ロンドン5日目 ケンブリッジ、他
昨日に続いて電車でお出かけする。ロンドンの北へ急行で約1時間行ったところにあるケンブリッジです。映画ハリーポッターで有名になった?キングスクロス駅から電車に乗りました。ゾーン6迄のトラベルチケットを見せたら、ゾーン6の境界からケンブリッジまでの料金で済み良心的です。駅に改札口はないし、車内のでチケットの確認もないのでただでも乗れると思っていたら、帰りの電車では検札が来た。もしチケットがないとかなりの罰金を取られるのだろうね。
出発ホームは9番線です。ハリーポッターは9と3/4番線から魔法学校のホグワーズ行きの列車に乗りましたね。イギリス人にとってケンブリッジ行きの9番線はエリート校に向かっていくというイメージがあるのかもしれない。ホームの前後で 9a, 9b に分かれていて当初は 9a発でしたが、電車の到着寸前のアナウンスで 9b発に変更になり焦って後ろに戻りました。
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出発してしばらくすると車窓からの景色が変わり、丘陵地帯の畑の中を進んでいきます。東京だと上野を出発して、赤羽あたり?ではないでしょうか。商業地はロンドンに集中していることが実感できます。ケンブリッジまでノンストップの電車だったので途中の駅はみんなすっ飛ばしていきましたが、車窓から見える駅は機関車トーマスの駅そのものでした。
1時間ほどでケンブリッジに到着です。駅前に待っていた小さなバス(大きいバスもあるがたまたま小さなバス)の運転手にカレッジまで行くか?と聞いたら、近くまでいくからそこから歩きだというようなこと(^_^)を言われた。で、料金を払おうとしたら「アダルトか?」と聞かれ二人で力が抜けた。オイオイ。
中心部でバスを降り、まずはインフォメーションセンターに行ってガイドブックを購入する。持参したロンドンのガイドブックには殆ど情報がなかったのでどこに何があるのか解らない。こんなんで、よくここまで来たよな。インフォメーションには日本語のガイドブックがあり、その中に散策ルートが載っていたので参考にしながら街を歩き回る。
さすがに街には若い人が目立ち、学生の街という雰囲気が一杯です。商店などが並ぶ道路沿いは少しザワザワした雰囲気ですが、ケム川沿いはとても静かでいい雰囲気だ。町中には郵便集配車やバスなどの許可を受けた車しか通れない。これらの車が近づくと自動的に地中に沈むポールが面白かった。
ケンブリッジは英国の頭脳を育てていると言われ、なんとノーベル賞受賞者が60人も出ているそうです。cam river(ケム川)に沢山のbridge(橋)がかかっていることからCambridge(ケンブリッジ)と呼ばれている(初めて知った)。数学橋を呼ばれる、幾何学的な梁の橋など特徴的な橋がかかっています。
ケム川の川下りが観光客には人気があります。船の渡しには女性もいて、櫂をを漕いで船を動かしていた。なんの因果かケム川の辺のスターバックスでコーヒーを飲んでくつろいだ。イギリスでは最近、紅茶よりもコーヒーのお店、スターバックスなどが多くなってきたようだ。
川沿いに多くのカレッジがあります。多くのカレッジは入場料をとって校内(の一部)を公開しています。2〜3ポンドと、それほど高くありません。なお、試験期間などは非公開のようです。数学橋 (Mathematical bridge)のかかるカレッジには無料で入場できたので実際に橋を渡ってみました。
カレッジの中でとくに有名なのが万有引力のニュートンが学んだトリニティカレッジです。正門横に万有引力発見のきっかけになったリンゴの木の末裔があるというので、リンゴを持参ででかけ記念撮影をしました(ミーハーです)。中に入り、中庭でパソコンする姿を写真に納めた。無線LANをONにしてみたがアクセスポイントは見つからなかった。
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図書館ではニュートンの手書きのノート、プリンキピアの初版本などが見られました。熊のプーさんの初版本など稀覯本も多く展示品が傷まないように布でカバーが掛かったケースをのぞき込むようにみます。図書館の壁際には書架に挟まれて3畳ほどの小部屋が両脇に並んでます。各小部屋がいまだに研究者に割り当てられ机にはマックなどのパソコンや資料が山積みになっていて研究を続けています。こんなところで勉強したらさぞかし、成果が上がるだろうなぁと思いました。他にも文化遺産が一杯でクラクラしました。
お昼はフランス系?のファストフードでバゲットサンドと野菜スープを食べたがなかなか美味しかった。町中には観光客が多いが、アメリカ人・欧州人が主でアジア系は韓国人グループがチラホラ、日本人には逢わなかった。
帰りがけに街で公衆電話のインターネット端末を見かけたので、自分のホームページにアクセスし写真に納めました。タッチパネル式の液晶画面とキーボードがついています。キーボードはストロークの短い頑丈なものです。速度は遅く、普通のダイヤルアップと同じような感じです。また、当然ながら日本語は表示できず、文字化けして読むことができません。料金は10ペンス/分で最低5分(つまり50ペンス:100円)からです。利用終了の30秒前にメッセージが表示され、コインを追加すると継続利用できます。
帰りのバスを待ていたら地元の学生に「韓国人?」と訊ねられた。「日本人だ」と答えると「自分は韓国について勉強しているので韓国人に声をかけている」と上手な日本語で話す。日本語は韓国語のように話せないと言いながらも上手かった、さすがににケンブリッジの学生は賢いと思った。
ロンドンに戻って交通博物館に行って来ました。昔の路面電車の車庫を利用した博物館でロンドンの交通の歴史が分かります。連日の早起き・遠出でかなり疲れていたので私はもっぱら座ってビデオを観ていましたが、乗り物好きな旦那は目を輝かせて上から下までくまなく見学してた。
イギリスでも乗り物好きは男の子が多いようで、じっくり楽しそうに見学する男の子とつまらなそうな女の子のデート現場を確認。万国共通の現象であった。ミュージアムグッズは地下鉄を中心に乗り物関係が充実していた。息子にいくつか買った。
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コベントガーデンの市場で一休み。冷えてないコーラ(ペプシ)を飲んだ。大小の店が並んでいて世界各国の観光客がいるようで両替屋も多い(レートはあんまり良くない)。海外旅行中はウィンドウショッピングに時間を使わない主義(たまたまお買い得品にあたることは皆無だし、買い物だけなら日本で充分)なのでチラッと見るぐらい。
吹き抜けの2階から下(1階から地下だったかな)を見下ろす人垣ができていた。何事かと思ったらクラッシック音楽を奏でる弦楽奏者5人組が。クラッシックの名曲をアレンジして、振り付きで演奏している。なかなか上手いなぁと思っていたらCDも売っていた、後でガイドブックにも載ってる有名なグループだった。
外でアルミの脚立を使ってバランスと取りながらジャグリングをする大道芸を見物。調子のよいトークと小技でお客を集めるが大技はなかなか始めない。お上りさんらしく座り込んで見とれる、本当は歩き疲れで休んでるのだ。
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ピカデリーのエロス像や有名なネオン看板を見てからリージェント街まで歩いていく。ここは世界老舗が並んでいて買い物好きには堪えられない通りだ。しかし、財力も物欲も伴わない私達が目指すは世界最古のおもちゃ屋「ハムレイズ」だ。鉛の兵隊からコンピュータゲームまで多彩な品揃え、日本では見たことの無いおもちゃも多数ある。
ぬいぐるみのテディベアをはじめ各種各大きさ揃ってます。ハムレイズ オリジナルの木工キットや入れ墨セット、ビーズアクセサリキットを姪達に買う。また、この店で20ポンド以上買い物をしてロンドンパスを見せると、オリジナルの白い熊のぬいぐるみが貰える。
バスでホテルまで帰るつもりが路線を間違えてハイケンジントンで降りる。バス停の前に大きなスーパー(センズベリー)があったので夜食のサンドイッチとビールを買う。路線図を良く確認して今度はホテルの前のバス停に無事についた。最後にスーパーに寄れたので災い転じて福となると思うことにしよう。
今日も良く歩いてくたびれたが、部屋に入って子供達からのメールを読んでお風呂に入って元気回復。日記を書いて、ホームページを更新して寝た。
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