ホーム > パソコン考現学 > フィルムからCDを作ってみた
42   フィルムからCDを作ってみた (2002.3.24)

春分の日に桜の花が満開でした。なんでも東京では観測史上最速でさくらの開花宣言がされたようです。大学の合格発表のころに「さくら咲く」だったのかな? 最近は合格発表を電報で送ることもなくなったのでしょうか。我が家では桜が咲く中、長男の卒業・三男の卒園が重なり、久しぶりに一眼レフカメラが活躍しました。

近頃は便利なデジカメばかり使っていましたが、やはり記念に残るセレモニーではきちんとした写真を残そうと、一眼レフカメラを使ってみました。フィルムの綺麗さも重要なのですが、望遠レンズや大型フラッシュが使えることも一眼レフの強みです。我が家のIXY Digitalは2倍ズームしかないしフラッシュも弱いので、卒業式などで被写体が遠くにいる場合は良い写真がなかなか撮れません。

フィルムもちょっといい物を使い、卒業式の写真を撮ろうとしていた卒業式の朝のことです。新聞の折り込み広告で近所のカメラ店キタムラが、フィルムからCDへの書き込みを通常の半額の350円で行っているキャンペーンサービスを行っていることを知り、試してみることにしました。半額サービスは2002年3月末までです。

キタムラでは富士フイルムのFDIサービス(Fujicolor Digital Image servide)を導入して、ネガをスキャンしてJPEGイメージのデータに変換後にCDへ書き込んでくれます。作成したCDからプリントの焼き増しを頼むこともできるものです。ネガだと年数が経つと色褪せなどがおきますが、デジタル化したCDデータからの焼き増しならそんな心配もありません。でも、CDそのものがいつまでよめるのかわかりませんが、そこまで心配してもキリがない。

このCD作成料金はフイルムのコマ数に関係ありません。何コマでもフィルム1本が350円(半額キャンペーン期間)でCDになります。卒業式のフィルムは36枚撮りだったので、1コマあたり10円以下の計算になります。もし、自分でフィルムスキャナを持っていても、スキャンする手間を考えると頼んだほうがお得な気がします。それも、2時間もかからずに同時プリントとCD作成ができるのですから。

その昔、我が家では時々PhotoCDを作っていましたが、これは1コマ100円程度かかっていたと思います(CD1枚に100枚迄の写真を入れて1万円程度だった)。確かにPhotoCDは非常に高い解像度のスキャンをしてくれるので、プロユースにも使えますが素人にはオーバースペックです。そんなに高解像度でも家庭用のパソコンはディスプレイは小さいし、プリンタの性能も良くなかった。解像度の違いを考慮しても技術の進歩で価格が1/10以下になったのは素晴らしい。

小学校の卒業式のさくら (FDIで作ったCDから)

三男の卒園式は親の方はなれたもので、子供達も先生や友達との別れの「卒園」がまだイメージできないようで泣く子も殆どなくあっけなく済みました。長男の小学校の卒業式は、遙か昔の自分の卒業式以来でしたし、最近は演出も凝っているので目頭が熱くなりました(親ばか)。そんな中で撮影したフィルムをその日のうちにキタムラに持っていき、同時プリントとCD書き込みを頼みました。

できあがってきたCDには、専用の写真ブラウザや、フレーム付きのはがきプリントを作成するソフトが入っていました。このCDとWindows/Machintohがあれば写真を見ることができますし、フレームや住所を入れたはがきプリントを作ることもできます。頼むまでJPEG写真の解像度が解らなかったのですが、できたものを見ると1,536×1,024となっていました。詳細なプロパティはこちらです。題材は三男の卒園式の写真です。

また、CDには各コマを小さく印刷したインデックスプリントも付いてくるので、パソコンがなくてもこのインデックスプリントを見て焼き増しを頼むこともできます。こちらがFDIのCD一式の写真です。CDの他、インデックスプリント、専用ソフトの使い方の解説資料から構成されます。ちなみにCDはプラケースではなく不織紙の袋でした。

専用の写真ブラウザは簡単な操作でスライドショーなどもできるので、初心者にも簡単に写真をパソコンで楽しむことができます。でも、前にも書きましたが私はデジカメで撮った写真をViXというソフトで見たり管理したりしているので、この写真もデジカメ写真と同様にハードディスクのフォルダに入れてVixを使って閲覧しています。

写真データがパソコンでデジタル化してあると切り抜いたり文字を書き込んだり簡単にできます。早速撮った写真を利用してカードを作り先生に差し上げました。親にも写真をハガキに印刷して送り、入学祝いをさり気なく催促した。

今はキャンペーン価格で350円でしたが、通常は700円です。でも自分でフィルムスキャナを買うことやスキャンの手間を考えるとFDIで頼んだ方が楽だから通常価格でも頼んでもいいかなと思っています。同時プリントではなく、ネガからのCD作成もこの料金です。このチャンスに今まで撮り貯めたネガのディジタル化を考えていますが、何しろ膨大な数で物入りなこの時期に悩みますね。今ならネガ200本で70,000円、これはフィルムスキャナの値段と同じくらいです。キャンペーンの3月末まであと1週間、どうしようか。

とにかくフィルムをCD化するFDIは結構使えるサービスだったというのが今回の結論だ。

目次 前へ 次へ
  Copyright (C) from Metal Woods 2002