りないのか、レスポンスが悪くてすでに必要のない回答でした。最初からホームページでキャンセルできるようにしておけば無駄な人手もかからなかったのに。自分で自分の首を絞めているようです。

昨日の朝(3/16)、兵庫などでYahoo! BBが不通になっているというニュースがあった。やっぱりYahoo! BBにしなくてよかったかな。NTTもそれほどいいとも思えないが、とりあえずサポート電話はすぐに繋がるし、レスポンスはいいし、トラブったときにもすぐにきて対応してくれる。

今回、どうもYahooとは相性が合わなかったし、色々奮闘したわりに得るものがなくトホホです。まあ、こんなときもありますね。

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