『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2019年第12号
19年 3月 3日 日曜
雨。
バナナ、以下の磯辺揚げ、掛け饂飩。外出せず。昼寝。アエラ都市伝説探偵団編『都市伝説探偵団』読み始める。カレーライス、コロッケ。ビデオ見ず。
19年 3月 4日 月曜
雨。
バナナ、以下の磯辺揚げ、掛け饂飩。外出せず。昼寝。『都市伝説探偵団』読了。さまざまな都市伝説について、由来と真偽を確かめようとする調査。予想通りだが、ほとんどの伝説に科学的根拠はない。俺としては「どうして人は伝説を信じたがるか」の方に興味があるが、そういう調査はなかった。ハンバーグ。ビデオ。『目がテン』移住シリーズ第5弾「山形県酒田市」後編。『デザイン トークス+』記憶〜人々の祈り。『ブラタモリ』#125 武蔵小杉。『探検バクモン』ニュー新橋ビル。1971年の開業以来、一貫して「サラリーマンの味方」であり続けるニュー新橋ビル。『又吉直樹のヘウレーカ!』“狭い空間”でも居心地よくなりますか?。息も詰まる狭く閉鎖的な空間で、果たして人は心地よく暮らせるのか?そのヒントが南極の昭和基地と火星居住模擬実験にあるという。
19年 3月 5日 火曜
晴。
バナナ、湯漬け。図書館。養老孟司著『逆さメガネで覗いた日本』読み始める。豚肉の生姜焼き。ビデオ。『人間ってナンだ?超AI入門 シーズン2』第8回 診療する。『チコちゃんに叱られる!』ひな人形の「お内裏様とお雛様」って誰/ニホン、ニッポン、どっちが正しい?/昆布の出汁はどうして海に出ないのか。『地球ドラマチック』サンゴ礁の海 ラグーン〜小さな魚マニーニの冒険。
19年 3月 6日 水曜
曇。
バナナ、烏賊の磯辺揚げ、掛け饂飩。外出せず。昼寝。『逆さメガネで覗いた日本』読了。教育論。「こちらに学ぼうという気がありさえすれば、ネコだって先生である。うちの先生はほとんど寝てばかりいるが、あれを見ていると、いつも思う。うちの先生は人生の達人だなあ」(p.4)。「教育について議論する以前の話、人間とはなんだとか、人はなんのために生きるかとか、いまの社会はどういうものか、そのことです。むずかしくいうなら、議論の前提です。それをもとにして、教育をどうするか、決めるわけでしょう。その常識が変であれば、教育はもちろん変になります」(p.22)。「アメリカも西欧も、日本も、いまでは中国も都市化しつつあります。たぶんそれが、教育の根本問題なのです」(p.24)。「現実とはなにか。それは皆さんの『行動に影響を与えるもの』なんです。だからそれは『人によって違う』」(p.33)。子どもはシミュレーションが効かない「シミュレーションが効かない状態になると、都会の人は『どうすればいいんだ』とかならず訊きます。この質問が出ること自体、『ああすれば、こうなる』が前提になっているんじゃないですか。そこで『シミュレーションが効かないんだよ』とまたいうと、『じゃあ、どうすればいいんだ』とまた訊いてきます。際限がないんですな、これは」(p.45)。「『シミュレーションが効かない状態がある』ということを、絶対に認めないんですよ。答えをいっときますますが、そういう状態になったら、努力・辛抱・根性しかないんですよ、じつは。だけど都会の人はこの三つが大嫌いなんだから。なんとか楽な方法がないかと思ってる」(p.45)。「政治なり経済なりは、人間が生き延びていくことを大前提にしています。それはだれだってわかっているでしょう。それなら社会が子供を作らなくなる、再生産しなくなるというのは、明らかに社会がおかしいわけです。話がひっくり返ってます」(p.47)。「誰かがコントロールしないと、この世界は秩序が保てない。多くの人はそう思っていると思います。そう思って教科書を検定する。でもいまは子どもが一日平均二〜三時間、テレビを見るという時代です。そのテレビに検定がありますか。教科書とテレビと、子どもはどちらを真剣に見ると思います? どっちの影響が大きいんですか」(p.74)。「要するに日本社会は、基本的な議論をだれもしないという、一見奇妙な面を持っています。それは、そうしなくても、『治まる』からでしょう。それを治めているのは、じつは世間の常識です。ただし、そこに関ることは議論しない。議論すると、それが意識化されます」(p.75)。法則は脳の中にある「科学者はこの種の説明をなかなか認めませんな。なぜなら、法則は外の世界にあると信じ込んでいるからです。でも脳の中にない法則を、脳が考えられるはずがないじゃないですか。だから、私のように時々意識的に『逆さメガネ』をかけなくてはいけないんですな」(p.107)。「成績は意識的能力、社会的適応の問題です。でも食事は身体の問題、自然の問題です。そこが親の段階ですでにお留守になっている。親ばかりを責めるつもりはありません。だから問題は都市化でしょうと、最初からいっているのです」(p.116)。養老孟司 名越康文著『「他人」の壁』読み始める。鰤の照焼。ビデオ。『カラオケ★バトル』。
19年 3月 7日 木曜
雨。
バナナ。外出せず。昼寝。『「他人」の壁』読了。対談。養老「人と人がわからなくていいという意味は、本質的にわかるはずがないということもあるんだけど、そのほうが、折り合いがつきやすいという意味もあるんですよ。わからないほうがうまくいく。別に全部がわからないからといって、その人が何か大変な事件を起こすこともないでしょう。(略)やることの大体はわかっているわけですから。別にわからなくても、日常の中でことは進んでいきますから」(p.9)。「『わかる方法』じゃなくて『わからない理由』を先に言ってしまうと、多くは前提が違うからです」(p.11)。「外国へ行っていいところは、通じないという前提からはじまることです」(p.26)。連歌のオリジナリティは場の雰囲気が出すということについて「詩人の大岡信さんから聞いたのですが、彼は外国の詩人の人たちと『連歌』ならぬ『連詩』をやったそうなんですが、外国人は最初、ものすごく戸惑うそうですよ。なぜなら、外国人は詩というものを、自己の考えを凝縮した表現だと理解しているでしょう」(p.30)。「やっぱり、『わかる』とか『気づく』の処方箋は、感覚を磨けってことだからさ、答えを言ってしまうと。それにはできるだけ、多様な状況に身を置くことがいいんで」(p.46)。「臨床心理の河合隼雄さんが、カウンセリングの秘訣は何ですかと人から聞かれるたびに、『相槌の打ち方ですな』といつも言っていました」(p.84)。「だって、さっきも言ったように、メルケルが『難民は全部受け入れる』と言ったりとか、トランプに反対したりとか、それらは一種の原理主義ですよ。現状を冷静に分析した上で言っているわけじゃない」(p.164)。「そのときに、しょうがないから、僕が昔よく思ったのは、『俺は世直しのために生まれたわけじゃねえ』ってこと。もう1つは、『世間は俺より前からあるんで、俺の都合でできているわけじゃねえ』って」(p.201)。『養老孟司の人生論』読み始める。カレーライス、ソーセージ、目玉焼き。ビデオ。『美の巨人たち』「伊藤若冲スペシャル」。
19年 3月 8日 金曜
晴。
烏賊の磯辺揚げ、掛け饂飩。買い物。『養老孟司の人生論』読了。「どんなに『正しい』目的で行われていることであっても、ある種の『うしろめたさ』を欠いた社会運動を私は疑います。疑うことが、いわばクセになったんです。ここでいう原理主義とは、なにかを絶対的とみなすということです」(p.141)。「『本当に正しいのはなにか』という疑問は、これからは個人が抱えていくんでしょうね。それが『正しい』あり方かもしれません。ソクラテスも孔子もデカルトも、それこそお釈迦様もキリスト様も、結局は個人でしたからね」(p.156)。「人は単純な解答を好みます。疑問に対して、きっぱりと、歯切れよく答える。格好いいじゃないですか。でもそれは、たいていウソです。単純で明快な解答がある場合も、もちろんあります。でもほとんどの場合には、『単純で明快な解答があればいいな』という希望なんです」(p.188)。「考えるにせよ、体を動かすにせよ、それを素過程に分解して、そのそれぞれを訓練すればいい、そういうことです」(p.191)。コリン・ウィルソン ダモン・ウィルソン著『世界不思議百科』読み始める。麻婆豆腐。ビデオ。『北斎 幻の肉筆画〜アメリカに眠る 画狂老人の魂』アメリカ・ワシントンにあるフリーア美術館が所蔵する北斎の肉筆画。「絶品中華を食べつつ国際派タレントを目指そう!餃子の王将で中国語をマスター!」外国人観光客No.1は中国人!毎年800万人が来日する。これからは中国語が必要という事で楽しく中国語をマスター!餃子の王将では注文を受けた店員が厨房にオーダーを通す時中国語が使われている。様々な中国語が飛び交う餃子の王将で中国語をマスターしよう!中には変な中国語も?徹底解説!。『4K国際共同制作 ブループラネット完全版』第1集 熱帯から極地の海へ。『4K国際共同制作 ブループラネット完全版』第2集 深海 最後のフロンティア。こういう、画面に緊張感と詩情のある自然ドキュメンタリーをたくさん見たい。
19年 3月 9日 土曜
晴。やや風強し。
オレンジ、烏賊の磯辺揚げ、湯漬け。外出せず。昼寝。読書『世界不思議百科』。ハンバーグ。ビデオ。『美の壺・選』書の道具。硯、隅、筆。『100分de名著』夏目漱石スペシャル 第1回“三四郎”と歩行のゆくえ。「三四郎」で描かれる体験は、まだ誕生したばかりの近代小説、それを書き始めた漱石、それと出会った当時の読者、そして、産声をあげたばかりの近代国家・明治日本のとまどいを象徴している。『デザイン トークス+』記憶〜物語の力。
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