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137   おたくの集まりに行く (2008.11.8)

旦那に誘われて、Make:Tokyo Meeting 02 というイベントに遊びに行ってきた。場所は多摩美術大学の八王子キャンパスで、横浜線の橋本駅からバス。町田の我が家から比較的近い。多摩美大は綺麗でとてもよい感じのキャンパスでした。我が家の子供は芸術には縁がないのでここに来ることはないと思うが、こんなキャンパスで勉強できる学生は幸せだ。

少し前までは多摩丘陵の狸の楽園だった場所に出来た蜃気楼のような大学ですね。学費も高そうと思うのは大学生の母の思い。こんな恵まれた環境にいるのだからしっかりと学生生活を楽しんでください。こういう建物を訪れるとモルタル校舎で過ごした自分の学生時代を思い出し、日本経済の発展を感じる。しかし、本当に正しい発展化は疑問? 巨大なアダバナ、高度経済成長の行き着き先なのか? 世界的経済崩壊を経験した直後に虚しくも納得しながら思う。

閑話休題、Make:というのは、ものづくりが好きなオタク達?がターゲットな雑誌?。元々は米国起源? 旦那も読んでいて、今回誘われた。

というのも、普段読んでいるデイリーポータル Z乙幡さんの工作展示やプレゼンと、自転車に乗る初音ミクが出品されるというので。自転車に乗る初音ミクは、知人のサイトからリンクされていたニコニコ動画を見て、その出来に家族で感心していたもの。

Make:Tokyo Meeting 02 メイン会場全景

乙幡さんの工作遍歴のプレゼンも見られて満足。初めての著作、「妄想工作」も図書館に購入リクエストしました(^_^)。買わなくてすまん。子育てでお金がかかるので本は基本的に図書館を利用しているのだ。

ニコニコ技術部のブースでは、作者のような人も居て、動画見ましたと言ったら照れてました(作者かどうか不明)。こういう事が言えるようになった自分は本当にオバサンなんだなと思う。30年前のオタク駆け出しが神聖なオバサンに昇華したのだ。歳を取るのも悪くないのだよ。少年老いやすく、と心の中で呪いながら展示を楽しみました。

101体の初音ミクがネギを振るメカニズムに旦那が興味津々。また何か作り始めないか、こちらは戦々恐々だ。

Make:Tokyo Meeting 02 自転車に乗る初音ミク Make:Tokyo Meeting 02 セグウェイに乗る私

自転車に乗る初音ミクを見たあとに、セグウェイに乗る私。初めてセグウェイに乗ってみた。運動音痴の私は尻込みしていたが、先に乗った人が、簡単ですよ、乗ってみた方がよいと薦めてくれたので体験。日本工業大学の学生さんがアシストしてくれた。

初めてだが、結構思ったように動ける。歳を取ったらこのような乗り物で買い物にでかけるのもいい感じ。なお、セグウェイは学校の備品とのこと。羨ましい。

Make:Tokyo Meeting 02 戦車

この後、日本工業大学の戦車と砲弾のデモがあったのだが、開始まで時間がかなりあったので帰途につく。それにしても大学の先生ってどうして同じベクトルに変人化するの? 特に理系の大学教授って一目で分かる服装、振る舞い、臭いがする。それを知ってる自分もその世界に長く存在した過去があるのでした。

先日、大学時代の同窓会の案内がメールで届き、学生だった頃を思い出したりしていましたが、今回も工学部時代の自分(今は主婦していますが、一応電子工学科の出身。誰も信じないけど。)を色々と思い出した楽しいイベントでした。帰宅途中、旦那にオタクでも結婚できて良かったね、と言ったら、お互い様と返された(-_-)

帰りのバスの時間が合わず(土曜日は1時間に2本)、歩いて橋本駅まで向かう。途中、Mr.MAXショッピングセンターに寄ってみるが、欲しい物はなし。橋本駅のMeWeで、肉まんと牡蛎フライをお土産にする。

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